はじめてのホームページ・ビルダー 22(ハジメテノホームページビルダーニジュウニ)
インターネット・WEBデザイン- 著者:
- 桑名由美(クワナユミ)
- 出版社:
- 秀和システム
- 出版日:
- 2020年08月29日頃
- ISBN:
- 9784798062532
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
専門知識なしで本格的なホームページが作れる「ホームページ・ビルダー 22 」の解説書です。これから始める初心者でもやさしく読み進められるよう、基本からページの作り方、 CSS の設定、 WordPress 、 SNS との連携方法、スマホ用サイト、公開方法と、一通りていねいに解説しています。「 SP モード」「クラシックモード」両方を詳しく解説していますので、バージョンアップユーザーにも役立つ 1 冊です。
技書の森解説
『はじめてのホームページ・ビルダー 22 』 (桑名由美 著、秀和システム、 2020 年 8 月書店発売) は、ジャストシステムのホームページ作成ソフトであるホームページ・ビルダー 22 を使って、お店や会社のサイトを白紙から作り、サーバーへ公開し、 SNS との連携や SEO のチェックまで進める手順を、初心者向けに画面付きで解説した操作入門書です。秀和システムの「はじめてのシリーズ」 (BASIC MASTER SERIES) の 1 冊で、 B5 変型判、練習用データのダウンロードサービスが付きます。 HTML や CSS を自分で書かずに自分のサイトを持ちたい人が版元の想定する読者で、版元の内容紹介ではクラシックと SP という 2 つのモードの使い方が分かることも売りに挙げられています。
全 11 章の構成、白紙のページ作りから WordPress サイトまで
構成は全 11 章で、作業単位の節が通し番号で 89 まで並び、節見出しは「ページタイトルを設定するには」のように目的から引ける形になっています。第 1 章はホームページの仕組みと HTML ファイルの役割、準備するものの説明で、第 2 章でクラシックと SP という 2 種類のソフトの違いを知り、クラシックを起動して新規サイトを作ります。第 3 章から第 5 章がメインのページと下位ページの作成で、レイアウトコンテナへの文字と画像の配置、写真のトリミング、リンクボタン、表や箇条書き、そして スタイルシート によるフォント・配置・背景の設定を扱います。第 6 章は転送設定とサーバーへのファイル転送による公開、第 7 章はロールオーバーやバナー作成に加えて meta タグのキーワード設定、 SEO チェック、アクセス解析、 XML サイトマップの作成、第 8 章は SNS ボタン、ブログ、 YouTube 動画、地図の埋め込みです。第 9 章でフル CSS テンプレートを使った作り方に切り替え、第 10 章はホームページ・ビルダー SP でのサイト作成と公開、第 11 章はホームページ・ビルダーから WordPress サイトを作成・転送・投稿する手順で締めます。
オーサリングソフトが裏で作る HTML と CSS 、知っておく意味
ホームページ・ビルダーのようなオーサリングソフトは、画面上で文字や画像を置いていくと裏側で HTML と CSS が生成される仕組みで、コードを書かずに始められる代わりに、生成されたコードの見通しが悪く、ツールの外で直そうとすると手に負えなくなりやすいという弱点があります。本書が第 1 章で HTML ファイルの役割を、第 4 章で CSS ファイルの概要を挟むのは、ツールが裏で何を作っているかを知っていると、表示が崩れたときや公開後にファイルが見つからないときに原因を切り分けられるからです。公開の手順もサーバーへのファイル転送という静的な形で、レンタルサーバー側の設定と手元のファイル構成の対応を理解しておくことが、後々の更新作業を楽にします。 2020 年時点の Web 制作では、 1 つのページを画面幅に合わせて組み替える レスポンシブデザイン が標準で、目次にあるフル CSS テンプレートを使っていないサイトへスマートフォン用サイトを追加する節は、端末別にページを用意する従来の方式に当たります。本書で作ったサイトを長く育てるなら、第 9 章のテンプレート方式か第 11 章の WordPress 方式を早めに選ぶ判断材料として、この違いを押さえておく価値があります。
パソコン操作だけで始められる前提と、バージョン 22 という時点
前提はパソコンの基本操作ができることで、 HTML や CSS の知識は要りません。第 1 章と第 4 章がその概念を補ってくれます。一方で、コードを書いて Web 制作を学びたい人や、 Web 制作を職業にしたい人には目的が違う本です。対応製品はホームページ・ビルダー 22 で、版元サイトには後続の『はじめてのホームページ・ビルダー 23 』も並んでいますから、手元のソフトのバージョンに合わせて選ぶ必要があります。画面の説明はもちろん 2020 年 8 月時点のもので、第 8 章で扱う SNS ボタンや動画、地図の貼り付けは外部サービス側の仕様変更を受けやすい領域です。ここは手順どおりに進まない場合があることを織り込んで読むのが現実的です。
ホームページ・ビルダー 22 で元が取れる人、エンジニアの渡し方
本書を読み終えると、ホームページ・ビルダー 22 で 1 つのサイトを白紙から作り、公開し、 SNS 連携と SEO チェック、アクセス解析まで自分の手で回せるようになり、必要になれば WordPress サイトへ広げる道筋も見えます。ソフトを持っている、または購入を決めていて、お店や会社のサイトを自分で作って自分で更新したい人には、投じた時間の回収が早い一冊です。エンジニアの読者にとっては、自分で使う本というより、コードを書かない家族や知人からサイトを持ちたいと相談されたときに渡せる一冊としての価値があります。作業単位で節を引ける作りなので、相談のたびに該当する節を指し示すだけで済み、教える側の負担も小さくなります。
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