ヒトの言葉 機械の言葉 「人工知能と話す」以前の言語学(ヒトノコトバキカイノコトバ ジンコウチノウトハナスイゼンノゲンゴガク)
AI・機械学習- 著者:
- 川添 愛(カワゾエ アイ)
- 出版社:
- KADOKAWA
- 出版日:
- 2020年11月10日頃
- ISBN:
- 9784040823485
- シリーズ:
- 角川新書
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
AI が発達しつつあるいま、改めて「言葉とは何か」を問い直すーー
AI と普通に話せる日はくるか。
人工知能と向き合う前に心がけるべきことは。
そもそも私たちは「言葉の意味とは何か」を理解しているか。
理論言語学出身の気鋭の作家が、言葉の「不思議」と「未解決の謎」に迫る
(目次)
第一章 機械の言葉の現状
第二章 言葉の意味とは何なのか
第三章 文法と言語習得に関する謎
第四章 コミュニケーションを可能にするもの
第五章 機械の言葉とどう向き合うか
第一章 機械の言葉の現状
第二章 言葉の意味とは何なのか
第三章 文法と言語習得に関する謎
第四章 コミュニケーションを可能にするもの
第五章 機械の言葉とどう向き合うか
技書の森解説
著者の川添愛氏は理論言語学の出身で、言語や計算をめぐる題材を物語仕立てで書いてきた作家です。本書はその川添氏が 2020 年 11 月に角川新書から出した一冊で、機械に言葉を話させる技術の解説ではなく、その手前にある「そもそも言葉の意味とは何か」という問いを正面から扱います。サブタイトルの「『人工知能と話す』以前の言語学」がそのまま本書の立ち位置を示しています。
構成は五章立てで、機械の言葉の現状を概観したあと、言葉の意味とは何なのか、文法と言語習得に関する謎、コミュニケーションを成り立たせているものは何か、と人間の言語の側へ掘り進み、最後に機械の言葉とどう向き合うかへ戻ってきます。言語学の専門用語を振り回すのではなく、私たちが日常で無自覚にこなしている言語運用がいかに解明されていないかを示していく筆運びで、予備知識なしで読み通せます。
自然言語処理や対話 AI を学び始めると、技術の限界がしばしば「言語そのものの難しさ」に由来することに突き当たります。本書はその難しさの正体を先回りして整理してくれる読み物で、チャット AI の流暢な応答を前にしたとき、「意味がわかる」とは何をわかることなのかという問いごと持ち帰ることになるはずです。
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