プロになるJava-仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書の表紙

プロになる Java-仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書(プロニナルジャバシゴトデヒツヨウナプログラミングノチシキガゼロカラミニツクサイコウノシナンショ)

プログラミング
著者:
きしだ なおき/山本 裕介/杉山 貴章(キシダ ナオキ/ヤマモト ユウスケ/スギヤマ タカアキ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年03月19日頃
ISBN:
9784297126858
在庫:
在庫あり
3.6(12 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
Javaプログラミングインターネット・WEBデザインデータベースSpringAPIデータ構造Git

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書籍紹介

本書では、プログラミングを仕事にしたい、エンジニアとして働きたい方、およびほかの言語で開発しているが Java も使えるようになりたいという方を対象に、 Java でプログラミングができるようになるための解説をわかりやすく丁寧に行います。
Java は、企業システムの構築を得意とするプログラミング言語で、銀行でお金を振り込む、宅配便で荷物を送るといった業務システムで多く使われているほか、検索サイトや SNS 、買い物サイトなどサービスの構築でも広く使われています。多くの業務システムで利用されており、 Java プログラマーの人材募集も多いことから、 Java エンジニアになりたい人も比較的多いという状況があります。本書では、そうした中でプロとして Java 開発に携われるようになるために必要なプログラミングの知識をゼロから解説しています。 Java をすでに使っているがもっとプログラムをきちんと書けるようになりたいという人にもおすすめです。

多くの「プログラミングの入門書」では、プログラミング言語の構文は丁寧に解説されていますが、プログラムの書き方の説明はあまりありません。本書では Java を対象として、プログラミングに入門できるように解説しています。プログラムを作るという体験を通して、プログラムが動くことの楽しさやまた難しさを感じてもらえることを目標としています。自転車に乗れるようになるために何が必要かというと、自転車のパーツの名前や働き、原理を知ることではありません。自転車に実際に乗って、何度かこけそうになったりこけたりして、徐々にうまく乗ることができるようになるものです。プログラミングも技能なので、文法を覚えてライブラリの使い方を知るだけではプログラムが組めるようにはなりません。実際にプログラムを組んで、動かなかったり動いたりしながら徐々にうまくプログラムが組めるようになります。本書ではこうしたプログラムの組み方をわかりやすく解説します。

本書では、第 1 部「 Java を始める準備」では、 Java の基本および開発環境のインストール方法について解説します。第 2 部「 Java の基本」では、 JShell を使って基本的な計算や変数、標準 API 、 GUI 開発について解説します。第 3 部「 Java の文法」では、条件分岐と繰り返し、データ構造、メソッドについて解説します。第 4 部「高度なプログラミング」では、ファイルやネットワークでの入出力と例外、処理の難しさ、クラスとインタフェースを使ったプログラムの構成について解説します。第 5 部「ツールと開発技法」では、 Maven 、 Javadoc 、 JUnit 、 IDE 、バージョン管理、 Git について解説します。第 6 部「 Web アプリケーション開発」では、 Spring Boot やデータベースを用いた Web アプリケーション開発について解説します。

本書で、プロとして仕事ができるための Java の基礎をしっかりと習得していきましょう。

技書の森解説

『プロになる Java 』は、きしだなおき・山本裕介・杉山貴章の共著で技術評論社から 2022 年 3 月に刊行された入門書です。副題は「仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書」。プログラミングを仕事にしたい人やエンジニアとして働きたい人を主対象に、Java でプログラムを書けるようになるまでを知識ゼロから解説します。他言語の開発者で Java も使えるようになりたい人、すでに Java を使っているがきちんと書けるようになりたい人も、版元が明示する対象です。

全 6 部 22 章、文法で終わらずチーム開発の道具まで

構成は全 6 部 22 章です。開発環境の準備から始まり、第 2 部では JShell を使って計算・変数・標準 API ・ GUI と手を動かし、第 3 部で条件分岐・繰り返し・データ構造・メソッドという文法の骨格を固めます。第 4 部は入出力と例外、クラスとインタフェース、継承といった一段深い領域へ進み、第 5 部で Maven によるビルド、 Javadoc 、 JUnit によるテスト自動化、 IntelliJ IDEA 、 Git によるバージョン管理という開発技法を扱い、第 6 部では Spring Boot で Web アプリケーションを作り、データベースを組み込むところまで通します。目次には Stream とラムダ式、レコードを使ったデータの扱いも確認でき、書き方が刷新された時期以降の Java を前提に学べる構成です。

書名の「プロになる」の中身は言語 + 開発技法の一体習得

多くの言語入門書は文法の解説で完結しますが、実務の Java 開発は言語仕様だけでは回りません。依存ライブラリの管理とビルド、テストの自動化、Git を使った変更履歴の管理、そして企業開発で広く使われる Spring Boot の上での Web アプリケーション構築。本書が第 5 部と第 6 部を丸ごとこうした道具に充てているのは、就業後に必ず直面する作業を学習段階で一度通過させるためで、ここが書名の「プロになる」の中身です。版元の紹介文にある通り、 Java は銀行や物流のような業務システムからサービス構築まで広く使われている言語なので、この一体習得は就職・転職の実利に直結します。

体験から入る設計、 JShell とオブジェクト指向の置き方

版元の紹介文は、自転車は原理の暗記ではなく乗る体験で身につくという比喩で、プログラミングを技能として位置づけています。その方針は構成にも表れており、序盤はコンパイルなどの手続きを最小限に、対話的にコードを 1 行ずつ試せる JShell (JDK 9 以降に付属する対話実行環境) で計算や変数から始める設計です。オブジェクト指向 の中心となるクラスとインタフェース、継承は第 4 部に置かれ、文法とデータ構造で手が動くようになってから抽象度の高い考え方へ進む順序になっています。暗記より先に「動かして確かめる」体験を積ませる入門書を探しているなら、この設計は狙いに合います。

向く読者と向かない読者

向いているのは、未経験から Java エンジニアを目指して独学する人、他言語から Java へ広げたい開発者、研修や我流で覚えた Java を体系立てて固め直したい若手です。一方、特定のフレームワークの深掘りや設計パターンの議論を期待する経験者には、本書は入門からの積み上げが主体のため物足りない可能性があります。ちょっとした自動化スクリプトを 1 本書きたいだけの用途にも、ここまでの体系性は過剰です。学習の出口が「 Maven でビルドし、 JUnit でテストし、 Git で管理し、 Spring Boot で動かす」という開発現場の入口に直結しているのが本書の価値なので、その入口に立ちたい人ほど投資が回収しやすい一冊です。

言及 Qiita 記事 (1 件)

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