人が増えても速くならない 〜変化を抱擁せよ〜の表紙

人が増えても速くならない 〜変化を抱擁せよ〜(ヒトガフエテモハヤクナラナイヘンカヲホウヨウセヨ)

プログラミング
著者:
倉貫 義人(クラヌキ ヨシヒト)
出版社:
技術評論社
出版日:
2023年06月10日
ISBN:
9784297135652
在庫:
在庫あり
3.67(31 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
ソフトウェアエンジニアリングアジャイル開発ソフトウェアアーキテクチャプロダクトマネジメントチームプロダクトオーナーシップソフトウェア品質開発プロセス改善スケーラブルな開発ソフトウェア設計技術的負債

なぜ注目されているか

言及数
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書籍紹介

ユーザー数が伸びるにつれて多くの要望が出てきても、新しい機能をスピーディーに追加できなくなってきた。
ちょっとした修正のはずなのに、ものすごく時間がかかる。

ーーそのようなことが起こる原因は、ソフトウェアが変化に適応できないから。

プログラミングを学んでも理解できないソフトウェアの本質を、プログラマーとして 12 年、経営者として 12 年の経験を持つ著者の集大成。

・完成しても終わりではない
・人が増えても速くならない

・たくさん作っても生産性が高いとは言えない

・人に依存せず同じ品質にはできない

・プレッシャーをかけても生産性は上がらない

・見積もりを求めるほど絶望感は増す

・一度に大きく作ると得に見えて損をする

・工程で分担しても効率化につながらない

これからの事業の成長に欠かせない思考法がわかる。

技書の森解説

開発が遅れているならエンジニアを増やせばいい。この直感は、ソフトウェアの世界ではしばしば裏目に出ます。なぜそうなるのかを、コードを書かない人にも伝わる言葉で説いたのが本書です。著者の倉貫義人氏はプログラマーを 12 年、続いて経営者を 12 年務めた経歴を持ち、その両方の視点からソフトウェアという作りものの本質を 2023 年刊行の本書に凝縮しています。

軸になるのは、ソフトウェアは完成して終わりではなく変化し続けるものだ、という捉え方です。たくさん作ることは生産性の高さを意味しない、見積もりを求めるほど絶望感は増す、一度に大きく作れば得に見えてかえって損をする。そうした一見逆説的な命題を章立てに掲げ、発注側と開発側の認識のずれがどこから生まれるのかを解きほぐしていきます。数式もコードも出てこないため、読むために技術的な前提知識は要りません。

想定読者の中心は、開発を依頼する経営者や事業責任者、プロジェクトを預かるマネージャーです。同時に、増員やプレッシャーで解決を図る上司に消耗しているエンジニアが「これを読んでください」と手渡す本としても機能します。開発の速さをめぐる不毛なすれ違いを減らしたい組織にとって、共通の語彙を作ってくれる存在です。

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