Webアプリケーションアクセシビリティ──今日から始める現場からの改善の表紙

Web アプリケーションアクセシビリティ──今日から始める現場からの改善(ウェブアプリケーションアクセシビリティキョウカラハジメルゲンバカラノカイゼン)

著者:
伊原 力也/小林 大輔/桝田 草一/山本 伶(イハラ リキヤ/コバヤシ ダイスケ/マスダ ソウイチ/ヤマモト レイ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2023年02月27日
ISBN:
9784297133665
在庫:
在庫あり
★★★★★5(2 件)
中級者向け
HTMLアクセシビリティWAI-ARIAUIデザインフォームモーダルダイアログデザインシステムWebアプリケーションユーザーエクスペリエンスインクルーシブデザイン

なぜ注目されているか

言及数
294
総合
340
8 ランクダウン13 件の言及
出版前出版日03520222023202420252026

書籍紹介

アクセシビリティとは「利用可能な状況の幅広さ」のこと。より多くの人が、より多くの環境で、より多くの状態で利用できることです。もちろんそこには視覚・上肢・認知などに障害があるケースも含みます。日々繰り返し利用する Web アプリケーションにこそ、アクセシビリティが求められます。
Web サイトに比べて、多くのインタラクションを行う Web アプリケーションでは、アクセシビリティの確保はやや難易度が高いものです。特に既存の Web アプリケーションは複合的な課題を抱えていることが多く、教科書どおりの方法では必ずしも改善できません。

本書では、 Web アクセシビリティの基礎である「 HTML と WAI-ARIA 」を解説したうえで、 Web アプリケーションの要である「フォーム」、色やテキストなど「 UI デザインの基本」、モーダルダイアログや通知など「少し複雑な UI パターン」の 3 分野に分けて、よくある事例を取り上げながら、現実的で段階的な改善方法を紹介します。

さらには、デザインシステムの活用や組織での推進法など、アクセシビリティの取り組みを定着・推進・向上させるためのノウハウも詳説します。

技書の森解説

Web アクセシビリティは「対応すべきだと分かっているが、何をどこまでやればいいのか分からない」という状態に長く留まりがちな領域です。本書はその膠着を打ち破るために、 WCAG の達成基準を Web アプリケーションの具体的な UI パターンに落とし込み、 WAI-ARIA の属性をどう付けるか、キーボード操作をどう設計するかまで踏み込んで解説します。

伊原力也氏をはじめとする著者陣は、日本語圏でのアクセシビリティ啓蒙を長年担ってきた実践者です。そのため内容は仕様書の翻訳ではなく、開発チームが明日から実装に取り入れられる粒度に噛み砕かれています。フォームのバリデーション、モーダルダイアログ、タブ UI など、業務で頻出するコンポーネントを軸に WCAG 2.1 の要件を整理している点が実用的です。

前提としてある程度の HTMLJavaScript の知識が求められるため、完全な初心者よりも、フロントエンド開発に携わっていて「アクセシビリティの正しい作法を体系的に押さえたい」と考えるエンジニアやデザイナーに噛み合います。仕様の背景にある「なぜそうすべきか」を理解することで、個別のチェックリストを暗記するのではなく、判断力として身につく構成になっています。

言及 Qiita 記事 (9 件)

この本に興味がある方におすすめ

この本に関連

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ