ファミコンの驚くべき発想力(ファミコン ノ オドロクベキ ハッソウリョク)
限界を突破する技術に学べ
- 著者:
- 松浦健一郎/司ゆき(マツウラ,ケンイチロウ/ツカサ,ユキ)
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2010年11月
- ISBN:
- 9784774144290
- シリーズ:
- ポケットカルチャー
- 在庫:
- 在庫あり
★★★☆☆3.46(33 件)
中級者向け
レトロコンピュータゲームプログラミングリソース最適化ゲームデザインアセンブリ言語クラシックゲーム開発ゲームエンジンプログラミングパターン歴史的技術ゲーム文化
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小さなコンピュータに詰まった緻密な設計思想。限られた資源を活用する驚異のプログラミング技術。ゲームの基本構造と同時に生まれたゲーム文化。これから全く新しいゲームを考えることは可能か?ゲームを考えるための原点回帰。
技書の森解説
RAM わずか 2KB 、同時発色数 25 色、スプライト同時表示 8 個。この極端な制約のなかで、なぜファミコンのゲームはあれほど多彩な表現を実現できたのか。本書はその謎を、ハードウェアの仕様とプログラミング上の工夫の両面から解き明かします。
背景のスクロールを実現するためのネームテーブルの使い分け、ラスタ割り込みによる画面分割、バンク切り替えで ROM 容量の壁を越える手法など、制約の中で知恵を絞った開発者たちの具体的な技巧が丁寧に示されます。ハードの仕組みを知ったうえでソフトウェア側の工夫を追うという構成のため、組込み系の知識がなくても流れを追えますが、 CPU やメモリの基本概念は前提として必要です。
リソースが潤沢になった時代だからこそ、「制約がアイデアを生む」という設計思想を学ぶ教材として読む価値があります。レトロゲームへの懐かしさだけでなく、限られたリソースで最大の効果を引き出す技術者の姿勢を追体験したい人に向いた一冊です。
言及 Qiita 記事 (1 件)
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