Azure 定番システム設計・実装・運用ガイド 改訂新版

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オンプレミス資産をクラウド化するためのベストプラクティス

Azure 定番システム設計・実装・運用ガイド 改訂新版の表紙
セキュリティ
著者:
日本マイクロソフト株式会社(ニホンマイクロソフトカブシキガイシャ)
出版社:
日経 BP
出版日:
2021年12月24日頃
ISBN:
9784296080120
在庫:
在庫あり
3.67(3 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
Azureクラウドコンピューティングシステム設計リフト&シフトデータベースサービスApp Service負荷分散地理冗長ハイブリッドクラウドベストプラクティス

なぜ注目されているか

総合207位 ↓ 1 ランクダウン 言及 4 件
言及数
565位

書籍紹介

本書は 2018 年に発行した『Azure 定番システム設計・実装・運用ガイド』を 3 年ぶりに改訂したものです。日本マイクロソフトの Azure サポートチームの現役のサポートエンジニアが、日常のサポート業務から得たノウハウを Azure 利用者の皆さんに伝授する書籍です。既存環境を Azure に移行する実践的なシナリオに沿って、なぜそのサービスを使う必要があるのか、どのようなことに注意して構成する必要があるのかといった、ベストプラクティスを解説します。
今回の改訂では内容のアップデートにとどまらず、サポート部門への問い合わせやユーザー需要が増加した分野 (ディスク暗号化、Front Door など) について大幅に加筆しました。巻頭の序文は前回に引き続き、“赤間本”の赤間信幸氏が特別寄稿しています。

【目次】
第 1 章 Azure の基本と特徴

第 2 章 リフト & シフトによる既存環境の移行

第 3 章 データベースサービスを使う

第 4 章 App Service を使う

第 5 章 負荷分散と地理冗長

第 6 章 イントラネットを Azure に延伸する

第 7 章 Azure サポートチームからのベストプラクティスの紹介

付録 A Azure IaaS に関連するさまざまな話題

付録 B Azure Storage の活用

第 1 章 Azure の基本と特徴

第 2 章 リフト & シフトによる既存環境の移行

第 3 章 データベースサービスを使う

第 4 章 App Service を使う

第 5 章 負荷分散と地理冗長

第 6 章 イントラネットを Azure に延伸する

第 7 章 Azure サポートチームからのベストプラクティスの紹介

付録 A Azure IaaS に関連するさまざまな話題

付録 B Azure Storage の活用

技書の森解説

社内で動いているサーバーやデータベースを Azure へ移すとき、どのサービスを選び、どこに注意して構成すればよいかを実務の順に解説した本が『Azure 定番システム設計・実装・運用ガイド 改訂新版』 (日本マイクロソフト株式会社 著、日経 BP、2021 年 12 月発行) です。副題は「オンプレミス資産をクラウド化するためのベストプラクティス」で、2018 年に発行された前版を 3 年ぶりに改訂したものです。版元の紹介によれば、日本マイクロソフトの Azure サポートチームに所属する現役のサポートエンジニアが、日常のサポート業務から得たノウハウをまとめており、既存環境を移行する実践的なシナリオに沿って、なぜそのサービスを使うのか、どう構成すべきかを説明しています。

全 7 章と付録の構成、リフト & シフトから負荷分散と地理冗長まで

目次は第 1 章「Azure の基本と特徴」から始まり、第 2 章で既存環境をそのまま移すリフト & シフトの移行を扱います。続く第 3 章がデータベースサービス、第 4 章が App Service で、仮想マシンのまま運ぶ段階から、クラウドが管理するサービスへ載せ替える段階へと進む並びと読めます。第 5 章は負荷分散と地理冗長、第 6 章はイントラネットを Azure に延伸する方法、第 7 章は Azure サポートチームからのベストプラクティスの紹介です。巻末には付録 A として Azure の IaaS に関連するさまざまな話題、付録 B として Azure Storage の活用が収められています。改訂では内容の更新に加えて、サポート部門への問い合わせや利用者の需要が増えた分野としてディスク暗号化や Front Door などを大幅に加筆したと案内されています。巻頭の序文は前版に続き、“赤間本”で知られる赤間信幸氏が特別寄稿しています。

移行方式と冗長構成の判断がなぜ難しいのか

オンプレミスからの移行でまず迫られるのは、仮想マシンへそのまま載せ替えるか、データベースや Web アプリケーションをクラウド側が管理するサービスへ作り替えるかの選択です。前者は移行の手間とリスクが小さい反面、OS の更新やバックアップといった運用の負担はほとんど減りません。後者は運用を大きく任せられる代わりに、使える機能の範囲や設定の自由度に制約があり、アプリケーション側の手直しが必要になることがあります。さらに可用性の設計では、同じリージョンの中で複数台に 負荷を振り分ける仕組み と、リージョンをまたいで切り替える 災害時の復旧への備え とで、費用も構成の複雑さも大きく変わります。社内ネットワークとの接続も、どの経路で、どこまでの通信を Azure 側へ通すかによって、名前解決や経路の設計が変わってきます。サポート業務で得たノウハウを移行のシナリオに沿って並べた本書の組み立ては、設計段階で同じ失敗を避けるための材料になります。

移行を任されたインフラ担当者に向く理由と、2021 年時点の前提

この本が役立つのは、オンプレミスのサーバーやネットワークの運用経験があり、自社システムの Azure 移行や、移行後の構成見直しを任された人です。移行の段階に沿ってサービスの選び方と構成の注意点を確認したい読者に向いており、サーバーの仮想化や TCP/IP の基礎があると読み進めやすくなります。一方で、クラウドそのものの概念から学びたい人や、コンテナやサーバーレスを中心にした新規開発の設計を知りたい人には、移行を軸にした本書の構成は目的と合いにくいでしょう。また 2021 年 12 月の発行のため、サービスの名称や管理画面、料金体系はその時点のものです。Azure では 2023 年に Azure Active Directory が Microsoft Entra ID へ改称されたように名称の変更も起きるので、手順は公式ドキュメントと突き合わせながら読むのが安全です。

クラウド基盤の本を移行、設計、運用のどこから読むか整理したい場合は、インフラとクラウドの技術書の選び方 も参考になります。そのうえで、手元にあるオンプレミスの資産を Azure へ移す計画を具体的に詰めたい人にとって、サポートエンジニアが問い合わせの現場で得た注意点を移行の順に確認できる本書は、設計の手戻りを減らすための手堅い一冊です。

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