未来を実装する
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テクノロジーで社会を変革する 4 つの原則
- 著者:
- 馬田隆明(ウマダタカアキ)
- 注目:
- 総合 1823 位
- 出版社:
- 英治出版
- 出版日:
- 2021年01月24日頃
- 一覧:
- 2021 年に出た技術書
- ISBN:
- 9784862763044
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
今必要なのは、「社会の変え方」のイノベーションだ。
電気の社会実装の歴史から、国のコンタクトトレーシングアプリ、電子署名、遠隔医療、加古川市の見守りカメラ、マネーフォワード、Uber、Airbnb まで。
世に広がるテクノロジーとそうでないものは、何が違うのか。数々の事例と、ソーシャルセクターの実践から見出した「社会実装」を成功させる方法。
ロジックモデル、因果ループ図、アウトカムの測定、パブリックアフェアーズ、ソフトローなど、実践のためのツールも多数紹介!
目次
はじめに
第 1 章 総論ーーテクノロジーで未来を実装する
第 2 章 社会実装とは何か
第 3 章 成功する社会実装の 4 つの共通項
第 4 章 インパクトーー理想と道筋を示す
第 5 章 リスクーー不確実性を飼いならす
第 6 章 ガバナンスーー秩序を作る
第 7 章 センスメイキングーー納得感を作る
社会実装のツールセット 1〜10
おわりに
技書の森解説
優れた技術があっても、それだけで社会に広がるとは限りません。『未来を実装する』 (馬田隆明 著、英治出版、2021 年 1 月 22 日発売) は、テクノロジーを社会に根付かせる営みを「社会実装」と呼び、それを成功させる方法を、数々の事例とソーシャルセクターの実践から整理した本です。副題は「テクノロジーで社会を変革する 4 つの原則」で、版元の紹介文は「社会の変え方」のイノベーションが必要だと掲げ、世に広がるテクノロジーとそうでないものは何が違うのかを問いとして示しています。版元の著者紹介によると、馬田隆明は東京大学産学協創推進本部 FoundX および本郷テックガレージのディレクターで、日本マイクロソフトで Visual Studio のプロダクトマネージャーを務めたのち、テクニカルエバンジェリストとしてスタートアップ支援を行ってきました。
全 7 章の構成、総論から社会実装の 4 つの原則へ
目次は「はじめに」に続く全 7 章です。第 1 章が総論、第 2 章が「社会実装とは何か」、第 3 章が「成功する社会実装の 4 つの共通項」で、第 4 章から第 7 章までは 4 つの原則に 1 章ずつが充てられています。章題では、インパクトに「理想と道筋を示す」、リスクに「不確実性を飼いならす」、ガバナンスに「秩序を作る」、センスメイキングに「納得感を作る」という言葉が添えられています。本文の後には「社会実装のツールセット 1〜10」と「おわりに」が置かれています。紹介文が挙げる事例は、電気の社会実装の歴史から、国のコンタクトトレーシングアプリ、電子署名、遠隔医療、加古川市の見守りカメラ、マネーフォワード、Uber、Airbnb までに及びます。
技術の普及を分けるルールと納得感、ロジックモデルと因果ループ図
新しい技術が社会に入るときにぶつかるのは、性能の問題だけではありません。ライドシェアや民泊は、タクシーや旅館を前提に作られた既存の規制と衝突し、国や都市ごとに扱いが分かれました。遠隔医療や電子署名も、対面や紙の押印を前提にした制度や慣行の中で、どこまでが認められるのかが普及の速さを左右します。そこで問われるのが、誰がリスクを負うのか、どのようなルールで秩序を保つのか、影響を受ける人々がその変化に納得できるのか、という技術の外側の設計です。紹介文が挙げるツールのうち、ロジックモデルは、投入する資源、活動、その直接の結果、そこから生まれる成果、最終的な社会への影響を一本の筋として書き出し、取り組みの道筋を検証できる形にする図です。因果ループ図は、要素同士の影響を矢印でつなぎ、変化が自らを強める循環と、打ち消し合う循環を見分けるための図です。ソフトローは、法律のような拘束力は持たないものの、ガイドラインや業界の自主基準として行動を方向付け、法改正より速く改訂できる規範です。
目次の範囲と、範囲の外
目次の範囲は、社会実装とは何か、成功する社会実装の共通項、インパクト、リスク、ガバナンス、センスメイキングの 4 つの原則と、10 のツールセットです。コードの書き方や特定の技術の実装手順を扱う章はありません。
本書は、社会実装の考え方を総論から 4 つの原則まで全 7 章で説き、その後に「社会実装のツールセット 1〜10」を置いています。
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