入門 情報処理

ニュウモンジョウホウショリ

データサイエンス、AI を学ぶための基礎

入門 情報処理の表紙
ハードウェア
著者:
寺沢幹雄 / 福田 收(テラサワ ミキオ / フクダ オサム)
出版社:
オーム社
出版日:
2022年01月17日頃
ISBN:
9784274227981
在庫:
在庫あり
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書籍紹介

データサイエンス・AI を学ぶ前に読んでおきたい教科書
前版発行後のソフトウェア周りの進展にあわせて内容を見直すとともに今後重要度が増していくであろうデータサイエンス、AI 寄りのテクニカルな内容を増強して改訂するものです。情報科学を扱ううえでの基本的なリテラシーやコンピュータサイエンスの基礎、Word、PowerPoint、Excel の操作の基本、Excel による統計処理の基礎などを文理問わず学部学部生にわかりやすく解説する教科書です。

1 章 情報社会とビジネス

2 章 コンピュータネットワーク

3 章 ハードウェア

4 章 コンピュータの動作原理

5 章 情報量

6 章 ソフトウェア

7 章 人工知能のアルゴリズム

8 章 メディアリテラシー

9 章 ビジネス文書作法

10 章 ビジネスプレゼン作法

11 章 データ処理の実践

技書の森解説

大学 1 年生が最初の情報科目で身につける基礎を、データサイエンスと AI を学ぶ準備という位置づけで 1 冊にまとめた教科書です。『入門 情報処理』 (寺沢 幹雄、福田 收 著、オーム社、2022 年 1 月 17 日発売) は副題を「データサイエンス、AI を学ぶための基礎」とし、版元は「全国国公私立大学の学部 1 年生」を薦める相手に、読者の段を初級に置いています。紹介文によると、情報科学を扱ううえでの基本的なリテラシーやコンピュータサイエンスの基礎、Word と PowerPoint と Excel の操作の基本、Excel による統計処理の基礎を、文理を問わず学部生に向けて解説する本です。

前身の書籍から改題、データサイエンスと AI を増強

NDL の書誌によると、本書は 2016 年刊の『情報基礎と情報処理』第 4 版を改題、改訂したものです。版元の紹介文は、前版の発行後のソフトウェア周りの進展にあわせて内容を見直し、データサイエンスと AI 寄りの技術的な内容を増強した改訂だと説明しています。前身の書名と本書の書名は異なります。

社会とネットワークから Excel の統計処理まで全 11 章

目次は全 11 章です。第 1 章「情報社会とビジネス」はプライバシーと個人情報、IoT、人工知能の応用を、第 2 章「コンピュータネットワーク」は有線と無線の接続手段、プロトコル、ネットワークセキュリティ、暗号化を扱います。第 3 章「コンピュータシステム (ハードウェア)」と第 4 章「コンピュータの動作原理」はコンピューターの歴史と構成要素、記憶装置と演算装置、論理回路、2 進数と 10 進数の変換、四則演算を扱い、第 5 章「情報量」は文字コード、音声と画像と動画の情報量、情報圧縮、誤り検出と訂正を取り上げます。第 6 章「ソフトウェア」は OS、プログラムの内部動作、データベース理論を、第 7 章「人工知能のアルゴリズム」は教師あり学習と教師なし学習の代表的な手法、深層学習、手法の評価を扱います。第 8 章「メディアリテラシー」は 2022 年の刊行時点のサービス名でメール、Twitter、Facebook、LINE、Instagram を取り上げ、第 9 章「ビジネス文書の基礎 (Word)」と第 10 章「ビジネスプレゼンの基礎 (Power Point)」で文書とスライドの作り方に移ります。最後の第 11 章「データ処理の実践」は Excel 操作の基本からグラフ、複利計算や損益分岐点の数式、見積書と確定申告書の帳票、クロス集計、ヒストグラム、偏差値、相関分析、t 検定、カイ 2 乗検定までを扱います。

情報量と機械学習と統計処理を結ぶ技術背景

文字や画像がビット列として表され、その大きさが情報量として数えられることを知ると、圧縮や誤り訂正がなぜ必要かが見えてきます。表の形で整理したデータを条件で取り出し、組み合わせて集計する データベース の操作は、業務システムでデータを扱うときの基本になります。データから規則を獲得させる 機械学習 では、正解付きのデータで学ぶ教師あり学習と、正解なしでまとまりを見つける教師なし学習を区別することが出発点です。t 検定は 2 つの集団の平均の差が偶然の範囲かどうかを、カイ 2 乗検定は分類どうしに関連があるかを確かめる方法で、どちらもデータ分析の結論を数字で裏づける基本の道具です。本書は、こうした コンピューターサイエンス の基礎の要素と、表計算ソフトの操作を同じ 1 冊で扱います。

大学の情報科目の教科書として向く読者、向かない読者

授業で本書を指定された学部 1 年生はもちろん、情報の基礎科目を 1 冊で一通り押さえたい初学者に合います。逆に、目次にプログラミング言語の書き方や、機械学習のモデルの実装を扱う章はありません。本書は、データサイエンスや AI の講義に進む前の段階で、コンピューターの仕組み、情報量、Office の操作、統計の基礎を 1 冊で扱う教科書です。

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