メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!の表紙

メタバースが GAFA 帝国の世界支配を破壊する!(メタバースガガーファテイコクノセカイシハイヲハカイスル)

その他
著者:
深田 萌絵(フカダ モエ)
出版社:
宝島社
出版日:
2022年05月11日頃
ISBN:
9784299024374
在庫:
在庫あり
3.88(8 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
メタバースGAFAWeb3.0インターネット民主主義覇権争い中国IT戦略デジタル民主主義プラットフォーム支配未来技術技術社会論

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書籍紹介

メタバースをめぐって世界は覇権争いをしています。いま、 IT のプラットフォームは、完全に GAFA に支配されています。しかし、その支配をメタバースであれば、覆すことができます。中国は GAFA と手を組みながらも、メタバースの覇権を握って、 IT の世界を牛耳ろうとしています。
一方、中国からも、 GAFA からも、 IT の自由を守ろうとしている人たちもいます。その人々は Web3.0 で、インターネットの民主主義を勝ち取ろうとしています。

この世界の現実を、 GAFA の支配構造から解き明かし、メタバースで何が変わるのか、その未来に何が待っているのか、深田萌絵が明らかにします。

技書の森解説

メタバースを扱う本の多くは、技術解説かビジネス活用論のどちらかに属します。宝島社から 2022 年 5 月に刊行された本書はそのどちらでもなく、メタバースを国際的な覇権争いの舞台として読み解く評論です。著者の深田萌絵氏は、 IT プラットフォームが GAFA に握られているという現状認識から出発し、その支配構造を覆す可能性をメタバースに見るという、書名どおりの挑発的な主張を展開します。

論の柱は地政学的な構図にあります。 GAFA と手を結びつつメタバースの主導権を狙う中国、その両方に対して Web3.0 によるインターネットの民主化を目指す人々、という三つ巴の見取り図を描き、支配構造の解剖からメタバースで何が変わるのかの展望までを著者の視点で一気に語り切ります。 2022 年前半という、メタバースへの注目が世界的に高まった時期の空気を色濃く反映した時事評論であり、技術仕様の解説やサービスの使い方はほぼ登場しません。

読み方としては、検証済みの事実の集成ではなく、ひとつの強い仮説と問題提起として距離感を保って付き合うのが適切です。プラットフォーム独占への批判的視点や、メタバースと Web3.0 を地政学で語る言説がどのようなものかを知りたい読者にとって、その言論の代表的なサンプルとして手に取る価値があります。

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