SHIFT 解剖

SHEFT カイボウ

究極の人的資本経営

SHIFT 解剖の表紙
その他
著者:
飯山辰之介(イイヤマシンノスケ)
出版社:
日経 BP
出版日:
2025年11月14日頃
ISBN:
9784296208531
在庫:
在庫あり
3.95(23 件 / 楽天ブックス)

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書籍紹介

「部下の給与を増やせない上司は不要」。
SHIFT の「人的資本経営」のスタンスを象徴するのがこの言葉だ。「給与は人材という資本への投資であって、コストではない」と SHIFT の丹下大社長は断言する。

IT 企業でありながら「元警察官だろうがキャバクラだろうが引きこもりだろうが、前職を問わない」採用、「トップガン」と呼ばれる社員の隠れた能力を引き出す仕組み、急成長した社員が稼げば「前年比で 600 万円の昇給」が当たり前に行われる風土。これらが「上場 10 年で売上高 50 倍」という驚異的な数字に結実した。人の能力をとことん引き出し、企業の成長につなげる。丹下社長ら経営陣、そして現場への密着取材で、SHIFT の「究極の人的資本経営」を徹底解剖する。

技書の森解説

『SHIFT 解剖』 (飯山辰之介 著、日経 BP、2025 年 11 月刊) は、IT 企業 SHIFT の経営を、社長の丹下大をはじめとする経営陣と現場への密着取材で描いた企業ノンフィクションです。副題は「究極の人的資本経営」で、給与を人材への投資と位置づける同社の考え方が、採用、社員の能力の引き出し方、昇給の風土としてどのように形になっているかを扱います。国立国会図書館の書誌では件名に SHIFT が付き、分類は日本十進分類法の 007.35 (情報産業) に置かれています。

給与をコストでなく投資とみなす SHIFT の方針

版元の紹介文は、同社の人的資本経営のスタンスを象徴する言葉として「部下の給与を増やせない上司は不要」を挙げ、丹下社長の「給与は人材という資本への投資であって、コストではない」という言葉を引いています。給与を抑えるべき費用として扱うか、将来の成果を生む投資として扱うかで、上司に求められる役割の定義も変わります。紹介文によれば、上司は部下の給与を増やすことを求められる立場で、本書はこの方針を経営陣と現場への取材で掘り下げています。

前職を問わない採用、「トップガン」、昇給の風土

紹介文が挙げる具体例は 3 つです。IT 企業でありながら「元警察官だろうがキャバクラだろうが引きこもりだろうが、前職を問わない」採用、「トップガン」と呼ばれる社員の隠れた能力を引き出す仕組み、そして急成長した社員が稼げば「前年比で 600 万円の昇給」が当たり前に行われる風土です。採用の入口、入社後の能力の発掘、成果の給与への反映という 3 つの段階にまたがる例で、紹介文はこれらが「上場 10 年で売上高 50 倍」という数字に結実したと述べています。

人的資本経営という考え方と IT 企業の組織

人的資本経営は、人材を削減の対象となる費用ではなく、教育や処遇への投資によって価値が高まる資本として捉え、その価値を企業の成長につなげようとする経営の考え方です。IT 企業では、提供するサービスの質が技術者一人ひとりの能力に大きく左右され、設備よりも人への支出が事業の中心になります。そのため、採用の基準、育成の手段、評価と昇給の仕組みをどう設計するかが、事業の競争力に直接関わります。本書は一つの企業の採用から処遇までを取材で追う形をとっています。開発チームや技術マネジメントの本の選び方は チームや組織の運営 にまとめています。

経営陣と現場への取材で描く範囲

取材の対象は、紹介文によれば丹下社長ら経営陣と現場です。2026 年 10 月時点の日経 BP の書籍ページには、著者が本書を解説する記事と、本書の「はじめに」を掲載した記事が紹介記事として並んでいます。本書は、給与を投資とみなす SHIFT の方針と、それを支える採用、能力の引き出し方、昇給の風土を、経営陣と現場への密着取材でまとめた企業ノンフィクションです。

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