Power Automate と Python でマスターする Excel 高速化(パワーオートメートトパイソンデマスタースルエクセルコウソクカ)
- 著者:
- 金宏 和實(カネヒロカズミ)
- 出版社:
- 日経BP
- 出版日:
- 2022年12月23日
- ISBN:
- 9784296080250
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
■ この 1 冊で両方のツールを使いこなせるようになれる!
パソコンで仕事を効率化ーー。といっても、実はたくさんの手作業があるのがパソコンでの作業です。これをまとめて自動化する手段として注目されているのが Power Automate と Python です。
でも、どっちを使えばいいの?という疑問もごもっとも。それぞれ特徴があり、どちらが優れていると決められるものではありません。ケースバイケースなので、どちらを覚えるのがいいとは言い切れず……。それならどちらも使えるようになってしまえばいいのでは?
本書は、どちらのツールも使えるようになってしまおうという、ちょっと欲張りな 1 冊です。皆さんの目的は、ツールの使い方を覚えることではなく、自分の仕事をいかに自動化するかのはずですよね? だから、その勘所を要件定義とフローチャートで整理するのが実は最も重要なのです。本書では 6 種類のビジネス課題をミッションととらえ、そのミッションをいかに解決するかを真っ先に考えます。
重要なのは、そのミッションを解決するにはどのようなデータをどのように扱うか、そして何をどの順番で処理していくか、です。本書ではそこを、要件定義とフローチャート作りで整理します。そこまでできてしまえば、実はプログラミングは山場を越えています。 Power Automate でも Python でも、実際にプログラミングするのは最後の仕上げ段階に過ぎません。なのでまずは要件定義から始めて、フローチャートの作成を目指します。
本書では、さまざまな職場でありがちな、かつさまざまな業務に共通する 6 つのミッションを取り上げ、それを解決していきます。 Web アプリケーションとの連携プログラムもカバーしました。それに加えて、より利便性を要求する 4 つの追加ミッションも用意しました。合計 10 のミッションを自動化する Power Automate と Python のプログラミングを通じて、仕事上の面倒な手作業をコンピューターにやらせるための処理の作り方、それをプログラムにする勘所を身につけることができます。その結果、 Power Automate と Python 、どちらかではなく、両方を使いこなせるビジネスパーソンになれるのです。
「 Power Automate は使ってはみたけど、 Python にも興味があって……」という人や、「 Python は使えるようになったものの、 Power Automate はどんなもんなんだろう」という人に本書はお薦め。そしてもちろん「 Power Automate と Python 、どちらから始めたらいいんだろう」という人にもピッタリ! 両方いっぺんに始めてしまいましょう。
第 1 章 Excel 自動化の準備
第 2 章 基準に満たない項目のリストを作る
第 3 章 在庫が基準を下回った商品の発注書を自動作成
第 4 章 特定の日付の時点で基準年齢の人をリストアップ
第 5 章 複数の売上伝票から売上一覧を作成する
第 6 章 作成した売上一覧を Web システムに一括登録
第 7 章 複数のキーで検索するプログラムを作る
技書の森解説
Excel を使った定型業務 - ファイルの集約、フォーマット変換、定時レポートの作成 - を手作業で続けていると、いつか「これは自動化すべきだ」と感じる瞬間が訪れます。本書はその自動化を実現する手段として、 Microsoft Power Automate と Python という 2 つのアプローチを 1 冊で並列に扱い、それぞれの得意領域と使い分けの判断基準を示します。
Power Automate はノーコード/ローコードで Microsoft 365 のエコシステム内のフローを組むのに向いており、 Python (openpyxl 、 pandas) はデータの加工や複雑な条件分岐を含むバッチ処理に強みを持ちます。本書はどちらか一方に肩入れせず、業務の性質に応じて適切な道具を選べるようになることを目指しています。
想定読者は、 VBA をある程度書ける中級者というよりも、「マクロは少し触ったことがある」「 Power Automate の名前は聞いたが何から始めればよいか分からない」程度の層です。 Excel 作業を減らしたいが、どのツールに投資すべきか迷っている実務者にとって、選択肢を俯瞰するための地図になる一冊です。
この本に興味がある方におすすめ
この本に関連
金宏 和實 の他の書籍
関連記事
OS・低レイヤー本ガイド - コンピュータの仕組みを学ぶ技術書の選び方
OS、コンパイラ、ネットワークなど低レイヤーを学べる技術書の 4 ジャンルと、どこから始めるべきかの指針、賞味期限の見極め方を紹介します。
DevOps 本ガイド - CI/CD とインフラ自動化を学ぶ技術書の選び方
DevOps の文化・原則から CI/CD、IaC、オブザーバビリティまで学べる技術書の選び方と学習順序を紹介します。
「写経」「模写」「車輪の再発明」- 手を動かす学習法の使い分け
写経、模写、車輪の再発明。手を動かす学習法は複数ありますが、それぞれ鍛えられるスキルが異なります。目的に応じた使い分けを解説します。