確かな力が身につく PHP「超」入門 第 2 版
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- 著者:
- 松浦健一郎 / 司 ゆき(マツウラケンイチロウ / ツカサユキユキ)
- 注目:
- 総合 1809 位
- 出版社:
- SB クリエイティブ
- 出版日:
- 2022年09月26日頃
- ISBN:
- 9784815617141
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
PHP の基礎から、コマースサイトの作成に必要な知識まで、しっかりと解説します。
ショッピングカートやログイン処理の作成から、商品管理などを行うデータベースの設定・制御法まで、Web 開発の現場で求められる知識をサンプルで体験しながら学べます。
目次
Chapter1 イントロダクション
Chapter2 環境構築と動作確認
Chapter3 最初の PHP プログラミング
Chapter4 制御構造とコントロール
Chapter5 関数を使いこなす
Chapter6 データベースの基本と操作
Chapter7 実用的なスクリプト
Chapter8 Web アプリケーションとして公開する
Chapter1 イントロダクション
Chapter2 環境構築と動作確認
Chapter3 最初の PHP プログラミング
Chapter4 制御構造とコントロール
Chapter5 関数を使いこなす
Chapter6 データベースの基本と操作
Chapter7 実用的なスクリプト
Chapter8 Web アプリケーションとして公開する
技書の森解説
PHP を学び始めた人がつまずきやすいのは、文法を一通り覚えても「それで何が作れるのか」が見えにくいことです。『確かな力が身につく PHP「超」入門 第 2 版』 (松浦健一郎 / 司ゆき 著、SB クリエイティブ、2022 年 9 月刊) は、PHP の基礎からコマースサイトの作成に必要な知識までを一冊で扱う入門書で、版元は「やさしい説明で確かな力が身につく! トコトン親切な入門書」と紹介しています。ショッピングカートやログイン処理の作成から、商品管理などを行うデータベースの設定 / 制御法まで、Web 開発の現場で求められる知識をサンプルで体験しながら学ぶ構成で、サンプルファイルは版元サイトからダウンロードできます (2026 年 9 月時点で提供中)。
全 8 章の構成、環境構築からコマースサイトの公開まで
構成は Chapter 1 から Chapter 8 までの全 8 章です。Chapter 1「イントロダクション」と Chapter 2「環境構築と動作確認」で PHP を動かす土台を整え、Chapter 3「最初の PHP プログラミング」、Chapter 4「制御構造とコントロール」、Chapter 5「関数を使いこなす」で言語の基礎を積み上げます。後半は Chapter 6「データベースの基本と操作」、Chapter 7「実用的なスクリプト」と応用に移り、Chapter 8「Web アプリケーションとして公開する」で締める流れです。章題の並びを見ると、前半 5 章が言語そのもの、後半 3 章がデータベースと実用的な処理、そして公開という配分で、文法の練習で終わらずに動くものを外へ出すところまでを射程に入れています。
版元の紹介文が挙げる題材はコマースサイトです。ショッピングカートやログイン処理、商品管理などを行うデータベースの設定 / 制御法という題材は、いずれも「入力を受け取り、状態を保持し、保存したデータを取り出して表示する」という Web アプリケーション の基本動作を、それぞれ別の角度から要求します。文法の確認問題ではなく実際のサービスに近い形のサンプルを組み立てながら学ぶため、覚えた構文が画面上のどの動きに対応するのかを確かめながら進められるのが本書の設計です。
ショッピングカートとログイン処理を題材にする意味
PHP は HTML の中に処理を埋め込んでページを動的に生成する用途で広まったサーバーサイド言語で、ブラウザからのリクエストごとにスクリプトが実行され、応答を返して終わります。この仕組みは単発のページ生成には向く一方、ショッピングカートのように「前のページで何を選んだか」をリクエストをまたいで覚えておく処理や、ログインのように「この利用者は誰か」を確認し続ける処理では、状態をどこに持たせるかという設計の問題に必ず直面します。さらに商品管理では、データを データベース に保存し、条件を付けて取り出し、更新する操作が必要になり、言語の文法だけでは足りない知識 (テーブルの設計、問い合わせの書き方、利用者の入力値の扱い) が求められます。コマースサイトという題材は、この「状態」と「永続化」という Web 開発の 2 つの難所を自然に通過させる教材として理にかなっており、入門書でありながら現場で求められる知識をうたう版元の説明とも整合します。
PHP 未経験から始められる前提と、向かない使い方
前提知識について版元が明示する条件はありませんが、Chapter 2 の環境構築から Chapter 3 の最初のプログラミングへ進む章立ては、PHP に触れたことがない読者を想定した順序です。Web ページを作る本なので、HTML の基本的な読み方を知っていると画面まわりの理解が速くなります。一方で、対応する PHP のバージョンや第 2 版での変更点は版元ページに記載がないため、特定バージョンの新機能を目当てに選ぶ本ではありません。目次にフレームワークの章は無く、既に PHP で開発している人向けの設計論を求める読者にも向きません。そうした人は、Web 開発本の学習マップ を参考に次の段階の本を選ぶほうが早道です。著者について版元の著者紹介 (刊行時点) は、松浦健一郎氏を研究所において並列コンピューティングの研究に従事した後、フリーのプログラマ & ライター & 講師として活動中とし、司ゆきと共著でプログラミングやゲームに関する著書多数と記しています。司ゆき氏は学生時代から 20 年以上、プログラマおよびライターの仕事を続け、書籍の執筆や翻訳のほか、ソフトウェアの受注設計開発を行うと紹介されています。
PHP で自分の手で動く Web サービスを一つ作りたい人、特に商品一覧やカート、ログインのある画面を最終目標に置いている人には、文法の学習と完成品の組み立てが一本の線でつながる本書は投じた時間を回収しやすい選択です。サンプルを実際に動かしながら 8 章を進めれば、次にフレームワークや本格的なデータベース設計へ進むときの土台ができています。
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