風景写真撮影ハンドブック

フウケイ シャシン サツエイ ハンドブック

風景写真撮影ハンドブックの表紙
ハードウェア
著者:
服部考規 / ナイスク(ハットリ, タカノリ / ナイスク)
出版社:
技術評論社
出版日:
2019年02月
ISBN:
9784297103729
シリーズ:
今すぐ使えるかんたん mini
在庫:
在庫あり
5(2 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
デジタルカメラハードウェア写真撮影風景写真撮影テクニック光と色構図露出焦点季節撮影

なぜ注目されているか

総合2680位

書籍紹介

春夏秋冬それぞれの美しさを鮮やかに写し取るための 1 冊!

技書の森解説

『風景写真撮影ハンドブック』 (服部考規、ナイスク 著、技術評論社、2019 年 2 月刊) は、春夏秋冬の季節ごとに、風景写真の撮影テクニック、お勧めの被写体、覚えておくと便利な知識をまとめた本です。技術評論社の「今すぐ使えるかんたん mini」シリーズの 1 冊で、版元はポケットサイズなので撮影先ですぐに取り出して参照できると案内しています。版元が挙げる対象は、風景写真をもっとうまく撮りたい人です。

撮影前の準備と春夏秋冬の 4 章、全 5 章の構成

CHAPTER 1「撮影前の準備をしよう」は、風景写真の撮影に必要なもの、撮影に必要な道具、カメラの機能、カメラの基本ケアの節です。CHAPTER 2「春を撮る」から CHAPTER 5「冬を撮る」までは季節ごとの章で、各章の冒頭に季節の撮影準備の項を置き、そのあとに撮り方の節を並べます。春は菜の花や桜、チューリップ、夏は入道雲や砂浜、滝、天の川、ヒマワリ畑、秋は紅葉や富士山、ヒガンバナ、コスモス、稲穂、冬は雪や霧氷、氷、冬の残照が題材です。巻末には Appendix 1「画像処理のコツ」と、Appendix 2「季節別 全国撮影スポットガイド」が付きます。節には「桜吹雪をシャッタースピードで操る」「ND フィルターで絹糸のような流れを撮る」があります。

露出補正とホワイトバランス、季節の光を写す技術

節の題に繰り返し出てくるのが露出補正です。露出補正は、カメラが決めた明るさをプラスやマイナスに調整する機能です。本書には、冬の章の「雪は白トビに注意して露出プラスで撮る」や、秋の章の「暗い背景では露出マイナスで紅葉の色を強調する」の節があります。冬の章には、雪面に映った木の影をスポット測光で撮る節もあります。ホワイトバランス (WB) は、光の色に合わせて白を白く写すための設定です。昼の太陽光の下で蛍光灯向けの設定を選ぶと、画面全体が青みに寄ります。本書は春の章で「WB 蛍光灯で桜を幽玄な雰囲気に写す」を、冬の章で冬の残照に深い青味を出す撮り方を、秋の章で曇天向けの設定で黄金色の夕暮れを引き立てる撮り方を取り上げています。

ND フィルターと PL フィルター、レンズと絞りの使い分け

ND フィルターは色を変えずに光の量を減らすフィルターで、明るい日中でもシャッタースピードを遅くできるため、滝や渓流の水の流れを糸のように写すのに使われます。PL フィルターは特定の向きに振動する光を遮るフィルターで、水面や葉の照り返しを抑えたり、青空の色を濃くしたりする効果があります。本書は夏の章で PL フィルターで乱反射を抑えて色を出す撮り方を、冬の章で澄んだ空気を強調する撮り方を扱っています。レンズでは、望遠レンズで遠近の距離感を縮めて見せる圧縮効果を春の章で取り上げ、絞りでは、開放にして背景をぼかす撮り方と、被写界深度を深くして雪の質感を写す撮り方の両方が節の題に並びます。夏の章には、シャッタースピードと ISO 感度で天の川の星を撮る節もあります。本書の題材は季節の自然の風景で、目次には人物の撮影や街のスナップ、建築の撮影を主題にした章はありません。画像処理は Appendix 1 の付録として扱われています。本書は、撮影の準備と道具、春夏秋冬の季節ごとの撮影テクニック、画像処理のコツと全国の撮影スポットの案内を、全 5 章と Appendix 2 本に収めています。

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