Linux プログラミングインタフェース(リナックス プログラミング インタフェース)
- 著者:
- マイケル・ケリスク/千住治郎(ケリスク,マイケル/センジュ,ジロウ)
- 出版社:
- オライリー・ジャパン
- 出版日:
- 2012年11月
- ISBN:
- 9784873115856
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
技書の森解説
1,000 ページ超の厚さが物語るとおり、本書は Linux のシステムプログラミングインタフェースを包括的に解説するリファレンスであり、教科書であり、実装ガイドです。ファイル I/O 、プロセス管理、シグナル、スレッド、ソケット、共有メモリなど、カーネルが提供する API を一つひとつ、動作仕様・エラー条件・移植性の注意点まで踏み込んで説明します。著者の Michael Kerrisk は man ページのメンテナとして長年 Linux カーネルのドキュメントに携わっており、その正確さと網羅性は類書の中でも突出しています。
位置づけとしては、 Stevens の『 Advanced Programming in the UNIX Environment 』 (APUE) と並ぶ古典的参考書ですが、本書は Linux 固有の機能 (epoll 、 inotify 、名前空間など) をカバーしている点で差別化されます。 C 言語でシステムコールを直接扱う場面が前提のため、アプリケーション開発者よりも、 OS 内部や低レイヤに関心のあるエンジニア向けです。
通読するには相当の覚悟が要りますが、必要な章だけを辞書的に引く使い方でも十分に機能します。「 man ページだけでは背景や設計意図が分からない」と感じた瞬間に本書を開くと、そのシステムコールがなぜこの形で存在するのかまで理解でき、より堅牢なコードを書く力につながります。
言及 Qiita 記事 (17 件)
【最新技術に振り回されない】 低レイヤーに強くなるための鉄板コンテンツ集
♡ 1073CPU, コンパイラ, OS, システムプログラミング, 低レイヤクラウドが好きな大学生が読んで良さげだった本を紹介する
♡ 290技術書, 書評, 初心者エンジニア, プログラミング初心者Linux シグナルの基本と仕組み (カーネル v5.5 時点)
♡ 286Linux, kernel, まとめ, コードリーディング, signalシグナルハンドラにprintf()を書いてはいけない
♡ 220C, Linux, UNIX, signalRust のデバッグチートシート
♡ 148Rust, gdb, rust-gdbmanの読み方(初心者向け)
♡ 99Linux基本ぼくのかんがえた さいきょうの新人研修
♡ 44新人研修, 新人教育, 新人プログラマ応援behaviour を使ってできること
♡ 20ElixirOmega2 というWi-Fi内蔵・Linux搭載のコンピューターが気になりはじめました
♡ 18Linux, OpenCV, RaspberryPi, Omega2Go言語の言語特性を学ぶ
♡ 10Go
この本に興味がある方におすすめ
この本に関連
関連記事
本屋のプログラミングコーナーの歩き方
本屋のプログラミング書コーナーに行くと、棚いっぱいの本に圧倒されます。どこを見ればいいか、どう選べばいいかを初心者向けに案内します。
技術書のタイトルに隠された法則 - 「入門」「実践」「詳解」の意味を読み解く
技術書のタイトルに使われる「入門」「実践」「詳解」などのキーワードには暗黙のルールがあります。タイトルだけで本のレベルと内容を見抜くコツを紹介します。
技術書の読書会で起きる面白い現象 - 同じ本を読んでも解釈が違う理由
技術書の読書会では、同じ本を読んでいるのに参加者の解釈がまったく違うことがあります。脱線が本題より面白くなる現象など、読書会の不思議を紹介します。