Pythonista3 入門

パイソニスタスリー ニュウモン

Pythonista3 入門の表紙
プログラミング
著者:
大西 武(オオニシ タケシ)
出版社:
工学社
出版日:
2022年08月26日頃
ISBN:
9784777522101
シリーズ:
I/OBOOKS
在庫:
在庫あり
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初級者向け
PythoniOS 開発モバイルプログラミングPythonista3統合開発環境 (IDE)ビギナー向けグラフィカルなプログラミングデフォルトアセットタッチ操作シンプルなコード

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書籍紹介

「Pythonista3」はパソコン上ではなく iPhone や iPad 上で動作する「Python」をプログラミングしたり実行したりできる有料の「IDE」統合開発環境)。

「パソコンをもっておらず、「iPhone」や「iPad」で「Python」をプログラミングしたい人」、あるいは「パソコンはあるけど「iPhone」や「iPad」でもプログラミングしたい人」のためのアプリです。
*

本書は「Pythonista3」の入門書で、iPhone でも触りやすいように 5〜29 行のシンプルなコードを中心に進めていきます。

また、「Pythonista3」には、キャラクター画像やサウンドなどのアセットもたくさん用意されています。
本書でもデフォルトのアセットを使っており、特別な準備は要りません。

もちろん、自分で用意したアセットも使えるので、自前で用意したキャラクター画像も読み込むサンプルコードも用意してあります。
■「Python」と「Pythonista」について

・「Python」について

・「Pythonista3」について

・「Pythonista3」の使い方と「py ファイルの実行」

■「10 行以下」のミニサンプル

・「URL 一覧」からホームページを開く

・「地図の表示」

・「写真」の保存

・エディタの「読み上げ」

■「ゲーム状態」の切り替え

・「テンプレート」の作成

・「タイトル」の表示

・「画面タッチ」で「ゲーム状態」を変更

■タッチゲーム

・「テンプレート」の作成

・「スプライト」の表示

・「タッチゲーム」の完成

■鬼ごっこゲーム

・「テンプレート」の作成

・「スプライト」の表示

・キャラ同士の「当たり判定」

■お絵描きツール

・「テンプレート」の作成

・「1 本の線」を描く

・「線画」でお絵描き

■簡易 Web ブラウザ

・「Web ブラウザ」の UI をデザイン

・「簡易 Web」ブラウザの完成

■ピアノアプリ

・「ピアノの UI」をデザイン

・「ピアノの音」を鳴らす

■英語クイズ

・「英語クイズ」の UI のデザイン

・「日本語の問題」を出題

・「英語クイズ」の正解と不正解

■カスタム UI

・「カスタムビュー」の UI

・「カスタム UI」のタッチで「クマ出現」

■割り算クイズ

・「割り算クイズ」の UI

・「割り算問題」の出題

・「正誤判定」と「効果音」

■日付け合わせゲーム

・「日付け合わせゲーム」の UI

・画面遷移

・「正誤判定」と「効果音」

■ファイルの読み書き

・「テキスト」をリスト項目に追加

・データの「書き出し」

・データの「読み込み」

■色当てゲーム

・「色当てゲームの UI」

・「ボタン」の背景色

・「スライダー」で背景色

技書の森解説

iPhone や iPad の上で Python のコードを書き、その場で動かせる iOS アプリ Pythonista3 を、短いサンプルで一通り使えるようにする入門書です。『Pythonista3 入門』は大西 武 氏の著書で、工学社の I/O BOOKS の一冊として 2022 年 8 月 26 日に発売されました。版元は Pythonista3 を、パソコン上ではなく iPhone や iPad 上で動作する Python をプログラミングし実行できる有料の統合開発環境と紹介し、本書は iPhone でも触りやすいように 5〜29 行のシンプルなコードを中心に進める入門書だと案内しています。対象として挙げられているのは、パソコンを持たずに iPhone や iPad で Python を書きたい人と、パソコンはあっても iPhone や iPad でもプログラミングしたい人です。

Pythonista の基礎から色当てゲームまでの構成

版元の主な内容の一覧は、「Python」と「Pythonista」についての説明から始まり、Pythonista3 の使い方と py ファイルの実行を押さえたうえで、10 行以下のミニサンプルに進みます。ミニサンプルでは、URL の一覧からホームページを開く、地図を表示する、写真を保存する、エディターに読み上げさせるといった、端末の機能に触れる短いコードが並びます。続いて、ゲーム状態の切り替え、タッチゲーム、鬼ごっこゲームでスプライトの表示やキャラ同士の当たり判定を扱い、お絵描きツール、簡易 Web ブラウザー、ピアノアプリ、英語クイズ、カスタム UI、割り算クイズ、日付け合わせゲーム、ファイルの読み書きと続き、最後は色当てゲームでボタンやスライダーで背景色を変える題材です。楽天ブックスの紹介文によると、キャラクター画像やサウンドなどアプリに付属するアセットを使うので特別な準備は要らず、自分で用意したキャラクター画像を読み込むサンプルコードも用意されています。NDL の書誌にはダウンロードできるサンプルファイルの注記があります。

iOS の上で Python を動かすということ

iPhone や iPad のアプリは、それぞれが区切られた領域の中で動く決まりになっています。パソコンのように任意のプログラムを入れて端末全体を自由に操作することはできず、ファイルや写真、位置情報、音といった端末の機能には、アプリが用意した経路を通して触れます。Pythonista3 はこの制約の中で Python の実行環境とエディターをひとつのアプリにまとめ、画面を組む部品、二次元のゲームを描く仕組み、音を鳴らす仕組みなどを独自のモジュールとして提供しています。そのため、パソコン向けの入門書で覚えた文法はそのまま使える一方、画面を作る部分はアプリ独自の書き方を覚える必要があります。本書の主な内容も、ゲームや UI を持つ小さなアプリの作例が大半を占めます。iOS の端末でタッチ操作に反応するプログラムがすぐ動くことは、パソコンの黒い画面で文字だけを出力する練習より、作ったものの手応えを得やすい入口です。なお、Pythonista3 というアプリと、その中で動く Python の版は 2022 年の刊行時点のものが前提です。

iPhone や iPad で始めたい初心者に向く理由と、別の本を選ぶ場合

向いているのは、まず手元の iPhone や iPad で Python を動かしてみたい人や、小さなゲームを作りながらプログラミングに触れたい人です。短いコードを打ち込んで、タッチで動くゲームやクイズが画面に現れるところまで進められるので、最初に動くものができるまでの距離が短い構成です。一方で、Python の文法を体系立てて学ぶことや、データ分析や Web 開発といった仕事での使い方を目指すなら、パソコン上の環境を前提にした入門書を併せて選ぶほうが近道です。その選び方は Python 本の選び方 で整理しています。Pythonista3 は有料のアプリなので、購入して手元で動く状態を整えてから本書を開くと、5〜29 行のサンプルを打ち込みながら最後の色当てゲームまで進めやすくなります。

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