チューリングの考えるキカイの表紙

チューリングの考えるキカイ(チューリング ノ カンガエル キカイ)

人工知能の父に学ぶコンピュータ・サイエンスの基礎

著者:
阿部彩芽/笠井琢美(アベ,アヤメ/カサイ,タクミ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2018年05月
ISBN:
9784774196893
在庫:
在庫あり
★★⯨☆☆2.5(2 件)
初級者向け
コンピュータサイエンス計算論アルゴリズムチューリングマシン計算の理論プログラミングの基礎デジタルロジック情報理論コンピュータの歴史理論コンピュータサイエンス

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1848
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書籍紹介

アラン・チューリングが産んだコンピュータの歴史を紐解きながら、考えるキカイの原点と原理を探る。コンピュータ・サイエンスの入門書。

技書の森解説

コンピュータサイエンスの根底にある「計算とは何か」という問いは、抽象的でありながら、あらゆるソフトウェアの設計に通じる普遍的なテーマです。本書は、その問いに最初の形を与えたアラン・チューリングの思考を辿りながら、チューリングマシンの仕組みや計算可能性の概念をイラストと平易な文章で解きほぐしていきます。 2018 年に技術評論社から刊行された一冊で、副題に「人工知能の父に学ぶコンピュータサイエンスの基礎」とあるとおり、歴史的な文脈と理論的な骨格の両方を一冊に収めています。

著者の阿部彩芽氏と笠井琢美氏は情報科学の教育に携わる研究者であり、大学の講義で扱う計算理論の内容を、数学の専門用語をなるべく使わず噛み砕く方針で書かれています。停止問題やゲーデルの不完全性定理といった話題にも触れますが、証明の細部に踏み込むのではなく「何が言えて何が言えないのか」の大枠を把握させることを優先しています。

プログラミング経験がなくても読み通せる反面、厳密な証明を追いたい人には物足りないかもしれません。計算理論の専門書に進む前のガイドマップとして、あるいは「なぜ万能アルゴリズムは存在しないのか」を一度腹落ちさせたい人にとって、最初の足掛かりになる位置づけの本です。

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