詳細! Python3 入門ノート

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詳細! Python3 入門ノートの表紙
プログラミング
著者:
大重美幸(オオシゲ, ヨシユキ)
出版社:
ソーテック社
出版日:
2017年05月
ISBN:
9784800711670
在庫:
在庫あり
4.71(7 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
Pythonプログラミング入門ノート学習基礎実践スクリプトコーディングビギナー

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書籍紹介

Python プログラミングを全力で学ぶならこの 1 冊! Python をこれから学ぶビギナーから、基礎力を得て現場で実践したい方まで、確実なスキルアップをはかれます。

技書の森解説

『詳細! Python 3 入門ノート』 (大重美幸 著、ソーテック社、2017 年 5 月刊) は、Python 3.6 を対象に、実行環境の準備から基本構文、ファイルとグラフと配列の扱いを経て機械学習の入門までを 1 冊で通す入門書です。版元の紹介では 538 本のサンプルコードと 154 本の Python ファイルを使って学ぶ構成とされ、わかりにくい概念は図解し、コードにはコメント文に加えて下線やマーカーで補足説明を書き加えていると案内されています。楽天ブックスの書誌の紹介文は、Python をこれから学ぶビギナーから、基礎力を得て現場で実践したい人までを読者に挙げています。

3 部 16 章の構成、Anaconda の準備から機械学習を試すまで

本書は段階的に 3 つのパートに分かれています。Part 1「準備: Python 3 をはじめよう」は、第 1 章「Python 3 の準備」で Windows と Mac への Anaconda のインストールを、第 2 章「プログラムを試してみよう」で対話型の計算とファイルに書いたコードの実行を扱います。Part 2「基礎: Python の基本構文を学ぶ」は第 3 章「値と変数」から第 12 章「クラス定義」までで、標準ライブラリ、条件分岐と繰り返しと例外処理、リスト、タプル、セット、辞書、ユーザー定義関数、関数の高度な利用を順に積み上げます。Part 3「応用: 科学から機械学習まで」は、第 13 章「テキストファイルの読み込みと書き出し」、第 14 章「グラフを描く」、第 15 章「NumPy の配列」と進み、最終章の第 16 章「機械学習を試そう」では、手書き数字、アヤメの計測データ、ボストン住宅価格という 3 つの学習データセットを使って学習器のトレーニングと評価を行います。

基本構文の後半で関数とクラスの仕組みまで進む意味

Python の入門で変数や制御構造を覚えたあとに壁になりやすいのが、関数そのものを値として扱う考え方です。Python では関数もオブジェクトとして変数に代入したり、別の関数の引数や戻り値にしたりでき、定義時の変数を抱えたまま持ち出される クロージャ は、デコレーターのような仕組みを読み解く土台になります。値を 1 つずつ必要なときに作り出すジェネレーターは、大きなファイルやデータの列を一度にメモリへ載せずに処理するときに効いてきます。版元は Part 2 の後半の章について、初心者には少し難しい内容まで到達すると説明しており、こうした仕組みとクラスの継承やプロパティまでを基礎の範囲に含めています。

Python 3.6 と 2017 年の環境を前提に読むときの注意

本書が対象とする Python 3.6 は、Python のリリース計画を定めた PEP 494 によれば 2021 年 12 月 23 日に保守の終了を迎え、3.6.15 が最後のセキュリティリリースとされています。手元で環境を用意すると 3.6 より後の版になるため、Anaconda の導入画面やライブラリの版、実行結果の表示が本書の記述と異なる場合があります。それでも、Part 3 で NumPy の配列とグラフ描画を経てから 機械学習 のデータセットを扱う流れは、データを配列として持ち、可視化して性質を確かめ、学習器にかけて評価するという、データ分析で一般的な手順と同じ順です。

Python の入門書の中から目的に合う 1 冊を比べたい場合は、Python 本の選び方 で動機ごとの選び方を確かめておくと判断しやすくなります。サンプルコードを打ち込みながら基本構文を細かく確かめ、そのままデータの扱いと機械学習の入口まで 1 冊で通したい人にとって、本書は基礎から応用への道筋を一続きで示してくれる入門書です。

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