C 言語教科書

シー ゲンゴ キョウカショ

「言語仕様」から「データ構造」「アルゴリズム」の実

C 言語教科書の表紙
プログラミング
著者:
田中成典(タナカ, シゲノリ)
出版社:
工学社
出版日:
2013年04月
ISBN:
9784777517534
シリーズ:
I / O books
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
C・C++・C#プログラミングアルゴリズムデータ構造基礎プログラミングポインターメモリ管理関数構造体ファイル入出力

なぜ注目されているか

総合2481位

書籍紹介

豊富な「サンプル・プログラム」や「練習問題」を通して、基本から応用まで、段階的に C 言語のプログラミングが学べる。「基礎編」では、C 言語の「文法」と「基本構文」「関数」「構造体」「ファイル入出力」について解説し、「応用編」では、「ポインタ」「メモリ管理」から、さまざまな「データ構造」や「アルゴリズム」まで解説。

技書の森解説

『C 言語教科書』 (田中 成典 監修、工学社、2013 年 4 月刊) は、C 言語の言語仕様を固めたうえで、データ構造とアルゴリズムを C 言語で実装するところまでを 1 冊で扱う本です。工学社の I/O BOOKS の一冊です。国立国会図書館の書誌では、責任表示は田中成典 監修、I/O 編集部 編集です。版元の書籍ページの見出しには「『言語仕様』から『データ構造』『アルゴリズム』の実装まで」が添えられています。版元の紹介文には、実践的なプログラムを開発するには言語仕様の理解に加えて、処理速度や処理効率に影響を与えるデータ構造とアルゴリズムの理解が要るとあります。

第 1 部 基礎編、文法から構造体とファイル入出力まで

本書は 2 部 19 章の構成です。第 1 部 基礎編は 10 章で、第 1 章「文法の基礎」で C 言語の特徴と実行モジュールの開発手順、定数と変数、データの入出力、プリプロセスを押さえ、第 2 章「演算子」、第 3 章「条件分岐処理」、第 4 章「繰り返し処理」、第 5 章「配列」、第 6 章「文字と文字列」、第 7 章「関数」と進みます。第 7 章には再帰呼び出しとコマンドライン引数の節があります。続く第 8 章で変数の有効範囲と記憶クラス、第 9 章「構造体」で構造体と構造体型配列、第 10 章「ファイル入出力」でファイルの読み書きを扱います。

第 2 部 応用編、ポインターからハッシュ表と木構造の実装へ

第 2 部 応用編は第 11 章のポインターから始まり、アドレスとポインター、ポインター変数と配列、ポインターと構造体、ポインター配列を扱います。第 12 章で関数どうしのポインターと構造体の受け渡し、第 13 章で malloc 関数と realloc 関数による動的なメモリ領域の確保を学んだあと、第 14 章でデータ構造とアルゴリズムの概要と探索、整列のアルゴリズムへ進みます。第 15 章はリスト構造で、単方向リストと双方向リストをそれぞれ実装します。第 16 章はハッシュ・テーブルで、ハッシュ関数、オープンアドレス法、チェイン法を扱い、チェイン法による実装を載せています。最後の 3 章は木構造で、第 17 章が二分探索木、第 18 章が AVL 木、第 19 章が B 木を、それぞれ概要、データの操作、実装の順に扱います。

ハッシュ・テーブルと木構造の用語

キーから格納位置を計算する ハッシュテーブル は、衝突した要素の扱い方で実装が分かれ、空いている別の位置を探すのがオープンアドレス法、同じ位置に連結リストでつなぐのがチェイン法です。AVL 木は高さの差を回転で整える二分探索木で、B-Tree は 1 つの節に複数のキーを持たせて木を低く保つ木構造です。

練習問題と応用編の章の形

版元の目次では、各章末に練習問題が置かれ、応用編の第 15 章と第 17 章から第 19 章は概要、データの操作、実装の順で進みます。本書は、C 言語の文法の基礎から、リスト、ハッシュ・テーブル、二分探索木、AVL 木、B 木の実装までを、基礎編と応用編の 2 部 19 章に収めています。

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