コンピュータシステムの基礎 第 18 版
コンピュータシステムノキソ ダイジュウハッパン
- 著者:
- アイテック IT 人材教育研究部(アイテックアイティジンザイキョウイクケンキュウブ)
- 出版社:
- アイテック
- 出版日:
- 2021年09月09日頃
- ISBN:
- 9784865752380
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
将来, 高度な専門性を身に付け, 活躍する IT 人材が情報処理を学ぶための必携の 1 冊です。情報処理の基本にある原理や考え方から, 最新に技術動向まで, 体系的に分かりやすく解説しています。
◎コンピュータおよび情報処理技術の発展経緯に即して, 根本にある動作原理や考え方を重視しながら, 丁寧に解説しています。
◎初学者にもわかりやすいよう, コンピュータシステムを学習者の視点で「見える」ところから確認し,「内部」の難しい部分を徐々に解きほぐしながら解説しています。
◎最新の IT 動向も, タイムリーに取り入れ, 体系的に説明しています。
◎図表・写真を多用し, 見やすさ・わかりやすさを徹底的に追及しました。
◎ケーススタディ・ミニディスカッション・章末問題で, 学習した知識を振り返ることができます。
技書の森解説
情報処理の基礎を、装置の仕組みからネットワーク、セキュリティ、システム開発まで 1 冊で体系的に学ぶための教科書です。『コンピュータシステムの基礎 第 18 版』は、アイテック IT 人材教育研究部の編著で、アイテックから 2021 年 9 月に刊行されました。版元の紹介文は本書を、将来、高度な専門性を身に付けて活躍する IT 人材が情報処理を学ぶための 1 冊と位置づけ、コンピューターと情報処理技術の発展経緯に即して、根本にある動作原理や考え方を重視しながら解説すると案内しています。判型は B5 判で、構成は全 11 章です。
全 11 章の構成、コミュニケーションネットワークから情報システムの開発まで
最初の章は CHAPTER 1「コミュニケーションネットワークとコンピュータシステム」で、情報社会とコンピューターの種類や構成要素を見渡したうえで、2020 年代の情報システムの展望を扱う節で締めくくります。続く CHAPTER 2 から CHAPTER 5 は「入出力装置」「記憶装置」「中央処理装置」「オペレーティングシステム」と、装置からソフトウェアへ順に進みます。CHAPTER 6「情報処理技術の基礎と理論」は、コンピューター内のデータ表現、情報の基礎理論、データ構造とアルゴリズム、CASL Ⅱ を使った機械語プログラムの実行、計測と制御の理論、AI の基礎技術までを 1 章に収めています。後半は CHAPTER 7「ファイル編成とデータベース」、CHAPTER 8「通信ネットワークシステム」、CHAPTER 9「情報セキュリティ」、CHAPTER 10「情報システムと RASIS」と続き、最後の CHAPTER 11「情報システムの開発」で、構造化技法やオブジェクト指向、システムのライフサイクル、情報化の課題を取り上げます。
見える装置から内部へ、CPU と OS の技術背景
紹介文は、コンピュータシステムを学習者の視点で見えるところから確かめ、内部の難しい部分を徐々に解きほぐしながら解説すると説明しています。目次の並びも、利用者が直接触れる入出力装置から記憶装置、中央処理装置へと内側に向かう順です。コンピューターの動作の中心にあるのは、主記憶に置いたプログラムの命令を CPU が 1 つずつ取り出し、解読して実行する繰り返しです。CHAPTER 5 には「マルチプログラミングと割込み」の節があります。割込みは、入出力の完了や時間の経過といった出来事を CPU に知らせ、実行中の処理を一時的に切り替える仕組みで、1 台のコンピューターで複数のプログラムを効率よく進める OS の働きの土台になっています。CHAPTER 10 の章題にある RASIS は、信頼性、可用性、保守性、完全性、機密性の頭文字を並べた語で、情報システムの品質を測る観点の組です。
2021 年 9 月刊の第 18 版と、刊行時点の節
紹介文はケーススタディ、ミニディスカッション、章末問題で学習した知識を振り返れることと、図表や写真を多く使っていることを挙げています。一方で、技術動向を扱う節やデータベース技術、通信ネットワークの動向は 2021 年 9 月の刊行時点の内容です。CHAPTER 5 の仮想化技術の節や CHAPTER 6 の AI の基礎技術の節も 2021 年 9 月の刊行時点の内容です。仕組みを扱う本は コンピューターの仕組みを学ぶ低レイヤーの技術書 で整理しています。
特定のプログラミング言語の書き方は本書の主題ではなく、装置の仕組みからシステム開発までを全 11 章で扱います。
言及した記事 (1 件)
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
アイテック IT 人材教育研究部 の他の書籍
関連記事
ChatGPT に聞けば済む時代に、あえて本を開く理由
生成 AI で何でも聞ける時代に、技術書を読む意味はあるのか。AI の回答と書籍の知識の決定的な違いを掘り下げ、両者の使い分けを提案します。
LLM / 生成 AI 本ガイド - 仕組み / 実装 / エージェント開発の 3 層で選ぶ (2026 年 8 月時点)
LLM (大規模言語モデル) / 生成 AI を学ぶ技術書の選び方を 3 層 (読み物で仕組みを掴む → 中身を実装で理解する → RAG / AI エージェント開発) で整理。2026 年 8 月時点の定番書と、変化の速い分野で本を選ぶときの注意点を解説します。
IT パスポート参考書の選び方 - 完読できる 1 冊と過去問の組み合わせ
IT パスポート試験の参考書選びを「完読できるか」を軸に整理。イラスト型 / 絞り込み型 / 丁寧解説型などテキストの個性の見分け方、過去問題集との組み合わせ、年度版とシラバス対応の注意点を 2026 年 8 月時点の定番書で解説します。