絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組み(エ デ ミテ ワカル システム パフォーマンス ノ シクミ)
- 著者:
- 小田圭二/榑松谷仁(オダ,ケイジ/クレマツ,タニヒト)
- 出版社:
- 翔泳社
- 出版日:
- 2014年06月
- ISBN:
- 9784798134604
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
近年のシステムには、十分な機能は当然のこと、急激なアクセス増加や高負荷処理にも耐え、パフォーマンスを維持できることが求められています。しかし、パフォーマンスの考え方は本来、一朝一夕に身につけられるものではなく、開発・運用現場で長年の経験を積んだ末にノウハウと共に得られるものです。本書では、現場で多くの案件を経験してきたベテランのコンサルタントたちが、その経験から得られたノウハウを含め、システムパフォーマンスの知識をわかりやすく解説します。理論でけでなく実例を挙げながら解説するので、実践的な知識を得ることができます。インフラエンジニア/アプリ開発者/システム運用管理者など、システムパフォーマンスとかかわりのあるすべての方へおすすめの一冊です。
技書の森解説
アプリケーションが遅いとき、 CPU なのかディスク I/O なのかネットワークなのか、原因の切り分けができずに手が止まる。本書はその「どこが詰まっているのか」を見つける力を、図解で養うことに特化した一冊です。 OS のプロセス管理からストレージの物理構造、ネットワークのレイヤーごとの遅延要因までを、文章だけでは伝わりにくい処理の流れを絵に落とし込んで解説します。
著者の小田圭二氏は「絵で見てわかる」シリーズを複数手がけており、本書もその流れを汲んで、抽象的になりがちなインフラの動作原理を視覚的に理解させる構成をとっています。コマンドの使い方やチューニングの手順書ではなく、「なぜそこがボトルネックになるのか」という原理を押さえる本であるため、特定のツールや OS バージョンに依存せず長く読み返せます。
対象としてはインフラに初めて向き合うアプリケーション開発者や、運用に入ったばかりのエンジニアが中心です。性能問題の議論で飛び交う用語 (スループット、レイテンシ、キュー長など) を絵とセットで腹落ちさせたい人に向きます。逆に、既に性能テストを日常的に回しているエンジニアには物足りなく感じる可能性がありますが、後輩に概念を説明する際の参照先として手元に置く使い方もできます。