[改訂 2 版]Oracle の基本 〜データベース入門から設計 / 運用の初歩まで
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- 著者:
- 渡部 亮太 / 舛井 智行 / 岡野 平八郎 / 峯岸 隆一 / 日比野 峻佑 / 相川 潔(ワタベ リョウタ / マスイ トモユキ / オカノ ヘイハチロウ / ミネギシ リュウイチ / ヒビノ シュンスケ / アイカワ キヨシ)
- 注目:
- 総合 1925 位
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2022年07月16日頃
- ISBN:
- 9784297129545
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
データベース製品で世界 / 国内ともに No.1 のシェアを誇る Oracle は、データベースに携わるエンジニアにとって必須知識の 1 つといえます。本書では、Oracle 初心者 / 新人エンジニアが押さえておくべき知識とスキルを、現場で活躍する Oracle エンジニアたちが、わかりやすく丁寧に解説。Oracle の使い方はもちろん、データベースの基礎知識から、データ操作のための SQL、テーブル設計、データベース運用 / 管理の基礎までしっかり押さえ、実務で使える入門スキルを身につけられます。
改訂 2 版では、最新安定バージョンに合わせて解説をアップデート。今後主流となるコンテナベースのデータベース構成についての解説も強化しました。
Oracle やデータベースを学びたいすべての人に最適な入門書です。
技書の森解説
『[改訂 2 版]Oracle の基本』 (渡部亮太、舛井智行、岡野平八郎、峯岸隆一、日比野峻佑、相川潔 著、株式会社コーソル 監修、技術評論社、2022 年 7 月刊) は、Oracle Database を初めて扱う人に向けて、データベースの基礎知識から SQL によるデータ操作、テーブル設計、データベースの運用と管理の基礎までを解説した入門書です。副題は「データベース入門から設計 / 運用の初歩まで」です。版元はおすすめの対象として、Oracle 初心者、データベース初心者、ORACLE MASTER を受験する人を挙げています。版元の紹介文によれば、改訂 2 版では安定版のバージョンに合わせて解説を更新し、コンテナベースのデータベース構成の解説を強化しています。国立国会図書館の書誌には「21c/19c〜11g 対応」の注記があります。
全 6 章の構成、データベースの基礎から運用と管理まで
本文は全 6 章で、「はじめに」と「本書について」が冒頭に、「おわりに」と索引、著者略歴、監修者略歴が巻末に置かれています。第 1 章「データベースを知る」でデータベースが必要な理由とリレーショナルデータベースの基礎を押さえ、第 2 章「Oracle を使ってみる」でインストールから接続、起動と停止、学習用ユーザーの作成、テーブルとデータ操作の基本へ進みます。第 3 章「より高度なデータ操作を学ぶ」、第 4 章「データをより高速に / 安全に扱うしくみ」、第 5 章「テーブル設計の基本を知る」を経て、第 6 章「データベース運用 / 管理のポイントを押さえる」で締めくくります。
マルチテナントの CDB と PDB、SQL とトランザクションの基本
第 2 章は、インストールファイルのダウンロードと Oracle のインストールに続いて、マルチテナントアーキテクチャと作成したコンテナデータベースの確認を扱い、CDB ルートへのローカル接続と PDB へのリモート接続、コンテナデータベースの起動と停止、PDB のオープンとクローズを手順として示します。マルチテナントアーキテクチャは、1 つのコンテナデータベース (CDB) の中に複数のプラガブルデータベース (PDB) を収め、メモリやバックグラウンドプロセスを CDB で共有しながら、PDB ごとに独立したデータベースとして扱う構成です。接続先やユーザーの扱いが 1 インスタンス 1 データベースの構成とは変わるため、本書は第 4 章でもマルチテナント環境におけるユーザーと共通ユーザーを扱っています。SQL は、2.5 の節で CREATE TABLE 文、INSERT 文、SELECT 文、UPDATE 文、DELETE 文、TRUNCATE TABLE 文、DROP TABLE 文を一通り扱い、第 3 章で ORDER BY 句によるソート、SUM () や AVG () などによる集計と GROUP BY 句、HAVING 句、NULL と IS NULL 条件、SELECT 文同士の組み合わせ、内部結合と左右の外部結合、検索結果の表示の調整、トランザクションへ進みます。トランザクションの節には「ALL or NOTHING」特性を説明する項があり、これは ACID と呼ばれる 4 つの性質のうちの原子性にあたります。
インデックスと制約、テーブル設計の 3 つのステップ
第 4 章は、検索処理を速くするインデックス、SELECT 文をまとめるビュー、NOT NULL 制約や主キー制約、一意制約、外部キー制約、チェック制約、連番を振り出すシーケンス、ユーザーと権限、ロール、管理ユーザーの SYS と SYSTEM を扱います。インデックス は列の値と行の位置を対応づけた表とは別の構造で、条件に合う行を全体の走査なしに探せる代わりに、データを更新するたびにインデックスも書き換わるため、どの列に付けるかが設計の論点になります。第 5 章は、テーブル設計を概念設計、論理設計、物理設計の 3 つのステップに分けます。題材の業務からエンティティと属性を抽出して概念 E-R 図を作り、論理設計で主キーの決定、くり返し項目の切り出し、多対多関連の交差テーブルへの変換、正規形のルールの確認を行い、物理設計でデータ型とサイズ、制約、インデックスを付ける列、表領域、サイズの見積もりを決めて CREATE 文の作成まで進みます。くり返し項目の切り出しや正規形のルールの確認は、重複を除いて更新の矛盾を防ぐ 正規化 の手順です。
バックアップと監視、リスナーの構成を扱う運用と管理
第 6 章は、運用と管理が適切でないと起きる問題の整理から始まり、アーカイブログモードへの変更、RMAN によるオンラインバックアップとオフラインバックアップ、障害からの復旧、オプティマイザ統計情報の収集とテーブルの再編成、初期化パラメーターの確認と変更、死活監視やストレージと OS リソースの監視、リスナーの構成と簡易接続ネーミングメソッド (EZCONNECT) によるリモート接続、トラブルの際のログの確認と My Oracle Support の活用までを扱います。アーカイブログモードでは、変更の記録である REDO ログを上書きする前に保存しておくので、データベースを止めずにバックアップを取り、障害の直前の時点まで復旧できます。
版元の書籍ページの監修者紹介 (2026 年 10 月時点) では、株式会社コーソルを Oracle を中心にデータベースの設計、導入と構築、運用管理、保守とサポートを手がける会社と紹介しています。SQL から設計までのデータベースの技術書の選び方は データベース本ガイド にまとめています。本書は、Oracle Database のインストールと接続から、SQL によるデータ操作、インデックスや制約などの仕組み、テーブル設計の 3 つのステップ、バックアップと監視を含む運用と管理までを、全 6 章に収めています。
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