ChatGPT は質問・指示が 9 割

チャットジーピーティーハシツモンシジガキュウワリ

ChatGPT は質問・指示が 9 割の表紙
AI / 機械学習
著者:
山崎 志津(ヤマザキ シヅ)
出版社:
池田書店
出版日:
2023年06月26日
ISBN:
9784262174860
在庫:
在庫あり
3.31(14 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
ChatGPTプロンプトエンジニアリングAI コミュニケーション自然言語処理AI アシスタントエフェクティブコミュニケーションAI 活用ビジネス AIAI トレーニングユーザー体験

なぜ注目されているか

総合256位 ↑ 41 ランクアップ 言及 11 件・うち記事 10 件を掲載
言及数
271位
出版前出版日01220222023202420252026

書籍紹介

【ChatGPT を部下だと思って接してあげよう】
ChatGPT は、入力する質問・指示次第でいくらでも使い勝手が変わります。しかし、その圧倒的な自由度のせいで、効果的に使いこなせていない人が多いのが現状です。

特に多いのが、ChatGPT に自分の知らない知識を求めてしまうパターンです。ChatGPT はでたらめな回答をすることも多いので、失望して「使えない」と思った人も多いでしょう。しかし、それはあくまで使い方に問題があっただけなのです。

ChatGPT には、あなたの優秀な部下だと思って接してあげましょう。部下への指示の出し方にコツがあるように、ChatGPT にも質問や指示の出し方にコツがあります。そのコツさえ掴んでしまえば、ChatGPT はいくらでもあなたのために働いてくれます。

【ChatGPT への「質問・指示」の出し方をわかりやすく解説】

本書は、誰にでもわかりやすいよう ChatGPT の機能やしくみ、使い方などを解説しています。

使い方もただ事例を紹介するだけではありません。質問・指示を出すときにどんなことを意識すれば、ChatGPT が最大の効果を発揮するのか、4 つのコツに分けて解説します。最初に質問するときのテンプレートも掲載しています。

ChatGPT の使い方は本当に自由なので、本書のコツをもとにいろいろな使い方を試してみてください。

※本書は GPT-4 にも完全に対応し、解説した 1 冊となっています。

※本書は Kindle で発売されている『おばちゃんでもわかる超入門 ChatGPT』『ChatGPT の応答精度はプロンプトが 9 割』に最新情報を加え、大幅に加筆修正して出版したものです。

はじめに

Chapter1 ChatGPT の基礎知識

Chapter2 ChatGPT の登録方法と使い方

Chapter3 ChatGPT をうまく使うための活用法

Chapter4 ChatGPT の力を最大限に引き出す 4 つのポイント

Chapter5 GPT-4 で何が変わったのか

Chapter6 テンプレートと GPT-4 でもっと有効活用しよう

Chapter7 他の AI も使ってみよう

おわりに

技書の森解説

『ChatGPT は質問・指示が 9 割』 (山﨑 志津 著、池田書店、2023 年 6 月刊) は、ChatGPT に入力する質問や指示の出し方を、技術の知識が無い人にも分かる言葉で解説した入門書です。版元の紹介文は、ChatGPT を優秀な部下だと思って接するという考え方を掲げ、期待外れの答えが返ってくるのは使い方に問題があっただけだと説明しています。一度試して「使えない」と感じたまま止まっている人が、指示の組み立て方から立て直すための一冊です。

全 7 章の構成、基礎知識と登録から他の AI の活用まで

目次では、はじめにとおわりにの間に Chapter1 から Chapter7 までの 7 章が並びます。Chapter1 の ChatGPT の基礎知識と Chapter2 の登録方法と使い方で使い始めるまでの準備を整え、Chapter3 で ChatGPT をうまく使うための活用法へ進みます。中心にあたると読めるのが Chapter4 の ChatGPT の力を最大限に引き出す 4 つのポイントで、版元の紹介文によると、質問や指示を出すときに何を意識すれば効果が最大になるのかを 4 つのコツに分けて解説し、最初に質問するときのテンプレートも掲載しています。後半は Chapter5 の GPT-4 で何が変わったのか、Chapter6 のテンプレートと GPT-4 でもっと有効活用しよう、Chapter7 の他の AI も使ってみようと続きます。版元は、著者が Kindle で出していた電子書籍『おばちゃんでもわかる超入門 ChatGPT』『ChatGPT の応答精度はプロンプトが 9 割』に情報を加え、大幅に加筆修正して出版したものと説明しています。著者は中小企業診断士で、中小企業のデジタル化推進のコンサルティングを行っていると紹介されています。

部下への指示にたとえる理由、言語モデルが誤る仕組み

ChatGPT の土台にある 大規模言語モデル は、入力された文に続く語としてもっともらしいものを順に選び、文章を組み立てる仕組みで動いています。知識を検索して確かめているわけではないため、知らない事実を尋ねると、正しそうな形をした誤りを返すことがあります。版元の紹介文が、自分の知らない知識を ChatGPT に求めてしまう使い方を失敗の典型として挙げているのはこの性質に対応しています。反対に、目的と前提、守ってほしい条件、欲しい出力の形を具体的に渡すほど、応答はぶれにくくなります。仕事を頼む相手に背景と完成形を伝えるのと同じ構図であり、部下へのたとえはこの点を言い当てたものと読めます。こうした入力の工夫は技術者の間では プロンプトの設計 として整理されていますが、版元は本書を誰にでもわかりやすいように書いたと案内しており、専門用語の体系よりも日常の指示の出し方として身につける方向の本と読めます。

2023 年刊の ChatGPT 入門書として読む前提と向いている読者

プログラミングの経験は前提にしておらず、ChatGPT を仕事や日常で使い始めたい人が対象と読めます。本書は 2023 年 6 月刊で、GPT-4 への対応を掲げた時点の内容です。ChatGPT の画面や登録の手順、提供されるプランはサービス側の都合で刊行後に変わり得るため、Chapter2 の操作手順はサービスの公式の案内と照らし合わせて読むのが安全です。一方で、指示を出すときに何を意識するかという考え方は、画面が変わっても持ち越しやすい部分です。

API を使ったアプリケーション開発や、モデルの内部の仕組みを技術として掘り下げたい人には目的が合いません。目次はサービスの使い方と指示の出し方に絞られているため、その方向へ進みたい場合は LLM と生成 AI の技術書の選び方 を先に眺めておくと、次の一冊を選びやすくなります。

ChatGPT を試したものの業務に組み込めずにいる人や、同僚や家族に使い方を説明する立場の人にとって、指示の考え方を 4 つのコツと質問のテンプレートの形で手元に置ける本書は、最初の一冊として元を取りやすい本です。

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