LaTeX2ε辞典 増補改訂版
ラテックツーイージテンゾウホカイテイバン
- 著者:
- 吉永 徹美(ヨシナガ テツミ)
- 注目:
- 総合 1016 位
- 出版社:
- 翔泳社
- 出版日:
- 2018年08月24日頃
- ISBN:
- 9784798157078
- シリーズ:
- DESKTOP REFERENCE
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
LaTeX リファレンスの決定版がパワーアップして帰ってきた!
2009 年に刊行された『LaTeX2ε辞典』。
唯一無二の LaTeX リファレンスとしての信頼感はそのままに、
TeX Live や Unicode 環境にも対応して帰ってきた!
現場で実際に使われる中で必要とされるノウハウをぎっしり詰め込み、
豊富なサンプルと実行結果で丁寧に解説します。
さらにプレゼンテーション環境 Beamer など、文書作成にとどまらないテクニックも満載。
この一冊が、LaTeX を「さらに」使いこなせるようにしてくれます!
【目次】
・Chapter 1 :LaTeX 文書の大枠の設定
・Chapter 2 :見出しと柱の設定
・Chapter 3 :本文の記述
・Chapter 4 :文字列レベルの特殊処理・特殊文字
・Chapter 5 :段落レベルの体裁の変更
・Chapter 6 :箇条書き・定理型の環境
・Chapter 7 :各種の注釈
・Chapter 8 :表の作成
・Chapter 9 :画像の取り扱い
・Chapter 10:図表の配置とキャプション
・Chapter 11:相互参照
・Chapter 12:目次
・Chapter 13:参考文献リスト
・Chapter 14:索引
・Chapter 15:数式
・Chapter 16:Beamer によるプレゼンテーション
・付録 A:テキスト用の記号類
・付録 B:各種の欧文フォント
・付録 C:picture 環境
・付録 D:METAPOST
・付録 E:文献データベースと BIBTeX
・Chapter 1 :LaTeX 文書の大枠の設定
・Chapter 2 :見出しと柱の設定
・Chapter 3 :本文の記述
・Chapter 4 :文字列レベルの特殊処理・特殊文字
・Chapter 5 :段落レベルの体裁の変更
・Chapter 6 :箇条書き・定理型の環境
・Chapter 7 :各種の注釈
・Chapter 8 :表の作成
・Chapter 9 :画像の取り扱い
・Chapter 10:図表の配置とキャプション
・Chapter 11:相互参照
・Chapter 12:目次
・Chapter 13:参考文献リスト
・Chapter 14:索引
・Chapter 15:数式
・Chapter 16:beamer によるプレゼンテーション
・付録 A:テキスト用の記号類
・付録 B:各種の欧文フォント
・付録 C:picture 環境
・付録 D:METAPOST
・付録 E:文献データベースと BIBTeX
・付録 G:mendex
・付録 F:数式用の記号類
技書の森解説
LaTeX で原稿を組んでいる途中で、表の罫線の引き方や図の置き場所、相互参照の書き方を確かめたくなったときに開くための本です。『LaTeX2ε辞典 増補改訂版』 (吉永 徹美 著、翔泳社、2018 年 8 月 24 日発売) は、翔泳社の DESKTOP REFERENCE の 1 冊で、2009 年に刊行された『LaTeX2ε辞典』を TeX Live や Unicode 環境に対応させた増補改訂版です。版元は、豊富なサンプルと実行結果で解説すること、プレゼンテーション環境の Beamer のように文書作成にとどまらない技法まで収めたことを紹介しています。
全 16 章の構成、文書の大枠の設定から Beamer まで
目次は Chapter 1「LaTeX 文書の大枠の設定」から Chapter 16「Beamer によるプレゼンテーション」までの全 16 章です。前半は見出しと柱、本文の記述、文字列レベルの特殊処理と特殊文字、段落レベルの体裁の変更、箇条書きと定理型の環境、各種の注釈と続き、紙面の形と本文の書き方を扱います。中盤は表の作成、画像の取り扱い、図表の配置とキャプションという図表まわりの章が並び、後半は相互参照、目次、参考文献リスト、索引と、文書の部品を自動で組み立てる仕組みの章を経て、数式と Beamer に至ります。章題は、何を組みたいかという作業の単位で分かれています。付録には「テキスト用の記号類」「各種の欧文フォント」「picture 環境」「METAPOST」「文献データベースと BIBTeX」が挙がり、版元の目次の 2 回目の列挙では「mendex」と「数式用の記号類」の付録も加わっています。
LaTeX2ε の位置づけと、TeX Live と Unicode への対応
LaTeX は Donald Knuth の TeX の上に Leslie Lamport が築いたマクロの体系で、LaTeX2ε は 1994 年に公開されて以来、論文や技術文書の組版で広く使われてきた版です。論理的な構造 (見出し、箇条書き、図表、参照) を命令で書き、見た目の調整はクラスやパッケージに任せるという考え方が中心にあります。そのため使いこなしの要点は、どの命令や環境が用意されていて、どこを変えれば体裁が変わるのかを素早く引けることにあり、辞典の形がよく合います。日本語の組版では和文向けの派生があり、文字コードも長く Shift_JIS や EUC-JP の環境が混在していました。配布物をまとめた TeX Live と、Unicode を前提にした環境への対応は、この混在を整理する方向の変化で、版元はこの 2 点を増補改訂の要点として挙げています。特定のエンジンを使う予定の人は、目次でその扱いを確かめてから選ぶと確実です。
入門書の次に置く辞典、向く読者と向かない読者
版元は紹介文の結びで、LaTeX を「さらに」使いこなせるようにする本と位置づけています。文書を一度は組んだことがあり、表の体裁や図の配置、参考文献と索引の自動生成で詰まりがちな人には、作業の単位で引ける章立てがそのまま時間の短縮につながります。BibTeX による文献データベースや mendex による索引作りの付録は、卒業論文や技術書の原稿のように参考文献と索引を伴う長い文書を書く人に向いています。論文と発表資料を同じ書き方で揃えたい人にとっては、Beamer の章が置かれている点も選ぶ理由になります。
一方で、LaTeX をまだ触ったことがない段階では、命令の全体像がつかめないまま辞典を引くことになり、遠回りになりがちです。最初の 1 冊は通読型の入門書で文書の基本の形を組めるようにしてから、本書を机の脇に置くと役割が分かれます。手元の環境が TeX Live で、原稿を書くたびに検索で断片的な情報を集め直している人ほど、一冊で引ける辞典を手元に置く意味が大きくなります。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
関連記事
技術書の「参考文献リスト」は次の 1 冊への最短ルート
技術書の巻末にある参考文献リストは、著者が実際に読んで書いた文献の一覧で、次に読む本を選ぶ有力な手がかりです。読み方と活用法を紹介します。
「入門」「実践」「詳解」の次に来る本 - 中級者の壁を越える読書戦略
入門書を卒業した後、何を読めばよいかわからない。中級者が陥る「読書の踊り場」を抜け出すための選書戦略と、レベルを引き上げる本の見つけ方を解説します。
技術書の「積ん読」を資産に変える - 未読本を活かすリファレンス読書術
積ん読を「解消すべき問題」ではなく「活用すべき資産」として捉え直す発想の転換と、未読の技術書をリファレンスライブラリとして運用する具体的な方法を紹介します。
関連用語
REST 成熟度モデル
Leonard Richardson が定義した REST API の成熟度を 4 段階で評価するモデル
ロギング
アプリケーションの動作を記録し、デバッグ / 監視 / 監査に活用する仕組み
境界づけられたコンテキスト
ドメインモデルが一貫した意味を持つ範囲を明確に区切り、モデルの曖昧さを排除する DDD の戦略的パターン
ログ設計とは - アプリ開発で最初に決めるログレベルと出力項目
ログ設計とは、何をどの形式 / どのレベルで記録するかを実装前に決める設計活動。ログレベルの使い分け、含めるべき項目と禁止項目、保持期間とコストの目安を解説
MLOps
機械学習モデルの開発 / デプロイ / 運用を自動化し、継続的に改善するための実践体系
アクセシビリティ
障害の有無にかかわらず、すべてのユーザーが Web コンテンツを利用できるようにする取り組み