Linux 教科書 LinuC レベル 2 Version 10.0 対応

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Linux 教科書 LinuC レベル 2 Version 10.0 対応の表紙
OS
著者:
中島 能和 / 濱野 賢一朗(ナカジマ ヨシカズ / ハマノ ケンイチロウ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2020年11月16日頃
ISBN:
9784798167961
シリーズ:
EXAMPRESS
在庫:
予約受付中
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中級者向け
LinuxOS仮想マシン資格対策実践学習コマンドラインシステム管理問題解決技術学習リ눅ス

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書籍紹介

豊富な問題と仮想マシンで合格レベルの技術が身につく!

技書の森解説

LPI-Japan の Linux 技術者認定 LinuC のレベル 2 を、Version 10.0 の 201 試験と 202 試験の両方について 1 冊で準備するための試験対策書です。『Linux 教科書 LinuC レベル 2 Version 10.0 対応』は中島 能和 著、濱野 賢一朗 監修で、翔泳社の Linux 教科書シリーズの 1 冊として 2020 年 11 月 16 日に発売されました。版元の紹介文によると、LinuC は 2020 年 4 月に Version 10.0 へ改訂され、本書はレベル 2 Version 10.0 に対応した LPI-Japan 認定テキストと位置づけられています。紹介文はあわせて、練習問題を各章末に載せていることと、CentOS の実習環境を翔泳社の Web サイトからダウンロードできることを挙げています。

201 試験と 202 試験の 2 部、序章と全 15 章の構成

序章「LinuC の概要」で試験の仕組みや受験の申し込み、試験問題の形式、学習の進め方を確かめたあと、第 1 部が 201 試験、第 2 部が 202 試験に対応します。第 1 部は第 1 章のシステムの起動と Linux カーネルから、第 2 章のファイルシステムとストレージ管理、第 3 章のネットワーク構成、第 4 章のシステムの保守と運用管理、第 5 章の仮想化サーバー (KVM)、第 6 章のコンテナ (Docker) へ進み、第 7 章が 201 試験の模擬試験です。第 2 部は第 8 章のネットワーククライアントの管理 (DHCP、PAM、LDAP) に始まり、第 9 章のドメインネームサーバー、第 10 章の HTTP サーバーとプロキシサーバー、第 11 章の電子メールサービス、第 12 章のファイル共有サービス (Samba と NFS)、第 13 章のシステムのセキュリティ (パケットフィルタリング、OpenSSH、OpenVPN) と続き、第 14 章「システムアーキテクチャ」では高可用システムの実現方法やキャパシティプランニング、クラウドサービス上のシステム構成を扱います。第 15 章が 202 試験の模擬試験で、付録に VirtualBox を使った実習環境の使い方が置かれています。版元の紹介文は模擬試験を巻末の 1 回分と表現していますが、目次では 2 つの試験それぞれの模擬試験が第 7 章と第 15 章に配置されています。

名前解決から仮想化、設計まで、レベル 2 が問う範囲の意味

レベル 2 の範囲は、1 台の Linux を操作するだけでなく、そのサーバーがネットワークの中でサービスを提供し、ほかのサーバーと組み合わさって動く場面へ広がります。たとえば DNS のゾーンファイルを書き換える作業は、記述を 1 か所誤るだけで社内外からサービスに到達できなくなるため、仕組みと設定の両方を理解していることが求められます。Web サーバーの前段に置く リバースプロキシ は、負荷の分散やキャッシュ、暗号化の終端を担う構成要素で、どのサーバーが何を受け持つかを説明できることが設計の出発点になります。また、仮想マシンが OS ごと仮想化するのに対して、コンテナ はカーネルを共有したまま実行環境を切り分ける仕組みで、両者の違いを理解しておくと、どちらでサービスを動かすかの判断がつきます。Version 10.0 のレベル 2 はこれらに加えて可用性や拡張性を考えた構成の基本も扱っており、本書の第 14 章がそこに対応します。

認定の条件と、本書を選ぶ人に向く準備の進め方

LPI-Japan の公式ページによると、2026 年 10 月時点でレベル 2 として掲載されている版は Version 10.0 で、旧バージョンの出題範囲として Version 4.5 が別に示されています。受験の前提条件は無く、レベル 2 を先に受験することもできますが、レベル 1 の認定を取得するまでレベル 2 の認定は得られず、201 試験と 202 試験の両方に 5 年以内に合格する必要があります。本書の実習環境は刊行時の CentOS を前提にしているため、別のディストリビューションで手を動かす場合は、パッケージの名前や設定ファイルの場所が異なることがあります。CentOS Linux は 8 が 2021 年 12 月 31 日に、7 が 2024 年 6 月 30 日にサポートを終えています。本書は、レベル 1 を終えてサーバーの構築や運用に関わり始めた人に向けて、2 つの試験の範囲を同じ著者の解説で一続きにまとめ、章末の練習問題と各試験の模擬試験を収めています。

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