Canon EOS 6D Mark2 基本 & 応用撮影ガイド

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Canon EOS 6D Mark2 基本 & 応用撮影ガイドの表紙
ハードウェア
著者:
長谷川丈一(ハセガワ, ジョウイチ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2018年03月
ISBN:
9784774196206
シリーズ:
今すぐ使えるかんたん mini
在庫:
在庫あり
4.43(7 件 / 楽天ブックス)
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技書の森解説

キヤノンのフルサイズデジタル一眼レフ EOS 6D Mark II を手にしたあと、どの場面でどの設定を選ぶかを機種に即して知りたい人に向けた一冊が、『Canon EOS 6D Mark II 基本 & 応用 撮影ガイド』 (長谷川丈一 著、技術評論社、2018 年 3 月刊) です。技術評論社の「今すぐ使えるかんたん mini」シリーズの一冊で、版元の概要では、持ち運びに便利なハンディサイズの誌面に、6D Mark II の基本操作や撮影方法、シーンにあわせた撮影テクニック、お勧めのレンズ紹介、6D から引き続き搭載されている Wi-Fi、GPS 機能の活用法まで盛り込んだ操作解説書と説明されています。

全 7 章の構成、操作の基本から交換レンズ、Wi-Fi と GPS、実践まで

構成は第 1 章「操作と撮影の基本」から第 7 章「撮影実践テクニック」までの全 7 章です。第 1 章でモードダイヤルと撮影モード、写真の画質とサイズ、撮影した画像の再生 / 消去 / 保護といった操作システムを押さえ、第 2 章「ピントと構図」では AF 動作 / 測距エリア / AF フレームの 3 つの節でフォーカス機能を使いこなし、ライブビュー撮影のフォーカス機能にも触れます。第 3 章「露出と応用撮影」は P モード、Tv モード、Av モード、M モードの各モードに、測光方式、露出補正、ALO と高輝度側 / 階調優先、HDR 撮影を加えた章です。第 4 章「光と色彩」で ISO 感度、外部ストロボ、ホワイトバランス、ピクチャースタイルを扱い、第 5 章「表現領域を広げる交換レンズ」では焦点距離 / 画角 / 被写界深度の関係から、標準ズーム、単焦点、広角ズーム、望遠ズーム、マクロの各レンズへ進みます。第 6 章「Wi-Fi 機能 & GPS 機能」はスマートフォンとの接続、GPS 機能による位置情報の記録、リモート撮影と画像再生を扱い、第 7 章は人物、夜景をバックにした人物、動物園、水族館、風景や自然、高感度を活かした夜景、記念写真、乗り物、テーブルフォト、RAW 現像、動画モードの 11 節です。

露出の三要素とレンズの画角、6D Mark II で覚える撮影の技術背景

カメラの設定が難しく感じられる根本は、シャッター速度、絞り、ISO 感度という 3 つの要素が互いに取引関係にあることです。シャッター速度を速くして動きを止めれば取り込む光は減り、絞りを開けて光を増やせば被写界深度が浅くなってピントの合う範囲が狭まり、ISO 感度を上げれば暗い場所でも撮れる代わりにノイズが増えます。第 3 章が Tv モードでシャッター速度を、Av モードでボケ味を操り、そのうえで M モードへ進む順序になっていて、第 4 章の冒頭で ISO 感度を扱う流れは、この取引関係を一つずつ体で覚える組み立てです。フルサイズセンサーの機種では、同じ画角を得るための焦点距離が APS-C センサーの機種と異なり、被写界深度の浅さも際立つため、第 5 章の焦点距離 / 画角 / 被写界深度の関係は、別のフォーマットから移ってきた人ほど読む価値があります。第 6 章の Wi-Fi と GPS は、スマートフォンと接続して離れた場所からリモート撮影や画像再生を行い、位置情報を記録して後から撮影地を辿れるようにする、カメラを単体で完結させない使い方への入口です。

2018 年 3 月刊行時点の内容、6D Mark II の使い方を知りたい人へ

版元が「こんな方にオススメ」として挙げるのは、EOS 6D Mark II の使い方を知りたい人です。第 1 章がバッテリー残量と SD カードの確認から始まる構成なので、デジタル一眼レフが初めての人でも読み進められます。一方で本書は 6D Mark II に特化した操作解説書であり、内容は 2018 年 3 月の刊行時点のものです。別の機種を使っている人、写真表現の理論や現像ソフトの操作を深く学びたい人、動画撮影を主目的にする人には、それぞれ専門の本のほうが合います。判型は版元表記で B6 変形、索引が付いています。

6D Mark II を手にして、オートまかせから一歩踏み出したい人にとって、この本の元の取り方は明快です。第 3 章と第 4 章で露出の三要素を自分の言葉で説明できるようになり、第 5 章でレンズ選びの基準を持ち、第 7 章の場面別テクニックを実際の撮影で試す。この 3 つを一冊で済ませられるハンディサイズのガイドとして、カメラバッグに入れておく価値のある本です。

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