Excel パワーピボット DAX 編 3 つのルールと 5 つのパターンでデータ分析をマスターする本
エクセルパワーピボットダックスヘン ミッツノルールトイツツノパターンデデータブンセキヲマスタースルホン
- 著者:
- 鷹尾 祥(タカオ アキラ)
- 注目:
- 総合 2894 位
- 出版社:
- 翔泳社
- 出版日:
- 2023年06月19日
- ISBN:
- 9784798181073
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
ついにメジャーが自由自在に!? データからエッセンスを引き出し、目的に合わせて再構築できる! DAX とデータモデルを正しく理解する、世界でも類を見ない実用的な教科書。本質を体得できるシナリオを多数紹介。
技書の森解説
『Excel パワーピボット DAX 編 3 つのルールと 5 つのパターンでデータ分析をマスターする本』 (鷹尾 祥 著、翔泳社、2023 年 6 月刊) は、Excel の Power Pivot や Power BI で使う数式言語 DAX を、メジャーの組み立て方に絞って解説した実用書です。版元の紹介文によると、モダンエクセルシリーズの第 3 弾で、第 1 弾の『Excel パワーピボット』が集計と分析を自動化する全体像を、第 2 弾の『Excel パワークエリ』が Power Query によるデータの取り込みと前処理を扱ったのに対し、本書は DAX に焦点を絞っています。掲載の DAX 式はそのまま Power BI でも使えると版元は案内しています。
DAX の仕組み、3 つのルール、5 つのパターンの 3 部構成
本文は 3 部構成です。第 1 部「DAX の仕組み」は、集計の 3 つのプロセス、ピボットテーブルとメジャーによる集計と DAX クエリによる集計、データ型と演算、FILTER 関数、メジャーの基本と約束事までを扱います。第 2 部「3 つのルール」は、第 1 章「フィルター」、第 2 章「リレーションシップ」、第 3 章「フォーカス」の 3 章で、CALCULATE 関数による自動フィルターと手動フィルター、変数 VAR と ALL 関数、リレーションシップの方向、見える集計単位と隠れた集計単位を順に取り上げます。第 3 部「5 つのパターン」は、全体 / 部分パターン、独立テーブル・パターン、順位 / 累計パターン、組み合わせパターン、時間軸分析パターンの 5 章です。付録では糖衣構文、式やテーブルの命名規則とコーディングルール、ピボットテーブルの便利な機能、DAX 式のエラーチェック、追加シナリオを扱います。
CALCULATE 関数とフィルターコンテキスト、第 3 部の 5 つのパターン
フィルターコンテキストは、ピボットテーブルの行や列の見出しとスライサーで選ばれた条件によって決まる、メジャーの計算の対象の絞り込みの状態です。CALCULATE 関数はその絞り込みを書き換える関数で、第 2 部の第 1 章「フィルター」が自動フィルターと手動フィルターを扱います。絞り込みはリレーションシップを通じて別のテーブルへ伝わり、第 2 章「リレーションシップ」がその方向を扱います。構成比や順位、累計、前年との比較といった データ分析 の計算は第 3 部の 5 つのパターンで、構成比、順位と累計、新規顧客の抽出、タイムインテリジェンス関数とカスタムカレンダーによる時間軸の分析を具体的な場面として扱います。
版元の紹介文が挙げる本書の目標と、同じシリーズとの分担
版元は、データモデルに取り込んだデータをスライサーやフィルターで選んだ条件で自由に集計すること、自分の行いたい集計のメジャーを作ること、結果がなぜそうなるのかを自分の口で説明できることなどを本書の目標に挙げ、ほかの専門書を理解するための足がかりを作ることも目標の一つとしています。版元の紹介文は、著者を IT と経理の両方を理解する人物と紹介しています。版元の紹介文によれば、Power Query による取り込みと前処理は同じシリーズの第 2 の巻が扱います。Excel の本の選び方は Excel / VBA 本ガイド にまとめています。
本書は、DAX の仕組みを第 1 部、フィルター、リレーションシップ、フォーカスの 3 つのルールを第 2 部、全体 / 部分から時間軸分析までの 5 つのパターンを第 3 部に収め、付録で命名規則やエラーチェックを補っています。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
関連記事
データベース本ガイド - SQL から設計まで学べる技術書の選び方
データベースの基礎から設計、パフォーマンスチューニングまで学べる技術書の選び方と学習順序を紹介します。
ネットワーク本ガイド - TCP/IP の教科書からプロトコル各論や実務書までの選び方
ネットワークを学ぶ技術書の選び方を 3 段階 (全体像の教科書 → HTTP や DNS のプロトコル各論 → 実務と運用) で整理。マスタリング TCP/IP や図解入門 TCP/IP などの定番書の使い分けと、ネットワーク本の賞味期限の考え方を解説します。
1 万行のコードより 1 冊の設計書が勝つ場面
大量のコードを書く力と、適切な設計を選ぶ力は別物です。コード量では解決できない問題に直面したとき、設計の知識がどう効くのかを具体例で解説します。
関連用語
データ分析
データを集計 / 可視化 / 統計処理し、意思決定に役立つ示唆を引き出す活動
データサイエンス
統計学 / プログラミング / ドメイン知識を組み合わせ、データから価値を生み出す学問領域
Kinesis
AWS のリアルタイムデータストリーミングサービスで、大量のデータを収集 / 処理 / 分析する
シャーディング
データを複数のデータベースインスタンスに水平分割し、書き込みスループットとストレージ容量をスケールさせる手法
フィーチャーストア
機械学習の特徴量を一元管理し、学習時と推論時で一貫して提供するためのデータ基盤
R
統計解析とデータ可視化に特化したプログラミング言語。研究 / 分析分野で広く使われる