カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまでの表紙

カイゼン・ジャーニー たった 1 人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで(カイゼンジャーニー タッタヒトリカラハジメテエッキョウスルチームヲツクルマデ)

プログラミング
著者:
市谷 聡啓/新井 剛(イチタニ トシヒロ/アライ タケシ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2018年02月07日頃
ISBN:
9784798153346
在庫:
在庫あり
4.29(54 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
アジャイルカイゼンモブプログラミングバリューストリームマッピングユーザーストーリーマッピングカンバンチームマネジメント業務改善ソフトウェア開発実践ガイド

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書籍紹介

「日本の現場」に寄り添った、アジャイル開発の実践!
現場のストーリーで、開発の神髄を学ぼう

【本書の特徴】
・現場のストーリーから、考え方とプラクティスを一緒に学べる

・ 1 人でも始められる業務改善の手法から、チームマネジメントの手法まで解説

・日本の現場を前提にしているので、実践しやすい

・アジャイルをこれから始める人だけでなく、もっとうまく実践したい人にも最適

【本書に登場するプラクティス】
モブプログラミング / バリューストリームマッピング / ユーザーストーリーマッピング / 仮説キャンバス / ハンガーフライト / カンバン / 期待マネジメント / リーダーズインテグレーション / ファイブフィンガーなど

【あらすじ】
IT エンジニアとして SIer 企業に勤務する江島は、

問題だらけのプロジェクト、やる気のない社員たちに嫌気が差していた。

そんな中、ある開発者向けイベントに参加したことがきっかけで、
まずは自分の仕事から見直していこうと考える。

タスクボードや「ふりかえり」などを 1 人で地道に続けていると、
同僚が興味を示したため、今度は 2 人でカイゼンに取り組んでいく。

ここから、チームやクライアントを巻き込んだ、現場の改革がはじまる。

チーム内の軋轢、クライアントの無理難題、迫りくるローンチ……
さまざまな困難を乗り越え、江島がたどり着いた「越境する開発」とは。

【筆者コメント (「あとがき」より) 】
良い問いは人を立ち返らせてくれます。

そのような問いは人によって異なるでしょう。

読者のみなさんにとっての良い問いと出会えるよう、
江島 (本書の主人公) 同様、自分がいる場所から外に出て、

いろいろと見聞きしてみてください。

もちろんこの本があなたにとっての
良い問いになることを願っています。

【目次 (抜粋) 】
●第 1 部 一人から始める

・第 1 話 会社を出ていく前にやっておくべきこと

・第 2 話 自分から始める

・第 3 話 一人で始めるふりかえり etc

●第 2 部 チームで強くなる
・第 9 話 一人からチームへ

・第 10 話 完成の基準をチームで合わせる

・第 11 話 チームの向かうべき先を見据える etc

●第 3 部 みんなを巻き込む
・第 20 話 新しいリーダーと、期待マネジメント

・第 21 話 外からきたメンバーと、計画づくり etc

技書の森解説

アジャイルの教科書には「チームでやりましょう」と書いてあるのに、自分の現場にはそのチームがない。『カイゼン・ジャーニー たった 1 人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで』は、その孤独な出発点から物語が始まる一冊です。市谷聡啓氏と新井剛氏の共著により翔泳社から 2018 年 2 月に刊行されました。主人公は SIer 企業に勤務する IT エンジニアの江島。問題だらけのプロジェクトに嫌気が差していた彼が、開発者向けイベントへの参加をきっかけに、まず自分の仕事の見直しから始める、というあらすじです。

3 部構成: 一人からチーム、組織への旅路

構成は物語の進行と重なる 3 部立てです。第 1 部「一人から始める」では、タスクボードや一人で行う ふりかえり など、チームの合意がなくても着手できる改善を扱います。第 2 部「チームで強くなる」では同僚を巻き込み、完成の基準をチームで合わせるといった協働の土台づくりへ進みます。第 3 部「みんなを巻き込む」では新しいリーダーとの期待マネジメントや、外から来たメンバーとの計画づくりなど、チームの境界を越える段階が描かれます。各話が「困りごとに直面する → 手を打つ」という展開で進むため、プラクティスの意味だけでなく「どんな状況で、なぜ導入するのか」が文脈ごと頭に入ります。

読みどころ: 日本の現場を前提にした実践群

登場するプラクティスは、モブプログラミング、バリューストリームマッピング、ユーザーストーリーマッピング、仮説キャンバス、カンバン、期待マネジメント、ファイブフィンガー、ハンガーフライト、リーダーズインテグレーションなど幅広く、日本の現場を前提に描かれているのが特徴です。海外の翻訳書で導入事例と自分の職場の距離を感じた人でも、置き換えの負担が小さく実践に移しやすい設計です。

向いている読者: 仲間がいない一人へ

一方で、本書は各プラクティスの網羅的なリファレンスではなく、スクラムの仕様的な定義を求める読み方にも向きません。手法の詳細は読後に 専門書 へ進む前提です。ただし物語の中心が特定のツールではなく人とチームの力学に置かれているため、 2018 年刊でありながら読み替えの負担が小さいのも事実です。「アジャイルに興味はあるが、何から始めればいいか分からない」「現場を変えたいが仲間がいない」という一人にとって、最初の一歩の踏み出し方を具体的に示してくれる、背中を押す力のある一冊です。

言及 Qiita 記事 (25 件)

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