トコトンやさしい印刷の本の表紙

トコトンやさしい印刷の本(トコトン ヤサシイ インサツ ノ ホン)

その他
著者:
印刷技術と生活研究会/真山明夫(インサツ ギジュツ ト セイカツ ケンキュウカイ/サナヤマ,アキオ)
出版社:
日刊工業新聞社
出版日:
2012年12月
ISBN:
9784526069925
シリーズ:
B&Tブックス
在庫:
在庫あり
5(1 件 / 楽天ブックス)

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技書の森解説

Web 全盛の時代でも、チラシやパッケージ、書籍といった印刷物が消えたわけではなく、 DTP データの入稿や色校正のやり取りは制作現場の日常業務であり続けています。ところが「印刷がどういう仕組みで刷られているか」を体系立てて学ぶ機会は意外に少ないものです。本書は日刊工業新聞社のシリーズ『 B & T ブックス』の一冊として 2012 年に刊行された入門書で、印刷技術と生活研究会と真山明夫氏の執筆により、印刷という技術の世界を予備知識なしで読めるようにほどいています。

書名の「トコトンやさしい」が示すとおり、専門家向けの技術便覧ではなく、初学者が全体像をつかむための読み物です。同社のこのシリーズは、身近な工業技術を平易な言葉で説き起こす体裁で知られており、本書も印刷を特別な素養なしに学び始められる水準に設定されています。刊行が 2012 年である点は踏まえる必要があり、デジタル印刷まわりの動向は刊行後も変化していますが、版と紙とインキが織りなす印刷の原理そのものは古びません。

印刷会社や製紙・インキ関連の新人はもちろん、入稿データを作る側のグラフィックデザイナーや Web 制作者、印刷物の発注を担当する広報職が、外注先との会話で困らない基礎語彙を仕込む読み方もできます。画面の RGB と紙の上の再現がなぜ違うのか、その入り口に立つための一冊と言えます。

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