情報セキュリティ概論

ジョウホウセキュリティガイロン

情報セキュリティ概論の表紙
ネットワーク
著者:
山田 恒夫 / 辰己 丈夫(ヤマダツネオ / タツミタケオ)
出版社:
放送大学教育振興会
出版日:
2022年03月20日頃
ISBN:
9784595323539
シリーズ:
放送大学教材
在庫:
在庫あり
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セキュリティ

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書籍紹介

情報化社会の進展に伴い、情報セキュリティに関わる問題に直面することも多くなった。情報リテラシーとして情報セキュリティの基本を身につけること、情報セキュリティ領域が持つ「構造」を知ること、より高度な情報セキュリティ技術や「なぜ」を考える態度を身につけることも望まれる。本書は、情報セキュリティに関わる予定の方、学んだことがない方を対象とし、どのように情報システムを開発運用し、利用者教育を行うかという観点から解説する。
1.情報化社会における光と影 2022 2.パスワード・認証 3.情報セキュリティの基盤技術「暗号」 4.マルウエア 5.システムとネットワークのセキュリティ 6.個人情報とプライバシー 7.情報セキュリティポリシー 8.情報システム連携におけるトラブルと対策 9.情報セキュリティとリスクマネジメント 10.情報社会の法とジレンマ 11.インターネットでのトラブル 12.情報倫理教育と子どもたち 13.技術者倫理と情報セキュリティ人材育成 14.高等教育・生涯学習における情報セキュリティ教育 15.展望と発展学習

技書の森解説

『情報セキュリティ概論』は、情報セキュリティにこれから関わる人や学んだことがない人に向けて、情報システムをどう開発し運用するか、利用者への教育をどう行うかという観点から情報セキュリティの基本を解説する教科書です。山田恒夫と辰己丈夫の編著で、放送大学教材の 1 冊として放送大学教育振興会から 2022 年 3 月 20 日に発売されました。国立国会図書館の書誌では、出版者として放送大学教育振興会と、頒布を担う NHK 出版が並んでいます。

全 15 章の構成、認証と暗号から情報セキュリティ教育まで

目次は全 15 章で、第 1 章「情報化社会における光と影 2022」に始まり、第 15 章「展望と発展学習」で終わります。第 2 章から第 5 章は「パスワード・認証」「情報セキュリティの基盤技術「暗号」」「マルウエア」「システムとネットワークのセキュリティ」と技術の題材が続き、第 6 章から第 9 章は「個人情報とプライバシー」「情報セキュリティポリシー」「情報システム連携におけるトラブルと対策」「情報セキュリティとリスクマネジメント」です。第 10 章「情報社会の法とジレンマ」と第 11 章「インターネットでのトラブル」のあと、第 12 章「情報倫理教育と子どもたち」、第 13 章「技術者倫理と情報セキュリティ人材育成」、第 14 章「高等教育・生涯学習における情報セキュリティ教育」と、教育と人材育成を題材にした 3 章が置かれています。巻末には索引が付きます。

機密性、完全性、可用性と、認証や暗号が受け持つ役割

情報セキュリティ の目標は、許可された人だけが情報を読めること (機密性)、情報が勝手に書き換えられていないこと (完全性)、必要なときに情報やシステムを使えること (可用性) の 3 つに整理されます。認証は、システムを使おうとしている相手が本人かどうかを確かめる仕組みで、パスワードはその最も身近な手段です。パスワードは推測や使い回し、漏えいに弱い手段でもあります。暗号は、データを鍵がなければ読めない形に変える 暗号化 によって機密性を支え、ハッシュ関数や電子署名の形で改ざんの検出と送り手の確認にも使われます。マルウエアは利用者の意図しない動作をするソフトウェアの総称で、端末の中の情報を盗み出したり、ファイルを使えなくしたりして、3 つの目標のいずれかを崩します。

「構造」と「なぜ」を掲げる紹介文と、組織と人の章

版元ドットコムの紹介文は、情報リテラシーとして情報セキュリティの基本を身につけることに加えて、情報セキュリティ領域が持つ「構造」を知ること、より高度な技術や「なぜ」を考える態度を身につけることを挙げています。情報セキュリティポリシーは、組織が守る対象と守り方を文書として定めたものです。リスクマネジメントは、守るべき情報資産を洗い出し、起こりうる脅威と被害の大きさを見積もり、対策を選ぶ一連の作業を指します。第 12 章から第 14 章は、子どもへの情報倫理教育、技術者倫理と人材育成、高等教育や生涯学習での情報セキュリティ教育を章題に掲げています。

情報セキュリティにこれから関わる人や、学んだことがないまま情報システムの開発や運用、利用者への教育に携わる人に向けた、認証と暗号などの技術から個人情報、ポリシー、法と倫理、情報セキュリティ教育までを全 15 章で扱う放送大学の教科書です。

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