極める。Excel 関数 データを自由自在に操る[最強]事典
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- 著者:
- きたみ あきこ(キタミ アキコ)
- 注目:
- 総合 1964 位
- 出版社:
- 翔泳社
- 出版日:
- 2023年01月20日
- ISBN:
- 9784798174792
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
Excel 関数を自由自在に使いこなすため、やりたいことや機能ごと、関数一覧から調べられる“最強”事典。Excel の関数は非常に便利な機能ですが、数がとても多いためすべてを把握し、使いこなすにはかなりの時間と勉強が必要です。そのため、関数の便利さは知っていても決まった関数しか使わない、新しい関数を調べても使いこなせない、という方も多いのではないでしょうか。本書では、さらに Excel を便利に使うためによく使う関数から専門的な計算分野まで、機能別で解説。すべての解説にサンプルデータがついているので、実際に手を動かしながら関数をマスターすることができます。巻末には全関数の一覧や機能別でひける索引、互換性のある関数と現関数の対応表など充実した付録も収録。やりたいことや機能ごと、一覧から使いたい関数を調べることができて便利です。
技書の森解説
Excel の関数でつまずく原因の多くは、使い方が分からないことではなく、その目的に合う関数の名前を知らないことにあります。『極める。Excel 関数 データを自由自在に操る[最強]事典』 (きたみあきこ 著、翔泳社、2023 年 1 月刊) は、やりたいことや機能ごと、あるいは関数一覧から調べられる事典として編まれた一冊で、版元は Microsoft 365/2021/2019/2016 対応と表記しています。関数の便利さは知っていても決まった関数しか使わない、新しい関数を調べても使いこなせない、という人に向けて、よく使う関数から専門的な計算分野まで機能別に解説し、すべての解説にサンプルデータが付属します。
数式の基本から組み合わせワザまで、全 11 章と 3 つの付録
構成は全 11 章です。第 1 章「数式の基本」では数式や関数のルールに加えて、演算子、引数に指定できるもの、新関数と互換性関数のバージョンに関する注意、配列数式、スピルまでを扱います。以降は第 2 章「表の集計」、第 3 章「条件判定」、第 4 章「数値処理」 (累計 / 順位 / 端数処理)、第 5 章「日付と時刻」、第 6 章「文字列操作」 (検索 / 置換 / 抽出 / 変換)、第 7 章「表の検索と操作」 (表引きやセルの情報表示)、第 8 章「統計計算」、第 9 章「財務計算」 (ローンや投資のシミュレーション)、第 10 章「数学計算」 (対数 / 三角関数 / 基数変換)、第 11 章「組み合わせワザ」 (Excel の便利機能と関数の組み合わせ) と、機能別に並びます。巻末には Excel の関数一覧 (アルファベット順)、機能別関数索引、互換性関数と現関数の対応という 3 つの付録があり、版元によれば関数一覧には本書で解説していない関数も使用例とともに掲載されています。各項目は、離れたセル範囲のデータを合計する、表の入力欄の入力漏れをチェックする、といった「やりたいこと」を見出しにした逆引きスタイルで、実際の画面と手順、難しい仕組みの図解が添えられています。
逆引き事典が効く理由と、Excel のバージョン差という落とし穴
表計算の関数は、名前を知らなければ検索すらできない道具です。しかも VLOOKUP と XLOOKUP のように、似た目的に世代の異なる関数が併存し、Microsoft 365 では新しい関数が継続的に追加されるため、手元の Excel で使える関数の範囲はバージョンに左右されます。本書の第 7 章では VLOOKUP、XLOOKUP、INDEX と MATCH の組み合わせによる表引きが並び、SORT や SORTBY による並べ替えも項目になっています。付録の関数一覧には [365] や [2021] のように利用できるバージョンが添えられ、第 1 章にも新関数と互換性関数のバージョン注意を扱う項目があります。収録範囲は 2023 年 1 月の刊行時点までの関数で、その後に追加された関数は載っていませんが、互換性関数と現関数の対応表があるため、古い版で作られたブックの数式を読み解く場面でも役立ちます。スピルを使った順位付けや、LAMBDA 関数で独自の関数や再帰呼び出しを定義する項目もあり、プログラミングにおける 関数 の考え方をワークシート上で実現する手段まで届いています。
サンプルデータで手を動かす前提と、事典としての使い方
第 1 章が数式や関数とは何かという説明から始まるため、前提知識はほとんど要りません。版元が想定する読者は、関数の便利さは知っていても決まった関数しか使わない人、新しい関数を調べても使いこなせない人で、解説で使うサンプルデータはすべてダウンロードできるので、手元で再現しながら身につける学び方に向いています。A5 判の厚い事典なので通読する本ではなく、机の脇に置いて、表の集計や表引きで詰まったとき、データ分析 に使う統計値が必要になったとき、ローンや投資の計算を頼まれたときに、該当する章を引く使い方が中心になります。ピボットテーブルから集計値を取り出す項目や、Excel の便利機能と関数を組み合わせる第 11 章のように、関数単体を超えた実務の場面も拾われています。
向かないのは、VBA やマクロによる自動化を学びたい人です。目次に VBA やマクロの項目はなく、本書は関数と標準機能で解決する範囲を扱います。関数を一つずつ順番に学ぶ入門書を求める人にも、事典形式は重く感じられるでしょう。Excel の学習を関数からマクロへどう段階づけるかは、Excel と VBA の本の選び方 で整理しています。一方、業務の集計や表引きで毎回検索エンジンに頼っている人、部署で引き継いだブックの見慣れない関数を読み解く必要がある人、Microsoft 365 の新しい関数で数式を短くしたい人には、やりたいことから引けて対応バージョンまで確認できる本書は、机に置いた日から使い始められる一冊です。
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