Web サイト管理のきほん 業務と技術の知識が身につく

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Web サイト管理のきほん 業務と技術の知識が身につくの表紙
インターネット / WEB デザイン
著者:
谷口 元紀(タニグチ ゲンキ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年07月21日頃
ISBN:
9784297129224
在庫:
在庫あり
5(2 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
DNSSEOWordPressレンタルサーバークラウドSSL 証明書ドメインWeb サイト管理情シスWeb 制作

なぜ注目されているか

総合1924位

書籍紹介

Web サイトに関わる仕事を始めるにあたり必要となるのは、どんな知識でしょうか。「レンタルサーバ、VP、クラウドのどれを選べば?」「ドメインは SEO と関係があるの?」「SSL 証明書にはどれくらいお金がかかる?」といった業務の知識でしょうか。「そもそも『サーバ』って何?」「DNS ってどんなしくみ?」「SSL で何が守られるの?」などの技術の知識でしょうか。答えはどちらもです! 本書では Web サイト周りの基本的な知識を、業務・知識の両面からお伝えします。会社の Web 担当 1 年めの方、情シス 1 年めの方をはじめ、これからレンタルサーバを借りて WordPress で簡単な Web サイトを作ろうと思っている Web 制作 1 年めの方にお勧めの本となっています。

技書の森解説

『Web サイト管理のきほん 業務と技術の知識が身につく』 (谷口元紀 著、技術評論社、2022 年 7 月刊) は、Web サイトに関わる仕事を始める人に向けて、ドメインと DNS、サーバー、SSL 証明書、セキュリティ、トラブルへの対処の基本を、業務の知識と技術の知識の両面から解説した本です。版元の紹介文は、レンタルサーバーと VPS とクラウドのどれを選ぶか、ドメインは SEO と関係があるか、SSL 証明書にどれくらい費用がかかるかといった業務の問いと、サーバーとは何か、DNS はどんなしくみか、SSL で何が守られるかといった技術の問いを並べ、その両方を扱うと案内しています。版元が挙げる対象は、会社の Web 担当 1 年めの人、一人情シス、フリーランスの Web 制作 1 年めの人です。

第 0 章から第 5 章の構成、ドメインからトラブル対応まで

本文は「はじめに」に続く第 0 章から第 5 章と、巻末の「本書のまとめ」からなります。第 0 章「この本で学ぶこと」でドメイン、サーバー、SSL、セキュリティ対策、トラブルが起きたときの心得を概観したあと、第 1 章「ドメインと DNS」、第 2 章「サーバの基本とレンタルサーバの使い方」、第 3 章「SSL と SSL 証明書」、第 4 章「レンタルサーバにおけるセキュリティの心得」、第 5 章「トラブルシューティングガイド」と進みます。節の多くは「どんなドメインをどこで買ったらいいの?」「サーバ料金の支払い方法はどれがいいの?」のように、担当者が抱く問いの形の題になっています。

ドメインと DNS、名前解決と TTL の仕組み

第 1 章は、ドメインの維持にかかる費用とトップレベルドメインから始まり、ドメイン事業者の選び方と移管、トップレベルドメインや中古ドメイン、日本語ドメインと SEO の関係、サブドメインとサブディレクトリの違い、ドメインと IP アドレスのひも付け、権威 DNS とキャッシュ DNS、Whois、TTL、A レコードや MX レコード、TXT レコード、CNAME レコード、NS レコードの用途を扱います。DNS は、ドメイン名に対応する IP アドレスなどの情報をそのドメインの権威 DNS サーバーが答え、利用者側のキャッシュ DNS サーバーがその答えを一定時間保持する分散型の仕組みです。保持する時間はレコードごとの TTL で決まるため、設定を書き換えても、古い答えを保持しているキャッシュが期限を迎えるまでは新しい値が行き渡りません。サーバーを移す前に TTL を短くしておく操作が必要になるのはこのためで、本書は 1.8 の節に TTL の短縮時の DNS 操作の項を置き、2.13 の節でもサーバーとドメインの引っ越しに欠かせない DNS の設定と切り替えを取り上げています。

レンタルサーバー、VPS、クラウドの違いと日々の運用

第 2 章は、Web サイトが公開される仕組みとサーバーの機械的な側面から入り、レンタルサーバー、VPS、クラウドコンピューティング、専用サーバーの違いと、サーバーを借りるときの管理者権限を整理します。レンタルサーバーは 1 台のサーバーを多数の利用者で共有し、OS やミドルウェアの管理を事業者に任せる形で、VPS は仮想化したサーバー 1 台分を管理者権限付きで借りる形です。管理者権限があれば構成の自由度は上がりますが、更新や防御の責任も借り手に移ります。続く節では、費用感、SSD と HDD、表示速度、運営会社の規模、サポート方法といったレンタルサーバーの比べ方、支払い方法、コントロールパネル、ドメインの追加、FTP と SFTP と FTPS の違い、BASIC 認証と IP アドレス制限、PHP とそのバージョン、データベースと phpMyAdmin、バックアップ、サーバーとドメインの引っ越し、取得したドメインでのメールを扱います。配信元の前に置いた多数の拠点にコンテンツの複製を持たせ、利用者に近い拠点から返す CDN も 1 つの節で取り上げ、メリットとデメリットを別の項で扱っています。

SSL 証明書の種類と鍵、レンタルサーバーのセキュリティ

第 3 章は、SSL とは何か、費用や手間をかけてまで SSL を使うメリット、SSL で守られる情報と守られない情報から始まり、DV 証明書、OV 証明書、EV 証明書の違い、秘密鍵、CSR、公開鍵、中間 CA 証明書とルート証明書、無料の証明書、失効と再発行、サーバーの設定時と設定後の注意点を扱います。SSL は後継の TLS を含めた呼び名として使われ続けている名前で、Web サイトの身元を示す TLS 証明書 は、認証局がドメイン名などの情報と申請者の公開鍵を結び付けて署名したものです。DV 証明書はドメインの管理権限だけを確かめて発行され、OV 証明書と EV 証明書は組織の実在も審査されます。第 4 章は、パスワードの強さと使い回し、二段階認証と二要素認証、脆弱性、Web アプリケーションファイアウォール、海外からの攻撃を防ぐ IP アドレスフィルター、WordPress のアップデートとメンテナンスされていないプログラムの扱い、レンタルサーバー会社が管理する範囲と利用者が気にかける範囲、乗っ取られたサイトの復旧方法を扱います。

第 5 章は、トラブルの原因を自分の操作と環境の問題に切り分ける手順、ブラウザーの画面に出るエラーの読み方、404 や 503 などの HTTP ステータスコード、メールが届かないときの確かめ方、サポート窓口の利用方法を扱います。版元の書籍ページの著者紹介 (2026 年 10 月時点) によれば、谷口元紀はさくらインターネット株式会社で、レンタルサーバー、ドメイン、SSL、CDN などのサービス企画を担当しています。本書は、ドメインと DNS、サーバー、SSL 証明書、セキュリティ、トラブル対応という Web サイト管理の基本を、第 0 章から第 5 章に収めています。

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