言葉をイメージに変える ひらめきデザインひき出し帖

コトバヲビジュアルニカエル ヒラメキデザインヒキダシチョウ

言葉をイメージに変える ひらめきデザインひき出し帖の表紙
デザイン / グラフィックス
著者:
pasto(パスト)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年09月15日頃
ISBN:
9784297130060
在庫:
在庫あり
5(2 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
WEBデザインデザイン・グラフィックスグラフィックデザインビジュアルコミュニケーションデザイン思考アイデア生成デザイン戦略ブランディングデザインリサーチビジュアルディレクションデザイン参考資料クリエイティブプロセス

なぜ注目されているか

総合1254位 ↑ 2 ランクアップ

書籍紹介

クライアントからの依頼時には「ターゲット」と「コンセプト」が提示されます。ターゲットや商品サービスのコンセプトは具体的でも、それを伝えるビジュアルに落とし込むには「イメージキーワード」が重要になります。そして提案デザインのバリエーションを広げるには、キーワードの深掘りだけでなく広がりも大切。クライアントとデザイナー/クライアントとクライアントのお客様のコミュニケーションを成立させるには、ことばをビジュアルに落とし込む作業は必須なのです。
本書は、デザイン発注時に頻出する、イメージが無限に広がる定番のことばをビジュアル化するのに役立つデザイン知識 (ことばのアイデアツリーと配色、フォント選び) とデザイン見本 (具体的なデザインパターン) を提供します。42 のメイン頻出キーワードと 182 のサブキーワードを掛け合わせた“イメージキーワード辞典”として、デザインの“今すぐひらめきたい”に応えます。

Introduction

言葉からデザインをひき出すためのヒント

イメージを広げるアイデアツリーの使い方、教えます

PART 1 “らしさ”を訴求するデザインのひらめき IDENTITY
PART 2 高級感を伝えるデザインのひらめき EXPENSIVE

PART 3 親しみ感のあるデザインのひらめき FRIENDLY

PART 4 エコなデザインのひらめき SUSTAINABILITY

PART 5 感情を表現するデザインのひらめき EMOTIONAL

PART 6 時代感が伝わるデザインのひらめき GENERATION

コラム「Design 基本ルール」
温度を感じる色、重さを感じる色

フォントファミリーとは

レイアウトスペースについて

グリッドレイアウトを活用する

シンメトリーレイアウトのポイント

カラートーンを意識する

カラー比率を意識する、3 色以上を使う場合の比率

欧文フォントについて

文字の表現方法

膨張色と収縮色、進出色と後退色

逆三角形のレイアウト、ジャンプ率を高める

補色と反対色

余白による強調効果

人工的な配色にするには

二分割構図、トンネル構図

技書の森解説

高級感を出したい、もっと親しみやすくしたい。デザインの依頼で渡される言葉は、具体的な色や書体を指していないことがあります。『言葉をイメージに変える ひらめきデザインひき出し帖』 (pasto 著、技術評論社、2022 年 9 月 15 日発売) は、そうした発注時に頻出する「イメージキーワード」を手がかりに、言葉をビジュアルへ落とし込むためのデザイン知識とデザイン見本をまとめた本です。版元は、ことばのアイデアツリーと配色、フォント選びの知識に具体的なデザインパターンを組み合わせ、42 のメイン頻出キーワードと 182 のサブキーワードを掛け合わせた辞典として紹介しています。

高級感や親しみ感など 6 つの PART に分かれた構成

目次は Introduction「言葉からデザインをひき出すためのヒント」でアイデアツリーの使い方を説明したあと、6 つの PART に進みます。PART 1「“らしさ”を訴求するデザインのひらめき」 (IDENTITY)、PART 2「高級感を伝えるデザインのひらめき」 (EXPENSIVE)、PART 3「親しみ感のあるデザインのひらめき」 (FRIENDLY)、PART 4「エコなデザインのひらめき」 (SUSTAINABILITY)、PART 5「感情を表現するデザインのひらめき」 (EMOTIONAL)、PART 6「時代感が伝わるデザインのひらめき」 (GENERATION) という並びで、伝えたい印象の大きな方向ごとに見本を引ける作りです。これとは別に、コラム「Design 基本ルール」として「温度を感じる色、重さを感じる色」「フォントファミリーとは」「グリッドレイアウトを活用する」「逆三角形のレイアウト、ジャンプ率を高める」「補色と反対色」「余白による強調効果」「二分割構図、トンネル構図」などの項目が置かれています。

印象語を配色と書体とレイアウトに分解する考え方

抽象的な言葉がデザインに変わるまでには、いくつかの段階があります。まず「高級感」のような大きな言葉を、静けさ、重厚さ、洗練といった下位の言葉に広げ、どの方向を狙うのかを決めます。そのうえで、色相と明度と彩度の組み合わせ、明朝体かゴシック体か、欧文書体ならセリフかサンセリフか、余白を広く取るか詰めるか、見出しと本文の文字サイズの差であるジャンプ率を大きくするか小さくするか、といった具体的な選択へ分解していきます。同じ「高級感」でも、黒と金で重く見せる方向と、白地に細い書体と広い余白で軽く見せる方向では、受け手の印象がまったく違います。本書は、言葉を枝分かれさせる図と、配色やフォントの見本を組で示します。

版元が挙げる読者と、目次に無い題材

版元は対象として、アイデアや時間や打ち手が足りずに困っているデザイナー、クライアントへのヒアリングでつまずきやすいデザイナー、デザインを発注する際にイメージを伝えるのに苦戦している店や会社の担当者を挙げています。作る側と頼む側の両方を読者に挙げています。著者は、版元の著者紹介によれば数社のデザイン事務所を経て 2018 年にフリーランスとして独立し、広告、エディトリアル、Web とジャンルを問わずアートディレクションとデザインを手がけています。一方で、版元の概要と目次にソフトウェアの操作を扱う項目は見当たりません。Figma や Photoshop の使い方、Web のコーディングの教本は Web デザインを独学する本の選び方 で扱っています。

手は動くのに案が 1 つか 2 つで止まってしまう人、あるいは打ち合わせで出た言葉をどう形にすればよいか迷う人に向けて、本書は、キーワードから見本へたどれる形でまとめられています。版元の紹介では、メイン頻出キーワードは 42、サブキーワードは 182 です。

この本に興味がある方におすすめ

関連する本

pasto の他の書籍

関連記事

関連用語

共有: