情報の呼吸法
ジョウホウ ノ コキュウホウ
- 著者:
- 津田大介(ツダ, ダイスケ)
- 注目:
- 総合 2067 位
- 出版社:
- 朝日出版社
- 出版日:
- 2012年01月
- 一覧:
- 2012 年に出た技術書
- ISBN:
- 9784255006215
- シリーズ:
- ideaink
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
ツイッターの第一人者で「tsuda る」という流行語を生み、ソーシャルメディアの最前線を疾走する。メディア・アクティビスト津田大介による、超情報時代を楽しむための情報の「吸い込み方と吐き出し方」。フォロワーの増やし方から、信憑性のはかり方、アイデアを生む「連想ゲーム」術まで、発信しなければ、リターンはない。情報というガソリンを取り込んで、人を巻き込み、変化を引き起こすための行動型情報入門。「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第 1 弾。
技書の森解説
『情報の呼吸法』 (津田大介 著、朝日出版社、2012 年 1 月刊) は、情報の「吸い込み方と吐き出し方」を呼吸にたとえ、ソーシャルメディアを起点にした情報との付き合い方を説く本です。版元は本書を「行動型情報入門」と紹介しており、朝日出版社のブックシリーズ「アイデアインク」 (ideaink) の第 1 弾として刊行されました。著者は版元の著者紹介でジャーナリスト / メディア・アクティビストとされ、版元の紹介文では『Twitter 社会論』以来 2 年ぶりの単著と案内されています。
全 4 章の構成、行動のための情報から人間関係の資本まで
目次は、はじめにと全 4 章、おわりにで組まれています。第 1 章「情報は行動を引き起こすためにある」の節に「情報の爆発的増大は必然的な変化」があります。第 2 章「情報は「人」をチャンネルにして取り込む」は、ソーシャルネットワークからニュースを手に入れる方法など、人を経由した情報の取り込み方を扱う章です。第 3 章「情報は発信しなければ、得るものはない」は発信力の高め方を扱い、節には「フォロワーを増やすには、フォローを増やす」があります。第 4 章「ソーシャルキャピタルの時代がやってくる」は、人間関係を資本として蓄えるという考え方を示す章です。版元の紹介文は、信憑性のはかり方と、アイデアを生む「連想ゲーム」術にも触れています。
人をフィルターにする情報収集と信憑性の見極め
検索エンジンが自分から探しに行く道具であるのに対し、ソーシャルメディアでは、信頼する人が選んで流した情報がそのまま自分の入り口になります。この方式は、関心の近い人をたどるほど質の高い情報が集まる一方で、似た意見ばかりが届く偏りや、真偽の確かでない話が人づてに広がる危うさも抱えています。第 2 章は人を経由した情報の取り込み方を扱い、版元の紹介文は信憑性のはかり方にも触れています。
発信が情報を呼び込む仕組みとソーシャルキャピタル
ソーシャルキャピタルは社会学の用語で、人と人とのつながりや、その間に築かれた信頼が、個人や集団にとっての資源として働くという考え方を指します。発信を続けると、反応や訂正、追加の情報が返ってくるようになり、つながりそのものが情報の入り口として機能し始めます。読んだ本の内容を発信する方法は 技術書のアウトプット術 にまとめています。
2012 年 1 月刊とツイッター中心の記述
第 2 章に「情報のほとんどはツイッターが起点」という節があります。国立国会図書館の書誌の件名は情報化社会で、プログラミングやシステムの仕組みを解説する章は目次にありません。
本書は情報の取り込み方、発信の仕方、人間関係を資本として蓄える考え方までを、はじめにとおわりにを挟んだ全 4 章に収めています。
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