Excel 2019 やさしい教科書 [Office 2019/Office 365 対応]
エクセルヤサシイキョウカショオフィスニセンジュウキュウオフィスサンロクゴタイオウ
- 著者:
- 門脇 香奈子(カドワキ カナコ)
- 注目:
- 総合 1535 位
- 出版社:
- SB クリエイティブ
- 出版日:
- 2020年02月22日頃
- ISBN:
- 9784815604837
- シリーズ:
- 一冊に凝縮
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
基本から便利な使い方まで一冊で身につく!
Excel 2019 をこれから学ぶ人の最良の一冊! わかりやすさに自信があります!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
基本から便利な使い方まで、この一冊で確実に身につく。
やさしく学べて、実務に生かせる。とことん丁寧に作られた「やさしい教科書」です!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<本書のポイント>
● 知識ゼロから Excel が使えるようになる!
Excel の基本操作から、表作成、効率的なデータ入力、関数、グラフ、印刷など、Excel 業務で求められる知識をこの一冊ですべて身につけることができます。
● 独習にもリファレンスにも使える!
教材ファイルを使って 1 章から順番に学習していくことも、Excel の幅広い機能の中から知りたい項目だけ拾い読みすることもできるように構成しています。
● 基本だけじゃない!
Excel には「知っているだけで仕事がはかどる」便利な機能がたくさんあります。
ゼロからの入門書でありながら、実務で役立つ機能までできるかぎり解説しています。
● 丁寧で見やすい誌面!
操作手順はすべて実際の画面付きで、徹底的に見やすく、わかりやすく作り込みました。ぜひ実物を手に取ってご確認ください。
● 関連情報も充実!
実習パート以外にも、知っておきたい用語、活用のヒント、ショートカットキー、時短ワザなど、たくさんの情報が盛り込まれています。お手元で何度も参照して活用できます。
技書の森解説
『Excel 2019 やさしい教科書 Office 2019/Office 365 対応』 (門脇香奈子 著、SB クリエイティブ、2020 年 2 月刊) は、表計算ソフトが初めての人を対象に、Excel 2019 の基本操作から関数、グラフ、データの集計、印刷までを実際の画面付きの手順で解説する入門書です。シリーズ名は「一冊に凝縮」、書誌に登録された副題は「わかりやすさに自信があります!」で、英題は "The Best Guide to Microsoft Excel for Beginners and Learners." と登録されています。版元は、知識ゼロから Excel が使えるようになること、教材ファイルを使って第 1 章から順番に学習することも、知りたい項目だけ拾い読みすることもできる構成であることを、本書のポイントとして挙げています。
全 12 章の構成、基本操作から関数、グラフ、ピボットテーブル、印刷まで
構成は全 12 章です。1 章「Excel 2019 の基本操作を知る」と 2 章「表作りの基本をマスターする」で、起動と終了、ブックの保存、セルの選択、見出しや数字や日付の入力、列幅や行の高さの調整、行や列の追加と削除といった土台を固め、3 章「データを速く、正確に入力する」で日付や曜日の連続データの自動入力や、入力時のルールを決める機能を扱います。4 章「計算式や関数を使って計算する」は、他のセルのデータを参照して表示する、計算結果がエラーになった、計算式をコピーしたらエラーになった、といった初学者が実際にぶつかる場面を節の題に掲げ、合計と平均の表示、氏名のフリガナの表示、数値の四捨五入、条件に合うデータの判定、商品番号に対応する商品名や価格の表示へ進みます。5 章で書式と表示形式、6 章で条件付き書式による表の数値の動きや傾向の読み取り、7 章で棒グラフと折れ線グラフと円グラフ、8 章でリストの並べ替えや条件に一致するデータのみの表示、テキスト形式や CSV 形式のファイルの読み込み、9 章でリストのテーブルへの変換とピボットテーブルによる集計、10 章でシートやブックの操作とブックへのパスワードの設定、11 章で改ページ位置の調整や表の見出しの全ページ印刷といった印刷の調整、12 章でクイックアクセスツールバーやリボンの表示のカスタマイズなどその他の機能を扱います。
111 のセクションと練習ファイルで学ぶ「やさしい教科書」の作り
版元の案内によれば、本書は Excel の機能を 111 のセクションで紹介し、各セクションに練習ファイルが用意され、操作手順はすべて実際の画面付きで解説されています。練習用ファイルは版元サイトからダウンロードでき、教材を開いて手順どおりに操作しながら進める学び方と、必要な項目だけを引くリファレンスとしての使い方の両方を想定した構成です。本編以外にも用語、活用のヒント、ショートカットキーの情報が添えられていると版元は説明しています。書名の「Office 2019/Office 365 対応」の表記どおり、対象は Excel 2019 と Office 365 の Excel で、2020 年 2 月時点の画面を前提に手順が組まれています。
表計算の考え方を身につける意味、参照と集計の壁
Excel を、表を作って数字を打ち込むだけの道具として使っているうちは、電卓と紙の延長にとどまります。仕事の効率を変えるのは、セルが値ではなく他のセルへの参照を持てること、その参照を含む計算式をコピーすると参照先が自動的にずれること、そして同じ形式で並んだデータの塊を並べ替え、条件で絞り込み、テーブルやピボットテーブルで集計し直せることの 3 点です。初学者が最初につまずくのは、計算式をコピーしたら結果がエラーや別の値になる場面で、これは参照のずれ方を理解していないために起こります。本書の 4 章がまさにその場面を節の題に掲げ、6 章の条件付き書式、9 章のテーブルとピボットテーブルまで一冊の中で連続して扱う構成は、単発の操作暗記ではなく、データを表として設計し データの集計と分析 まで持っていく流れを手順の反復で覚えさせる点で、入門書として理にかなっています。
Excel 2019 やさしい教科書が向く人と、向かない人
向くのは、版元が対象に挙げる表計算ソフトが初めての人、職場で Excel を使うことになったが操作の見当がつかない人、自己流で使ってきたが関数やピボットテーブルを避けてきた人です。基本にとどまらず実務で役立つ機能まで扱うと版元が説明しているとおり、初学者の最初の一冊としてだけでなく、必要な操作だけを引く手元のリファレンスとしても使えます。著者の門脇香奈子氏は、版元の著者紹介によれば、企業向けのパソコン研修の講師などを経験した後、マイクロソフトで企業向けのサポート業務に従事し、刊行時点では「チーム・モーション」でテクニカルライターとして活動している人物です。研修講師とサポート業務の経験は、初学者がどこで手を止めるかを知っている書き手であると期待できる材料です。
向かないのは、マクロや VBA による自動化を目当てにする人で、公開されている目次の章題にそれらは見当たりません。また Excel 2019 と Office 365 を対象とした 2020 年刊のため、それ以降のバージョンで加わった機能や画面の変更は反映されていない前提で読む必要があります。それでも、セルの参照と計算式、条件付き書式、グラフ、テーブルとピボットテーブル、印刷という表計算の骨格は版が変わっても大きくは変わらず、この骨格を練習ファイルで一度通しておくことは、版の違いを超えて効く投資です。画面のどこを触ればよいか分からない状態から、月次の集計表を自分で組んで印刷まで仕上げられる状態へ移りたい人にとって、本書は費用に対する回収が早い一冊です。関数の底上げや自動化へ進むときの次の一冊は Excel 本の選び方 を参考にしてください。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
門脇 香奈子 の他の書籍
関連記事
Git / GitHub 本ガイド - マンガ / GUI / 仕組み理解の 3 つの入口で選ぶ
Git と GitHub を学ぶ本の選び方を「入口の違い」で整理。マンガで概念を掴む本、GUI から入る本、仕組みを腹落ちさせる本、チーム開発の作法を学ぶ本、手元に置くリファレンスまで、2026 年 8 月時点の定番書で独学ルートを解説します。
ネットワーク本ガイド - TCP/IP の教科書からプロトコル各論や実務書までの選び方
ネットワークを学ぶ技術書の選び方を 3 段階 (全体像の教科書 → HTTP や DNS のプロトコル各論 → 実務と運用) で整理。マスタリング TCP/IP や図解入門 TCP/IP などの定番書の使い分けと、ネットワーク本の賞味期限の考え方を解説します。
Linux 本ガイド - コマンドライン / しくみ / 性能の 3 層で選ぶ技術書
Linux を学ぶ技術書の選び方を 3 層 (コマンドラインの操作 → カーネルのしくみ → 性能と運用) で整理。新しい Linux の教科書や [試して理解] Linux のしくみなどの定番書の使い分けと、学ぶ順番を解説します。