ディープラーニングを支える技術 --「正解」を導くメカニズム[技術基礎]の表紙

ディープラーニングを支える技術 --「正解」を導くメカニズム[技術基礎](ディープラーニングヲササエルギジュツセイカイヲミチビクメカニズムギジュツキソ)

著者:
岡野原 大輔(オカノハラ ダイスケ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年01月08日頃
ISBN:
9784297125608
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.17(6 件)
初級者向け
深層学習アルゴリズム

なぜ注目されているか

総合
27
16 件の言及
言及数
175
出版前出版日01220222023202420252026

書籍紹介

初学者の方々に向けた、ディープラーニングの技術解説書。
2012 年に一般画像分類コンテスト (ILSVRC) で衝撃的な性能を達成した AlexNet の登場以来、急速な進化を遂げているディープラーニング。現在の人工知能/AI の発展の中核を担っており、スマートフォンから IoT 、クラウドに至るまで幅広い領域で、画像、音声、言語処理をはじめとした多くの対象分野に浸透し、目覚ましい進展をもたらしています。一方、その成長の過程は決して一筋縄ではなく、無数の試行錯誤がありました。

本書では、ディープラーニングの「今」に焦点を当て、「基本機能」を中核に技術面から可能な限り正確にまとめ、どのようなしくみで動いているのか、どのような問題に使えるのか、何が難しいのかまで平易に解説。

多くの問題を一つのアプローチ、アルゴリズムで解ける驚異的な技術。ディープラーニングが一段とパワーアップしていく将来につながる、長く役立つ原理、原則、考え方を平易に紐解く 1 冊です。

技書の森解説

深層学習の「使い方」を解説する本は多いですが、「なぜそれで学習できるのか」を基礎理論から丁寧に描く本はそう多くありません。 Preferred Networks 共同創業者の岡野原大輔氏による本書は、ニューラルネットワークの数学的基盤、最適化、正則化、生成モデル、強化学習まで、深層学習を支える技術要素を俯瞰的に解説する一冊です。

特徴的なのは、個々の手法を羅列するのではなく、各技術がどのような問いに対する回答として生まれたのかを文脈付きで説明している点です。情報理論、確率論、最適化理論との接点を丁寧に示すため、深層学習が「なぜうまく動くのか」を根本から理解したい読者に刺さります。コードの実装よりも概念の見通しを重視した構成であり、手を動かす本と補完的に使うと効果が高まります。

大学レベルの数学 (線形代数、微積分、確率・統計) にある程度の素養を前提とするため、いきなり読むと抽象度に戸惑う可能性があります。先に「ゼロから作る Deep Learning 」などの実装寄りの本で手を動かし、動く仕組みの手応えを得てから本書で理論を整理する、という順序が消化しやすいでしょう。深層学習を表面的に使うだけでは飽き足らなくなったとき、次の一段を提供してくれる本です。

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