プラットフォーム資本主義の表紙

プラットフォーム資本主義(プラットフォームシホンシュギ)

クラウド・インフラ・DevOps
著者:
ニック・スルネック/大橋 完太郎/居村 匠(ニックスルネック/オオハシ カンタロウ/イムラ タクミ)
出版社:
人文書院
出版日:
2022年11月24日
ISBN:
9784409031193
在庫:
在庫あり
3(1 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
デジタルプラットフォーム資本主義データ資本主義GAFA経済史プラットフォーム企業経済分析現代資本主義経済思想哲学

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書籍紹介

データ資本主義の見取り図

GAFA に代表されるデジタルプラットフォーム企業は、なぜ現代資本主義の中心に躍り出たのか。そして資本主義の何を変えたのか。戦後の経済史を振り返り、プラットフォーム企業を資本主義的生産様式の中に置き直すことで、その特質と本質をかつてないほど鋭くコンパクトに分析する。「加速派政治宣言」で知られる注目の哲学者・経済思想家による初の単著にしてベストセラー、待望の翻訳。

「本書は今日の各種デジタル産業の基本的構造を、その歴史的経緯を掘り下げつつ、きわめて明晰かつコンパクトに解説した一冊である。本書が現状を理解するための最適な手引き書の一冊であることを今一度強調しておきたく思う。」 (訳者あとがきより)

◎目次
謝辞

イントロダクション

第一章 長い停滞
戦後特例の終わり

ドットコム・バブルとその崩壊

二〇〇八年の経済危機

結論

第二章 プラットフォーム資本主義
広告プラットフォーム

クラウド・プラットフォーム

インダストリアル・プラットフォーム

プロダクト・プラットフォーム

リーン・プラットフォーム

結論

第三章 プラットフォーム大戦争
さまざまな傾向

数々の挑戦

将来起こり得ること

訳者あとがき

参考文献
謝辞

イントロダクション

第一章 長い停滞
戦後特例の終わり

ドットコム・バブルとその崩壊

二〇〇八年の経済危機

結論

第二章 プラットフォーム資本主義
広告プラットフォーム

クラウド・プラットフォーム

インダストリアル・プラットフォーム

プロダクト・プラットフォーム

リーン・プラットフォーム

結論

第三章 プラットフォーム大戦争
さまざまな傾向

数々の挑戦

将来起こり得ること

訳者あとがき

参考文献

技書の森解説

「プラットフォーム」という言葉は IT 業界で日常的に使われますが、なぜこの事業形態が経済の中心に躍り出たのかを正面から説明できる人は多くありません。本書は、その問いに経済史の視点から答える一冊です。哲学者・経済思想家のニック・スルネック氏による著作を大橋完太郎氏と居村匠氏が訳し、 2022 年に人文書院から刊行されました。戦後の経済史をさかのぼり、プラットフォーム企業という存在を資本主義の生産様式の歴史の上に据え直して分析します。

中核となる第 2 章では、プラットフォームを広告、クラウド、インダストリアル、プロダクト、リーンの 5 類型に分けて整理します。検索エンジンもクラウド事業者も配車アプリも「データを集めて活用する基盤」という共通構造を持ちつつ、収益化の仕組みが異なるという見立てで、この類型は自社や競合のビジネスモデルを言語化する道具としてそのまま使えます。コンパクトな分量ながら、ドットコムバブルや 2008 年の経済危機からの因果を追う骨太の議論です。

技術書ではないため、コードや設計の話は一切出てきません。それでも、クラウドやデータ基盤を作る側にいるエンジニアが読むと、自分の仕事が資本主義のどの位置にあるのかという普段考えない視座が得られます。日々運用しているその基盤は、誰のデータを集め、誰に価値を返しているのか。読後にそう問い直したくなる本です。

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