アクティブラーニングで学ぶ Java プログラミングの基礎 (2)
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なぜ注目されているか
技書の森解説
『アクティブラーニングで学ぶ Java プログラミングの基礎 (2)』 (大野 澄雄 編、コロナ社、2014 年 10 月刊) は、同じ書名の教科書の 1 巻に続き、クラスと継承を中心に Java を学ぶ教科書の 2 巻です。執筆は宇田 隆哉、三橋 郁、柴田 千尋、荻谷 光晴、伊東 拓、井上 亮文、長名 優子、渡邊 紀文、田所 裕康、政倉 祐子の 10 名です。版元の紹介文は、豊富な演習問題を掲載し、実習と解説を繰り返すことで初学者でも Java 言語の基礎を習得できる点を特徴に挙げ、2 巻では「クラス、継承といったオブジェクト指向言語である Java 言語の真髄」を中心に学ぶと案内しています。
全 17 章の構成、1 巻の復習から例外処理と入出力まで
本書は全 17 章です。1 章「『アクティブラーニングで学ぶ Java プログラミングの基礎 1』の復習」で条件文、論理演算子、繰り返し文、配列をおさらいし、2 章「クラス」と 3 章「クラスの機能」で、クラスの宣言とインスタンスの作成、アクセス修飾子とカプセル化、メソッドのオーバーロード、コンストラクタへ進みます。続く 4 章「クラス変数とクラスメソッド」のあと、5 章「クラスライブラリの利用 (入門編)」と 6 章「クラスライブラリの利用 (応用編)」で String クラス、Math クラス、Random クラス、ラッパークラスを扱い、7 章「変数の代入」、8 章「オブジェクト型の配列」、9 章「継承」、10 章「パッケージ」と続きます。11 章「復習 1」を挟んで 12 章「抽象クラスとインタフェース」、13 章「例外処理」、14 章「入出力」へ進み、15 章「復習 2」、16 章「復習 3」、17 章「模擬試験問題」で終わります。
参照の代入と継承、7 章から 12 章の扱い
オブジェクト型の変数は、オブジェクトそのものではなく、オブジェクトを指す参照を持ちます。int や double のような基本型の変数を代入すると値が複写され、オブジェクト型の変数を代入すると参照が複写されます。7 章には節「値渡しと参照渡し」があり、8 章はオブジェクト型の配列を扱います。9 章は オブジェクト指向 の継承を取り上げ、オーバーライド、final 修飾子、Object クラスまでを扱います。サブクラスで上書きしたメソッドが実行時のオブジェクトの型で選ばれる仕組みが ポリモーフィズム です。12 章は 抽象クラス とインタフェースの宣言と利用、インタフェースの拡張を扱います。
復習の章と模擬試験問題、2014 年 10 月刊行時の Java の文法
本書は新しい事項を進める章の間に復習の章を置いています。11 章ではクラス、メソッドと修飾子、コンストラクタ、オーバーロード、継承、オーバーライド、クラスライブラリを振り返り、15 章では修飾子、メソッド、コンストラクタ、オーバーロードを、16 章ではクラスライブラリ、継承、抽象クラス、例外を振り返ります。1 章、11 章、15 章の最初の節はいずれも 1 巻の復習です。扱う範囲は 2014 年 10 月の刊行時の Java の文法とクラスの仕組みで、ラムダ式のような Java 8 で加わった機能や、開発環境とフレームワークの使い方は目次に含まれていません。
本書は、クラスの宣言から継承、抽象クラスとインタフェース、例外処理、ファイルとコマンドライン引数の入出力までの Java のオブジェクト指向の基礎を、復習の章と模擬試験問題を含む全 17 章に収めています。
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