新・明解 C 言語 入門編 第 2 版

シンメイカイシーゲンゴニュウモンヘンダイニハン

新・明解 C 言語 入門編 第 2 版の表紙
プログラミング
著者:
柴田望洋(シバタボウヨウ)
出版社:
SB クリエイティブ
出版日:
2021年09月13日頃
ISBN:
9784815609795
在庫:
在庫あり
4.34(7 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
C・C++・C#プログラミングC 言語入門書基礎データ構造ポインターファイル処理文字列処理関数プログラミング教育

なぜ注目されているか

総合410位 ↑ 6 ランクアップ 言及 3 件・うち記事 2 件を掲載
言及数
780位

書籍紹介

【シリーズ累計 120 万部突破!】
わが国最大の C 言語のベストセラー & ロングセラーの大改訂版。

「最も明快で、最も正確な C 言語入門書」として、日本で最も多くの読者を獲得している C 言語入門書の改訂版です。プログラミング教育界の巨匠 柴田望洋が、実際に動作するサンプルプログラムと視覚的なイメージをつかみやすい図表を使って、C 言語の基礎を語り口調で丁寧に解説しています。
初めて C 言語を学ぶ初心者から、これまでの入門書では理解できなかった経験者まで、すべての学習者にとって最良の入門書です。

第 1 章 まずは慣れよう

第 2 章 演算と型

第 3 章 プログラムの流れの分岐

第 4 章 プログラムの流れの繰返し

第 5 章 配 列

第 6 章 関 数

第 7 章 基本型

第 8 章 いろいろなプログラムを作ってみよう

第 9 章 文字列の基本

第 10 章 ポインタ

第 11 章 文字列とポインタ

第 12 章 構造体

第 13 章 ファイル処理

技書の森解説

プログラミングを初めて学ぶ言語として、あるいは大学の授業や新人研修で避けて通れない科目として C 言語 に向き合う人に、長く読まれてきた入門書の改訂版が『新・明解 C 言語 入門編 第 2 版』 (柴田望洋 著、SB クリエイティブ、2021 年 9 月刊) です。版元はシリーズ累計 120 万部突破 (刊行時点の版元表記) を掲げ、「最も明快で、最も正確な C 言語入門書」として日本で最も多くの読者を獲得している C 言語入門書の改訂版だと紹介しています。実際に動作するサンプルプログラムと、視覚的なイメージをつかみやすい図表を使い、C 言語の基礎を語り口調で解説する方針で、初めて C 言語を学ぶ初心者から、これまでの入門書では理解できなかった経験者までを読者に想定しています。

全 13 章の構成、演算と型からポインタ / 構造体 / ファイル処理へ

構成は第 1 章から第 13 章です。第 1 章 まずは慣れよう、第 2 章 演算と型、第 3 章 プログラムの流れの分岐、第 4 章 プログラムの流れの繰返し、第 5 章 配列、第 6 章 関数、第 7 章 基本型、第 8 章 いろいろなプログラムを作ってみよう、第 9 章 文字列の基本、第 10 章 ポインタ、第 11 章 文字列とポインタ、第 12 章 構造体、第 13 章 ファイル処理、と章題が並びます。章題からは 2 つの工夫が読めます。1 つは型の扱いで、第 2 章で演算と型に触れたあと、配列と関数まで進んでから第 7 章で基本型を改めて掘り下げる二段構えになっていること。もう 1 つは文字列の扱いで、第 9 章で文字列の基本を先に学び、第 10 章でポインタを導入した後、第 11 章で文字列とポインタとして再び取り上げる順序です。難所を一度で片づけず、先に触れておいて後から深める配置が、目次の段階で見えます。

ポインタが難しい理由と、メモリの見取り図から学ぶ意味

C 言語の学習で最大の壁とされるポインタは、変数の値ではなく、その変数が置かれているメモリ上の位置 (アドレス) を扱う仕組みです。難しさの正体は文法ではなく、プログラムが動くときにデータがどこに置かれ、どの名前がどの場所を指しているかという メモリレイアウト を頭の中に描けるかどうかにあります。配列名とポインタの関係、関数に配列を渡すと何が渡されるのか、文字列の終わりをどう判定するのかといった疑問は、この見取り図があれば整理でき、逆に見取り図なしに記法だけ覚えると、動くコードは書けても壊れたときに直せません。図表で視覚的なイメージをつかませる本書の方針は、この見取り図を作る学び方に合っています。C 言語が OS や組み込みといった 低レイヤ の領域を支え、多くの言語の文法の土台になっている以上、ここで身につけたメモリの感覚は、他の言語に移っても値と参照の区別や、可変と不変の扱いを理解する土台として生き続けます。

柴田望洋の著者紹介と、明解シリーズでの位置づけ

著者の柴田望洋について、版元公式の著者紹介は、1963 年生まれ、工学博士、福岡工業大学情報工学部情報工学科准教授で、九州大学工学部卒業、同大学院工学研究科終了後、九州大学助手、国立特殊教育総合研究所研究員を歴任し、2000 年には分かりやすい C 言語教科書 / 参考書の執筆の業績が認められ、(社) 日本工学教育協会より著作賞を授与された、と記しています (刊行時点の版元プロフィール)。版元登録の書誌にある著者プロフィールには『新・明解 C++ 入門』『新・明解 Python 入門』『新・明解 Java 入門』などの著書と、翻訳書『プログラミング言語 C++ 第 4 版』が挙げられ、本書はこの明解シリーズの C 言語入門編に当たります。国立国会図書館の書誌注記には「文献あり 索引あり」とあり、版元公式ページには 2022 年 6 月 14 日付の正誤情報が掲載されているため、購入後に一度確認しておく価値があります。

初学者と学び直しの経験者に向く前提と、向かない使い方

前提知識は要りません。版元は初めて C 言語を学ぶ初心者から、これまでの入門書では理解できなかった経験者までを対象に挙げており、後者は C 言語の学習で一度つまずいた人を指す言葉です。読み物として一気に読むより、B5 変型判の紙面に載るサンプルプログラムを自分で打ち込んで動かしながら進める本で、机の上で開いて手を動かす時間を確保できる人に向きます。一方、目次は文法と基本的なファイル処理までで、標準ライブラリの網羅的な解説やアルゴリズムとデータ構造、大規模なプログラムの設計、OS やハードウェアに近い実践は章題に無く、そうした次の段階を求める人には別の本が必要です。C 言語の文法を既に押さえていて、業務で使う特定分野の知識だけが欲しい人にも、入門編である本書は回り道になります。

元が取れるのは、授業や研修で C 言語を学ぶことになった学生や新人、ポインタで一度つまずいた経験者、他の言語からメモリの理解を深めるために C 言語に立ち戻る人です。全 13 章を順に、サンプルプログラムを動かしながら進めれば、分岐と繰返しから配列 / 関数 / ポインタ / 構造体 / ファイル処理まで、C 言語の基礎文法を一通り自分の手で確かめられます。版元がベストセラー & ロングセラーの大改訂版と位置づけるとおり、C 言語入門の第一候補として他の本を比べる基準になる一冊です。

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