プログラムのつくりかた Python 入門編 Lv.0(プログラムノツクリカタ パイソン ニュウモンヘン レベルゼロ)
プログラミング- 著者:
- 榎本竜二(エノモトリュウジ)
- 出版社:
- 実教出版
- 出版日:
- 2022年10月26日頃
- ISBN:
- 9784407352542
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
技書の森解説
書名の「 Lv.0 」が本書の性格を端的に表しています。 Python の文法から始めるのではなく、そもそもプログラムとは何か、処理の手順をどう設計するかというレベルゼロの地点から出発する初学者向けテキストです。著者は榎本竜二氏、 2022 年 10 月に実教出版から刊行されました。教科書・教材を主力とする版元らしく、授業でも独習でも使える平易な紙面づくりです。
内容はプログラミングとは何かという導入に始まり、アルゴリズムとフローチャートによる手順の表現、そして構造化プログラミングの核である順次処理・選択処理・繰り返し処理を一つずつ丁寧に進めます。多くの入門書が数ページで通過するこの基本 3 構造に紙幅を割くのは、写経はできるのに自分では組み立てられないという初学者のつまずきが、たいていここの理解不足に由来するからです。データの扱い方や関数の定義、ライブラリを使ったグラフィカルなプログラム作りへと発展する流れも用意されています。
前提知識は不要で、高校の「情報Ⅰ」世代の学習や、社会人が Python を学び直す際の最初の一歩に合う水準です。じっくり基礎を固めたい人向けである一方、すでに他言語の経験がある人には平易すぎるので、その場合は中級向けの本から入る方が早いはずです。急がば回れを地で行く構成をどう評価するかで、この本との相性が決まります。
この本に興味がある方におすすめ
この本に関連
関連記事
アルゴリズム本ガイド - 競プロだけじゃない、実務に活きる選び方
アルゴリズム本の 3 タイプと、実務でアルゴリズムの知識が活きる場面、数学が苦手な人向けの学習ルートを紹介します。
Python 本の選び方 - 独学の最初の 1 冊から実務品質まで
Python 本の選び方を「動機」から逆算して整理。プログラミング未経験の最初の 1 冊、業務自動化に直結する本、型ヒントとコード品質で実務水準へ進む本まで、2026 年 8 月時点の定番を独学ルートに沿って解説します。
ゲームが好きならプログラミングの本も読める
ゲームの攻略本を読んだことがあるなら、プログラミングの本も読めます。攻略本とプログラミング本の共通点から、読書のハードルを下げます。
関連用語
グラフアルゴリズム
ノードとエッジで構成されるグラフ構造に対する探索 / 最短経路 / 接続性の分析アルゴリズム
競技プログラミング
与えられた問題を制限時間内に正確 / 高速に解くプログラミング競技
プログラミング
コンピュータに実行させる手順をプログラミング言語で記述し、動作を作り出す行為
依存グラフとは - モジュール間の依存関係を可視化する方法
依存グラフはパッケージやモジュール間の依存関係を有向グラフで表現する手法。循環依存の検出 / ビルド順序の決定 / 影響範囲分析での活用法を解説
pandas
Python で表形式データを扱うためのライブラリ。データ分析の定番ツール
グラフデータベース
ノード (エンティティ) とエッジ (関係) でデータを表現し、複雑な関係性のクエリに特化したデータベース