Q & A 実務家のための YouTube 法務の手引き

キューアンドエージツムカノタメノユーチューブホウムノテビキ

Q & A 実務家のための YouTube 法務の手引きの表紙
その他
著者:
河瀬季(カワセトキ)
出版社:
日本加除出版
出版日:
2022年10月15日頃
ISBN:
9784817848499
在庫:
在庫あり
3.5(3 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
YouTube 法務VTuber 法務コンテンツ著作権ビジネス契約誹謗中傷対策インターネット法企業法務広報戦略デジタルビジネス実務ガイド

なぜ注目されているか

総合2918位

書籍紹介

YouTuber-VTuber・広報動画には法務サポートが必要です! VTuber チャンネルの事業譲渡とその契約書のポイント。誹謗中傷コメントの削除方法の実務。弁護士企業・自治体広報担当者必読!

技書の森解説

『Q & A 実務家のための YouTube 法務の手引き』 (河瀬季 著、日本加除出版、2022 年 10 月刊) は、YouTube での動画配信や生放送に関わる法律相談を、序章と全 5 章、37 の設問、契約書の条項例で整理した実務書です。版元は弁護士と企業 / 自治体の広報担当者を読者として挙げ、公開する動画の内容で生じる法的問題と、配信者や企業が結ぶ契約の条件を扱う本と案内しています。版元の著者紹介によると、著者は刊行時に弁護士法人モノリス法律事務所の代表弁護士で、IT エンジニアと IT 企業の経営を経て弁護士資格を取得しています。版元の紹介文は、YouTuber の収益構造や金銭管理、企業案件といったビジネスモデルの解説、「歌ってみた」をはじめとする業界の用語の解説、YouTube の利用規約を踏まえた内容、すぐに利用できる条項例の収録を本書のポイントとして挙げています。

YouTube の動画に重なる法律と規約の層

楽曲の歌詞と旋律を使うことと、CD などに録音された音源を使うこととでは、許諾を得る相手が異なります。第 2 章の「歌ってみた」動画と音楽の利用の設問がこの区別を扱います。肖像権とプライバシーは、通行人や建物が写り込む場面で関わり、第 2 章の写り込みとライブ配信中の写り込みの設問が扱います。YouTube の利用規約は法令とは別に適用され、第 1 章の最初の設問が規約のポイントを、第 3 章がアカウントが停止された場合の対策を扱います。誹謗中傷への対応では、投稿を消させる削除の請求と、投稿者を突き止める発信者情報の開示は別の手続きで、第 3 章が削除方法と投稿者の特定方法を扱います。

序章と全 5 章の構成、規約から条項例まで

第 1 章「YouTube のルール」は、利用規約のポイント、プライバシー侵害に当たる動画の法的責任、チャンネル登録者へのプレゼント企画、「物申す系」動画の注意点を扱います。第 2 章「配信内容の問題」は、「歌ってみた」動画と音楽の利用、テーマパーク内で撮影した動画、テレビ企画を模倣した動画、リアクション動画、写り込みと肖像権、ライブ配信中の写り込み、撮影方法が不適切な動画、ドローンによるライブ配信への法規制、建築物の画像利用、ゲーム動画と MOD、化粧品を紹介する際の広告規制、サムネイルを取り上げます。第 3 章「運営上起こり得る問題」は第 1 金銭、第 2 誹謗中傷、第 3 その他の問題で、収益化と税金、配信者の死亡による相続、カップルチャンネルの 2 人が破局した後の問題、誹謗中傷を受けた場合の削除方法と投稿者の特定方法、誹謗中傷を行った場合、VTuber に対する権利侵害、アカウントが停止された場合の対策、著作権侵害詐欺を扱います。第 4 章「契約・企業に関する問題」は、動画編集の代行依頼、事務所との契約、VTuber チャンネルの事業譲渡、ステルスマーケティング、企業案件の契約、広告が炎上したときの対応、「踊ってみた」動画、ゲーム実況動画の「ネタバレ」、ファスト映画、著作権侵害の損害の推定を扱います。第 5 章「契約書・ひな形」は、動画編集の代行依頼、事務所との契約、VTuber チャンネルの事業譲渡契約書、企業案件の契約の 4 つの条項例を収め、巻末にキーワード / 事項索引と判例索引を置いています。

刊行後に始まったステルスマーケティングの規制

消費者庁の案内によると、2023 年 10 月からステルスマーケティングは景品表示法違反となり、対象には、企業がインフルエンサーなどの第三者に依頼して投稿させる広告も含まれます。第 4 章のステルスマーケティングの設問は、本書の刊行 (2022 年 10 月) の後に始まったこの規制より前に書かれています。本書は、YouTube の規約、配信内容、運営、契約と企業案件の問題を 37 の設問にまとめ、4 つの条項例を第 5 章に収めています。

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