徹底攻略 基本情報技術者の科目B実践対策[プログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティ]の表紙

徹底攻略 基本情報技術者の科目 B 実践対策[プログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティ](テッテイコウリャクキホンジョウホウノカモクビータイサク プログラミング アルゴリズム ジョウホウセキュリティ)

ITパスポート
著者:
株式会社わくわくスタディワールド 瀬戸美月/株式会社わくわくスタディワールド 齋藤健一(カブシキカイシャワクワクスタディワールド セトミヅキ/カブシキカイシャワクワクスタディワールド サイトウケンイチ)
出版社:
インプレス
出版日:
2023年06月21日
ISBN:
9784295016731
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
パソコン検定ITパスポート基本情報技術者プログラミングアルゴリズム情報セキュリティ資格対策問題集解説付き実務対策学習テキスト

なぜ注目されているか

ITパスポート
10
言及数
925
総合1714 32 ランクダウン 2 件の言及

書籍紹介

手を動かしながら効率的に理解が進む構成!素早く正答を出す力が身に付くテキスト&問題集。解説付き予想問題収録!

技書の森解説

基本情報技術者試験の合否を分けやすい科目 B だけを、演習で集中的に鍛えるための対策書です。『徹底攻略 基本情報技術者の科目 B 実践対策[プログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティ]』は、株式会社わくわくスタディワールドの瀬戸美月氏と齋藤健一氏の共著で、科目 B を含む試験制度が始まった 2023 年の 6 月にインプレスから刊行されました。 A5 判の紙幅をまるごと科目 B に充てた 1 冊で、版元は「手を動かしながら効率的に理解が進む構成」で「素早く正答を出す力が身に付くテキスト&問題集」と紹介しており、解説付きの予想問題も収録されています。

前提知識: 科目 B の試験制度と出題形式

試験制度から確認します。基本情報技術者試験 (試験区分の略号は FE) は情報処理技術者試験の一区分にあたる国家試験で、令和 4 年度までの上期・下期の期別実施を経て、 CBT 方式で随時受験できる通年試験へ移行しました。試験は科目 A (90 分・四肢択一 60 問) と科目 B (100 分・多肢選択式 20 問・選択問題なしの全問必須) の 2 科目です。 IPA が 2022 年に公表した制度変更で、科目 B は「情報セキュリティ」と「データ構造及びアルゴリズム (擬似言語) 」の 2 分野を中心とした構成に定められ、旧午後試験にあった C や JavaPython など個別プログラミング言語による出題は擬似言語に統一されました。本書の副題にあるプログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティは、この科目 B の出題範囲にそのまま対応しています。本書自体は年度版ではありませんが、試験要綱やシラバスは随時改訂されるため、受験前に IPA 公式サイトで適用中の試験要綱を確認してください。

科目 B はなぜ難所になるのか

科目 B が難所とされるのは、科目 A までの知識問題と要求される能力が違うからです。問われるのは用語の記憶ではなく、擬似言語で書かれた手続きを読み、変数の値の動きを追跡して結果を言い当てる読解力です。擬似言語は特定言語の文法知識を前提にしない代わりに、繰り返しや条件分岐、配列や関数といったプログラミングの普遍的な骨組みそのものを試します。しかも 100 分で 20 問ですから、単純計算で 1 問に使えるのは 5 分。初見のコードを時間内に読み切る速度は解き方の知識だけでは身に付かず、量をこなす反復でしか上がりません。プログラミング経験のない受験者ほど、解説を読んで分かったつもりになる段階と、自力でトレースして正答できる段階の落差が大きく、この落差を埋める演習量を確保できるかが合否を左右します。

本書の役割: 科目 B の演習を 1 冊で完結させる

本書の役割は、その演習量の供給にあります。科目 A と科目 B を 1 冊でカバーする教科書型の総合テキストは全体を見渡すには便利な一方、科目 B の演習に割けるページはどうしても限られます。科目 B 専用に 1 冊分の紙幅を使う本書はテキストと問題集を兼ねる作りで、読んだ内容を手を動かして確かめながら進む構成だと版元は説明しています。試験本番と同じ擬似言語の記法に慣れる練習を、解説付きの予想問題まで含めて 1 冊の中で完結できるため、「科目 A は目処が立ったのに科目 B の得点が安定しない」という典型的な停滞への処方になります。

向いている読者・向かない読者

向き不向きははっきりしています。実務でコードを日常的に読み書きしている人なら、 IPA が公開しているサンプル問題や公開問題で出題形式に慣れるだけで足りる場合も多く、基礎からの丁寧な演習は冗長に感じるかもしれません。科目 A の基礎知識がまだ固まっていない段階なら、先に総合テキストで全体を一巡するほうが効率的です。逆に、プログラミング経験がほとんどないまま基本情報技術者試験に挑む学生や社会人、旧午後試験や科目 B で伸び悩んだ再挑戦組にとって、擬似言語の読解を体系的に反復できる専用の 1 冊は、合格までの距離を最も確実に縮める投資です。やり切る頃には初見の擬似言語コードを恐れずにトレースへ取りかかれるようになっているはずで、その力は合格後に実際のプログラミング言語を学ぶときの土台にもなります。

言及 Qiita 記事 (2 件)

この本に興味がある方におすすめ

この本に関連

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ