独習 JavaScript 新版

ドクシュウジャバスクリプトシンバン

独習 JavaScript 新版の表紙
プログラミング
著者:
CodeMafia 外村 将大(トノムラ マサヒロ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2021年11月15日頃
ISBN:
9784798160276
在庫:
在庫あり
5(1 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
JavaプログラミングJavaScriptインターネット・WEB デザイン組み込みオブジェクト指向非同期処理DOMイベント処理モジュール学習書

なぜ注目されているか

総合641位 ↑ 3 ランクアップ 言及 4 件・うち記事 3 件を掲載
言及数
697位

書籍紹介

全 17 章を通して、JavaScript の基本的な言語仕様から、クラス、組み込みオブジェクト、コレクション、反復処理、非同期処理、DOM、イベント、モジュールまで、サンプルプログラムを例示しながら詳細かつ丁寧に解説していきます。JavaScript でフレームワークやライブラリを使って開発するために必要な基礎的な知識を習得できます。学習する内容について、具体的な操作例やサンプルプログラム、実行結果などを示しています。実際に手を動かして、確認しながら学習を深めることができます。各章は、細かな内容の節に分かれており、節の途中には、それまで学習した内容を確認する「練習問題」があります。

技書の森解説

『独習 JavaScript 新版』 (CodeMafia 外村将大 著、翔泳社、2021 年 11 月刊) は、JavaScript でプログラミングを行うときに必要な基本的な知識、概念、機能、文法を、サンプルプログラムを示しながら解説する入門の教科書です。翔泳社の「独習」シリーズの一冊で、版元は長年読まれてきた『独習 JavaScript』を、CodeMafia こと外村将大氏が「完全書き下ろし」で新しくした版と紹介しています。対象として挙げられているのは JavaScript の入門者、これから JavaScript で開発を始めたい初学者、再入門者、学生やホビープログラマで、プログラミングの基礎知識がない人でも読めるように組まれています。

全 17 章で学ぶ文法、クラス、非同期処理と DOM

目次は Chapter 1「イントロダクション」と Chapter 2「JavaScript 開発の基礎」で始まり、Chapter 3「変数とデータ型」、Chapter 4「演算子」、Chapter 5「制御構文」、Chapter 6「関数」と文法の柱を順に置いています。続いて Chapter 7「スコープ」と Chapter 8「this キーワード」にそれぞれ 1 章を充て、Chapter 9「クラス」、Chapter 10「組み込みオブジェクト」、Chapter 11「コレクション」、Chapter 12「反復処理」でオブジェクトとデータの扱いへ進みます。後半は Chapter 13「非同期処理」、Chapter 14「DOM」、Chapter 15「イベント」、Chapter 16「モジュール」と並び、最後の Chapter 17 は「Node.js」です。

JavaScript のクセを図解でつかむ 3 つのステップ

版元の紹介に抜粋された本書の「はじめ」で、著者は JavaScript を、初心者にもわりあい馴染みやすい半面、本格的なプログラムを書こうとすると途端に難易度が上がる言語だと述べ、その理由を他の言語ではあまり見られない JavaScript 特有の言語仕様に求めています。本書はそうした「落とし穴 (JavaScript のクセや動作原理など)」を図解とともに解説する方針で、学習は「解説→例題 (サンプル)→理解度チェック」の 3 つのステップで進みます。楽天ブックスの書誌の紹介文には、各章が細かな内容の節に分かれ、節の途中にそれまでの内容を確かめる「練習問題」が置かれているとあります。

この言語の難しさは、文法の量よりも実行の仕組みにあります。JavaScript のコードは原則として 1 本のスレッドで進み、通信やタイマーの完了は イベントループ を通じて後から順に処理されます。結果がまだ届いていない値を読もうとして失敗する不具合の多くは、この前提を知らないことから生まれます。また、関数が作られた時点の変数を抱えたまま持ち運ばれる クロージャ は、画面のボタンごとに状態を持たせるような場面で日常的に現れ、仕組みを知らないと他人のコードを読み解く手がかりを失います。動くコードを写すだけでなく、なぜそう動くのかまで説明する教科書が求められるのはこのためです。

初学者と再入門者に向く教科書、フレームワークは次の段で

最初の 1 冊として JavaScript を一から学びたい人や、断片的な知識のまま書いてきたコードを基礎から整理し直したい再入門者には、言語の仕組みを章ごとに積み上げる本書の構成がそのまま役に立ちます。一方で、目次には React や Vue などのフレームワークや TypeScript を扱う章は無いため、それらの使い方をすぐに知りたい人は別の本を併用することになります。JavaScript から TypeScript、フレームワークへと進む順路は JavaScript と TypeScript の本の選び方 でまとめています。

フレームワークの解説を読んでも裏で何が起きているのか分からない、あるいは独学で入門書を何冊か渡り歩いて知識がつながらないと感じている人にとって、全 17 章で言語の基礎を一通り押さえられる本書は、手元に置いて繰り返し引ける教科書になります。例題を自分で打ち込み、理解度チェックで確かめながら進めることで、JavaScript のクセに振り回されずにコードを書く土台が固まります。

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