PIC で楽しむ Bluetooth・Wi-Fi 機器の自作

ピック デ タノシム ブルートゥース ワイ ファイ キキ ノ ジサク

PIC で楽しむ Bluetooth・Wi-Fi 機器の自作の表紙
ハードウェア
著者:
後閑哲也(ゴカン, テツヤ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2013年11月
ISBN:
9784774160054
在庫:
在庫あり
5(1 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
PIC マイコンBluetoothWi-Fi無線通信ハードウェア設計ファームウェア開発アプリケーション開発IoT電子工作プロトタイピング

なぜ注目されているか

総合2226位

書籍紹介

PIC マイコンを使って、Bluetooth による近距離無線通信や、Wi-Fi による無線 LAN 通信ができる機器を自作する方法をまとめた本です。Bluetooth は 1 対多の制御や双方向通信が可能です。また、Wi-Fi は基本的に LAN と同じことができ、インターネット経由でクラウドと組み合わせることも可能なので、赤外線による無線通信よりも応用範囲が格段に広がります。本書では、各技術の基本や無線モジュールの使い方から解説をはじめ、無線通信可能な機器のハードウェア、ファームウェア、タブレット・スマートフォン・PC から機器を制御するためのアプリケーションの作り方を、実際の製作例を通じて詳細に説明します。

技書の森解説

『PIC で楽しむ Bluetooth・Wi-Fi 機器の自作』 (後閑哲也 著、技術評論社、2013 年 10 月刊) は、PIC マイコンを使って、Bluetooth による近距離無線通信や Wi-Fi による無線 LAN 通信ができる機器を自作する方法をまとめた本です。版元の案内には、各技術の基本や無線モジュールの使い方から解説を始め、無線通信可能な機器のハードウェア、ファームウェア、タブレット / スマートフォン / PC から機器を制御するためのアプリケーションの作り方を、実際の製作例を通じて説明するとあります。

著者の後閑哲也は 1947 年生まれで、子供のころに電子工作に魅了され、大学、仕事とすべて電子の世界を歩み、電子工作の趣味とコンピューターの仕事を融合した遊びの世界をホームページや書籍で紹介し続けていると版元のプロフィールにあります。

第 0 章と Bluetooth の第 1 部、Wi-Fi の第 2 部の構成

本文は第 0 章「PIC と無線通信」から始まり、第 1 部「Bluetooth」の第 1 章から第 4 章、第 2 部「Wi-Fi」の第 5 章から第 9 章が続きます。第 1 部は、第 1 章「Bluetooth の基礎と Bluetooth モジュール」で RN-42 モジュールの制御コマンドを扱ったのち、第 2 章「簡易 I/O ボードを Bluetooth で接続」、第 3 章「無線リモコン MP3 プレーヤの製作」、第 4 章「ワイアレスオシロスコープの製作」へ進みます。第 2 部は、第 5 章「無線 LAN の基礎と Wi-Fi モジュール」のあと、第 6 章「簡易 I/O ボードを UDP で無線接続」、第 7 章「簡易 I/O ボードを TCP で無線接続」、第 8 章「簡易 I/O ボードをタブレットから制御」、第 9 章「Twitter でつぶやく自動つぶやきシステムの製作」です。コラムが 2 本あり、国立国会図書館の書誌では文献あり、索引ありと記録されています。

製作例のハードウェア、ファームウェアとタブレットのアプリ

第 2 章から第 4 章の製作例は、ボードのハードウェアの製作、PIC マイコンのファームウェアの製作、タブレットのアプリケーションやプログラムの作成、動作の確認やテストの節で組まれています。第 3 章は MP3 メインボードと MP3 デコーダサブボードの 2 枚のハードウェアを、第 4 章はデータ収集ボードを製作します。第 6 章と第 7 章はパソコン側のアプリケーションを、第 8 章はタブレットのアプリケーションを作り、第 9 章は汎用 I/O ボードのハードウェアとファームウェアに加えて、Twitter につぶやく方法として StewGate U の使い方を扱います。

無線モジュールとシリアル通信、UDP と TCP

RN-42 のような無線モジュールは、無線の通信の処理をモジュールの中で行い、マイコンとはシリアル通信で制御コマンドとデータをやり取りする部品です。自作の機器を無線 LAN からインターネットにつなぎ、離れた場所から監視や制御をする形は IoT と呼ばれます。第 6 章の UDP は、接続を確立せずにデータを送り、届いたかの確認や再送をしない方式です。第 7 章の TCP は、通信の前に接続を確立し、データの順序と到達を確かめて、失われた分を送り直します。UDP と TCP はどちらも TCP/IP のトランスポート層の方式です。第 8 章のソフト AP モードは、Wi-Fi モジュール自身がアクセスポイントとして動き、無線 LAN のルーターを介さずに端末と直接つながる動作です。

本書は、第 0 章の近距離無線通信の種類から、Bluetooth の第 1 部と Wi-Fi の第 2 部の製作例までを全 10 章に収めています。

この本に興味がある方におすすめ

関連する本

後閑哲也 の他の書籍

関連記事

関連用語

共有: