人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるものの表紙

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの(ジンコウチノウハニンゲンヲコエルカ ディープラーニングノサキニアルモノ)

著者:
松尾 豊(マツオ ユタカ)
出版社:
KADOKAWA
出版日:
2015年03月09日頃
ISBN:
9784040800202
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.12(309 件)
中級者向け
深層学習人工知能機械学習ニューラルネットワークデータサイエンス研究AI倫理人間とAI技術トレンドコンピュータサイエンス

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書籍紹介

グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能とは何か、人間とは何かを問い直す。

技書の森解説

人工知能という言葉が急速に広まった 2015 年に刊行され、 AI の歴史と技術的な全体像を一冊で見通せる入門書として読み継がれています。著者の松尾豊氏は東京大学で深層学習を研究する第一線の研究者であり、専門家が一般読者に向けて書いた「翻訳書」としての信頼感が本書の強みです。

構成は、 1950 年代からの AI 研究の 3 度のブームと 2 度の冬の時代を追いながら、なぜディープラーニングが画期的なのかを段階的に説明するものです。数式やコードは登場せず、概念の積み重ねで核心へ至る書き方のため、プログラミング経験のない読者でも通読できます。技術書というより科学読み物に近い位置づけですが、「特徴量を自ら学習する」というブレークスルーの意味を平易な言葉で伝える力は、入門段階で類書と替えがたいものがあります。

注意すべき点は、刊行が 2015 年のため大規模言語モデル以降の展開には触れていないことです。ただし本書が描く「 AI の歩み方」の構図は、その後の動きを理解する土台として依然として有効です。 AI を学び始めるにあたって「何がどこまで分かっていて、何が分かっていないのか」を俯瞰する最初の一冊に適しています。

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