70 歳からのスマホ・LINE 世界一わかりやすい安心・安全・便利な使い方 Q&A 大全

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70 歳からのスマホ・LINE 世界一わかりやすい安心・安全・便利な使い方 Q&A 大全の表紙
ハードウェア
著者:
岡嶋裕史(オカジマユウシ)
出版社:
文響社
出版日:
2024年10月03日頃
ISBN:
9784866518275
在庫:
在庫あり
4(4 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
スマートフォンハードウェアモバイルLINEシニア向けインターネットSNSセキュリティデジタルリテラシーユーザーガイドQ&A

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書籍紹介

「情報源はテレビと新聞だけ」そんなシニアは確実に損しています!
スマホを通じてインターネットや SNS を利用するシニアの 8 割は生きがいを感じていると報告されています。家族や友人との交流がこれまで以上に活発になり、孤独感や退屈な毎日から解放されるからです。そんなシニアの生活を一変させる、本当に必要なスマホ機能の使い方に焦点を絞り、70 歳からの物忘れ・足腰の衰えもスマホで解決! お孫さんと楽しむための LINE の便利な機能や写真の上手な撮り方、パスワードを絶対に忘れない秘訣や詐欺メールに戸惑わないための鉄則まで、Q&A 方式でわかりやすく解説します。スマホの苦手が得意に一変します!

技書の森解説

スマートフォンは持っているものの、電話とカメラ以外はほとんど使っていない、という 70 歳前後の人と、その使い方を教える立場の家族に向けた実用ムックです。『70 歳からのスマホ・LINE 世界一わかりやすい安心・安全・便利な使い方 Q&A 大全』 (岡嶋裕史 監修、文響社、2024 年 10 月刊) は A4 判で、版元の内容紹介によれば、本当に必要なスマホ機能の使い方に焦点を絞り、孫と楽しむための LINE の便利な機能、写真の上手な撮り方、パスワードを忘れないための秘訣、詐欺メールに戸惑わないための鉄則までを Q&A 方式で解説する構成です。監修者は情報ネットワークと情報セキュリティを専門とする研究者で、安心 / 安全を書名に掲げる本書の性格と対応しています。

必要なスマホ機能に絞った Q&A 方式、LINE から詐欺メール対策まで

版元は「情報源はテレビと新聞だけ」というシニアに向けて、スマホを通じた家族や友人との交流を本書の出発点に置き、収録する機能を「本当に必要なスマホ機能」に絞ったとしています。物忘れや足腰の衰えをスマホで補うという切り口も内容紹介に挙げられており、単なる操作説明ではなく、生活の中で何に使えるかから入る作りであることが分かります。内容紹介に並ぶ柱は、LINE の便利な機能、写真の撮り方、パスワードの管理、詐欺メールへの対処の 4 つで、これらを質問と回答の形で引ける Q&A 方式が採られています。困ったときに該当する質問を探して読む、という使い方を前提にした形式です。

シニアがスマホでつまずく理由と、監修者の専門である情報セキュリティ

シニアにとってスマホが難しい理由は、操作が目に見える手順として固定されないことにあります。画面ごとに表示が変わり、アイコンの意味は言葉で書かれておらず、OS の更新でボタンの位置さえ変わります。加えて、アカウント、パスワード、Wi-Fi、アプリといった前提となる言葉が日常語ではないため、説明を読むための土台から作る必要があります。そして最も危険なのは、操作を覚えても防げない領域、つまり詐欺メールや偽サイトのように開いてよいかどうかを自分で判断しなければならない場面です。ここは知識ではなく判断の基準が要るため、Q&A の形で具体的な状況ごとに答えを示す方式は理にかなっています。監修者の岡嶋裕史氏は、版元掲載の刊行時プロフィールによれば 1972 年東京都生まれ、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程を修了した博士 (総合政策) で、富士総合研究所、関東学院大学情報科学センター所長などを経て、刊行時点では中央大学国際情報学部教授と中央大学政策文化総合研究所所長を務め、専門は情報ネットワークと 情報セキュリティ です。著書には『いまなら間に合うデジタルの常識』 (日経 BP) や『NHK 趣味どきっ! 生活が楽になる! スマホ基本のキ』 (宝島社) が挙げられています。パスワードと詐欺メールを内容の柱に据えた本書に、セキュリティを専門とする監修者が付いていることは、内容の信頼性を判断する材料になります。

同じ版元の LINE 特化版との使い分けと、A4 判ムックという形

版元サイトの同じ監修者の書籍一覧には、LINE だけを扱う『70 歳からの LINE 世界一わかりやすい安心・安全・便利な使い方 Q&A 大全』も並んでいます。書名どおり、本書はスマホの機能全般と LINE の両方を対象にしているため、スマホそのものの操作から確認したい人は本書、LINE の使い方だけを深く知りたい人は LINE 特化版、という使い分けになります。形としては A4 判のムックで、雑誌に近い大判の紙面は、画面の図と説明文を大きく置きやすい判型です。ムックは書店では雑誌の棚に置かれることも多く、書籍の棚で見つからない場合は雑誌コーナーを探すのが早道です。

70 歳前後の初心者と家族に向く読者、技術書読者にとっての位置づけ

向いているのは、70 歳前後でスマホを持ってはいるが電話以外に自信がない人、LINE で孫や家族とつながりたい人、パスワードや詐欺メールに不安を感じている人です。IT 技術書を読む層にとっては、自分が読む本ではなく、親や祖父母に贈る、あるいは一緒に開いて教えるための共通の教材という位置づけになります。教える側と教わる側が同じ本を見ながら進めると、説明に使う言葉がそろい、電話越しの質問にも本のどの質問かを指して会話ができるようになります。向かないのは、すでにスマホを日常的に使いこなしている人と、特定の機種や OS の画面どおりの手順書を求める人です。版元の内容紹介には機種や OS の記載がないため、機種固有の設定手順を期待する場合は書店で紙面を確かめるほうが確実です。贈る側の選び方については スマホ・パソコン入門書の選び方 にまとめています。

LINE で家族と連絡を取り、撮った写真を送り、怪しいメールを開かずに済ませられるようになることが、内容紹介の 4 つの柱から読み取れる本書の到達点です。スマホの本は端末や OS の更新で古びやすいため、2024 年秋時点の環境を前提にした本であることは踏まえておきたいところですが、必要な機能に絞って Q&A で引ける作りは、家族に一冊贈って一緒に始めるという使い方に合っています。安心 / 安全を先に押さえてスマホを使い始めたい人と、その背中を押したい家族にとって、手に取りやすい選択です。

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