計算システム入門の表紙

計算システム入門(イワナミコウザソフトウェアカガク1)

計算システム入門

著者:
所 真理雄(トコロ マリオ)
出版社:
岩波書店
出版日:
1988年01月01日頃
ISBN:
9784000103411
シリーズ:
岩波講座 ソフトウェア科学 〔基礎〕1
在庫:
在庫あり
★★★★★5(1 件)
初級者向け
オブジェクト指向計算システムプログラミング基礎アセンブラシステムプログラミング入出力処理ファイル操作オペレーティングシステムコンピュータアーキテクチャプログラミング言語

なぜ注目されているか

言及数
700
総合
891
46 ランクダウン3 件の言及

書籍紹介

オブジェクト指向の立場から計算システムとプログラミングの基礎概念を整理し、アセンブラによるプログラム作成の方法を系統的に解説する。さらに、入出力、ファイルなどのシステムプログラム、オペレーティングシステムについても実践的な説明を与えた。本書を一歩一歩読み進めば、計算システムの全容を完璧に理解することができる。

技書の森解説

コンピュータはなぜ計算できるのか。本書は所真理雄氏による岩波書店刊の入門書で、論理回路の構成からプログラムの実行、オペレーティングシステムの役割までを一貫した視点で解説します。個別のプログラミング言語や特定の OS の操作方法ではなく、「計算を行うシステム」という抽象的な対象の原理を、層を重ねるように積み上げていく構成です。ハードウェアとソフトウェアの境界がどこにあり、各層がどのように協調して動作しているかを見渡す力が養われます。

取り扱う領域はブール代数、組合せ回路、順序回路から始まり、命令セットアーキテクチャ、アセンブリ、コンパイラの基本原理、プロセス管理、メモリ管理へと進みます。各章は数学的な厳密さを保ちながらも、図を多用して概念を視覚化しており、大学の情報科学系学部の教科書として使われることを想定した難易度です。

本書一冊で特定の技能が身につくわけではありませんが、計算機が「何層もの抽象化の上に成り立つシステムである」という全体像を最初に掴んでおくことは、その後にどの分野 (OS 、コンパイラ、ネットワーク、組み込み) を深掘りするにしても、見通しの良さとして効いてきます。

言及 Qiita 記事 (3 件)

この本に興味がある方におすすめ

この本に関連

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ