Angularアプリケーションプログラミングの表紙

Angular アプリケーションプログラミング(アンギュラー アプリケーション プログラミング)

開発の勘所と手順をしっかりマスター

プログラミング
著者:
山田祥寛(ヤマダ,ヨシヒロ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2017年08月
ISBN:
9784774191300
在庫:
在庫あり
4(1 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
JavaプログラミングAngularJavaScriptWeb開発フロントエンドフレームワークSPAコンポーネントテンプレートデータバインディング

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書籍紹介

定番 JavaScript フレームワークの理論と実践が学べる!

技書の森解説

『 Angular アプリケーションプログラミング』は、山田祥寛氏が Google 発の SPA フレームワーク Angular を体系的に解説した書籍です (技術評論社・ 2017 年 8 月刊) 。データバインディング、コンポーネント、依存性注入という基本要素を軸に、フォーム、ルーティング、テストまでを 1 冊で扱います。刊行時点の Angular 4 に対応し、バージョン 5 以降へのアップグレードにも留意した解説であることを版元が明記しています。

導入編から応用編まで、全 11 章 + 付録の構成

構成は導入編・基本編・応用編の三部と付録です。導入編 (第 1 〜 3 章) では JavaScript の歴史の中でのフレームワークの位置づけと開発環境の準備を押さえた上で、 Angular の核であるデータバインディングを補間構文・プロパティ・イベント・双方向の各形式に分けて解説します。基本編 (第 4 〜 7 章) は標準パイプとディレクティブ、フォーム開発、コンポーネントの連携とライフサイクル、サービス開発。応用編 (第 8 〜 11 章) はルーティング、パイプ/ディレクティブの自作、ユニットテストと E2E テスト、関連ライブラリまで踏み込みます。巻末には TypeScript の簡易リファレンスが付き、 JavaScript から移ってきた読者が型まわりで止まらないよう配慮されています。

Angular 4 対応という時点をどう読むか

Angular は 2017 年当時から半年周期のメジャーリリースを続けてきたフレームワークで、本書が対応する Angular 4 と 2026 年時点の版とでは、 API の細部や推奨されるプロジェクト構成に相応の距離があります。とりわけ本書が前提とする NgModule 中心の構成は、 Angular 14 で導入されたスタンドアロンコンポーネントが Angular 17 以降の新規プロジェクトで既定になったことで、新規開発の標準ではなくなりました。リアクティビティの新機構である Signals も本書刊行後の追加です。一方で、テンプレート構文、コンポーネントのライフサイクル、依存性注入 の階層構造、SPA ルーティング の設計といった中核概念は版を跨いで通用する知識であり、本書の章立てもこの層が中心です。

向いている読者、 NgModule 世代の保守と基礎固め

もっとも価値が出るのは、 2010 年代後半から 2020 年代前半に立ち上がった NgModule 世代の Angular アプリケーションを保守・改修する読者です。当時の設計判断 (モジュール分割、 DI の階層、テンプレート駆動とモデル駆動という 2 つのフォーム方式) を日本語で一望でき、既存コードを読み解く際の道標になります。フレームワークの版に依存しない SPA 設計の考え方を、動くコード例とともに基礎から積み上げたい読者にも向きます。逆に、 2026 年時点の Angular で新規開発を始めたい読者には、スタンドアロン構成や Signals を前提とする公式ドキュメントとの併読が不可欠で、本書だけで完結させることは勧められません。手元の案件が NgModule 期の Angular なら、体系立った日本語解説として手元に置く価値のある 1 冊です。

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