エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計の表紙

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計(エリック エヴァンス ノ ドメイン クドウ セッケイ)

ソフトウェア開発の実践

著者:
エリック・エヴァンス/今関剛(エヴァンス,エリック/イマゼキ,タケシ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2011年04月
ISBN:
9784798121963
シリーズ:
IT architects’ archive
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.12(17 件)
DDD

なぜ注目されているか

言及数
3
総合
7
194 件の言及
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技書の森解説

ドメイン駆動設計 (DDD) を学びたいが、エヴァンス本は難しいと聞く」という声は絶えません。実際、本書は 500 ページを超える分量に加え、翻訳の硬さもあり、一読で全体像を掴むのは容易ではありません。それでもなお原典として読まれ続けるのは、 DDD の思想が「パターンのカタログ」ではなく「ソフトウェアの複雑さにどう立ち向かうか」という問いへの回答として書かれているからです。

本書の核にあるのは、ビジネスの専門家と開発者が共通の言語 (ユビキタス言語) を鍛え上げ、その言語がそのままコードの構造になる、という設計哲学です。 Entity や Value Object といった戦術的パターンだけを拾い読みしても実務では空回りしがちで、第 4 部の戦略的設計 (境界づけられたコンテキスト、コンテキストマップ) まで読み通して初めて全体の骨格が見えてきます。

挫折しやすい本であることは否定できませんが、対策はあります。先に軽量な入門書や勉強会資料で全体構成を把握してから本書に臨むと、各章が地図のどこに位置するかが分かり格段に読みやすくなります。一度で消化する本ではなく、設計判断に迷ったときに該当章を引き直す辞書的な使い方が長く効きます。大規模なドメインを扱うチームで設計に共通言語を持ちたいと考えるなら、避けて通れない一冊です。

言及 Qiita 記事 (161 件)

言及 Zenn 記事 (2 件)

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