Swift 逆引きハンドブック
スイフト ギャクビキ ハンドブック
Swift 2.x 対応
- 著者:
- 林晃(ハヤシ, アキラ)
- 出版社:
- シーアンドアール研究所
- 出版日:
- 2016年02月
- ISBN:
- 9784863541757
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
技書の森解説
『Swift 逆引きハンドブック』 (林 晃 著、シーアンドアール研究所、2016 年 2 月刊) は、やりたい処理の側から Swift の機能を引けるように組んだ逆引きリファレンスです。版元の書誌登録の紹介文は本書を「iOS アプリ開発者の必携書」と案内し、対応する言語の版を「Swift 2.x 対応」と示しています。国立国会図書館の書誌にも、Swift 2.x 対応の注記と索引ありの注記が登録されています。
Swift の基礎知識から並列処理までの目次 13 項目
版元の書誌登録の目次は 13 項目で、「Swift の基礎知識」「Swift の基本的な構文」「列挙・構造体・クラス」「オブジェクトの基礎」「文字列」「コレクション」「Objective‐C や C 言語との組み合わせ」「データ」「日時・ロケール」「ファイルアクセス」「ネットワークアクセス」「ユーザーデフォルト・ノーティフィケーション」「ランループ・タイマー・並列処理」の順に並びます。目次に、画面の部品やレイアウトを扱う項目はありません。
Objective-C との橋渡しとメインスレッドの扱い
Swift は Apple のプラットフォーム上で Objective-C と同じアプリの中に共存でき、Apple のフレームワークの多くは Objective-C の API として作られたものを Swift から呼び出す形で使われます。文字列や配列、辞書のような基本の型でも、Swift の標準の型と Objective-C 由来のクラスの間で値を受け渡す場面が実装の中に頻繁に現れ、どちらの型で受けるかによって使えるメソッドが変わります。
iOS アプリでは、画面の描画と利用者の操作の受け付けがメインスレッドで行われます。ランループは、そのスレッドの上でイベントやタイマーの発火を待ち受けて順に処理する仕組みです。時間のかかる処理をメインスレッドで走らせると画面の操作が止まるため、重い処理を別のスレッドやキューへ移し、結果だけをメインスレッドへ戻す 並行処理 の組み立てが必要になります。
Swift 2.x 対応という版と、Swift 3 での変更
Swift.org の告知 (2026 年 10 月時点) によれば、2016 年 9 月 13 日に公開された Swift 3.0 は Swift 2.2 と 2.3 とのソース互換がなく、++ と -- の演算子や C 言語風の for 文が取り除かれ、標準ライブラリに API 設計の指針が適用され、Objective-C の API を Swift へ取り込む形も改められました。Swift 2.x の文法で書かれたコードは、そのままでは Swift 3 以降のコンパイラーで通らない箇所が出ます。同じ Swift.org のサイトは、インストールの案内に Swift 6.4.0 を掲げています (2026 年 10 月時点)。
本書は、Swift 2.x の文法と、文字列、コレクション、日時、ファイル、ネットワーク、ユーザーデフォルト、ランループといった標準の機能の使い方を、「Swift の基礎知識」から「ランループ・タイマー・並列処理」までの 13 項目の目次に収め、索引を備えています。
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